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2016年1月13日 (水)

”Raspberry Piレーダー”を完成形にしてみた

Img_0946

完成形といっていいのかどうかは微妙ですが、Raspberry Pi 2 +赤外線距離センサー”GP2Y0A710K”でレーダーっぽいもの作ってみたで作った”Raspberry Piレーダー”を、上のような感じに持ち運び可能な形にしました。

Img_0244

持ち運びするのにブレッドボードに挿しっぱなしというのではいささかかっこ悪い。

ということで、プリント基板につけることにしました。

Img_0245

まずMCP3002を据付けて

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半田付け。

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あとはこんな感じに配線を作っていきます。

半田付けが汚いですねぇ・・・まあ、こんなのでも動いたので、よしとしてください。

Img_0248

表から見るとこんな感じ。

なお、今回から線同士の結合部被膜用に”収縮チューブ”使ってます。

Img_0250

とりあえず、ちゃんと組めているかどうかを確認するため、この状態で起動しましたが

いきなり起動不能!!

Raspberry Pi 2、起動しません!!

で、散々調べた結果わかったのはRaspberry Piにシャープ製の赤外線距離センサー”GP2Y0A710K”つけてみたで載せた回路図が一箇所間違えてました!

GNDを指す場所間違えてました(上段左から3つ目のところ、前回記事の図では2つ目に挿してます)。

Ir_radar201

これが正しい回路図。申し訳ありません。前の記事も含めて訂正しておきます。

Ir_radar202

ついでなんで、PCA9685と一緒につないだ回路図も載せておきますね。

Img_0251

なんとかRaspberry Piレーダー、復活です。

Img_0939

このレーダー図、もちろんiOS/Android端末のブラウザでも表示可能です。

しかし、せっかくプリント基板に組んでも、むき出しのままでは扱いづらいしみっともない。

こういう困ったときは百均です。

Img_0941

百均でこんな容器を買ってきました。

Img_0942

フタに穴をあけてサーボをぶっ挿し

Img_0943

Raspberry Pi 2と基板類を容器に収めます。

Img_0944

実に嘆かわしいほどの安直なつくりですが、かなりすっきりしました。

Img_0945

この状態でもう一度テスト。正常に動作します。

最終的には、モバイルバッテリーを容器の下にテープで止めておきました。

そういえば、前回このレーダーが動作する様子を動画で公開してませんでしたので、ここに載せておきます。

大体これくらいの速度で動作します。

これ以上早くすると表示が乱れるため、これくらいが限界。

まあ、役に立つのか立たないのか・・・

しかしここまで作っちゃったら、以前作ったRaspberry 大和に載せたくなりますね。

いや、このRaspberry Pi 2をベースにもう一隻作るというのも手かもしれません。サーボとカメラをつけてしまえば、システム的にはRaspberry Pi大和とほぼ同じになりますし。

まあ、今回は大和を作るのが目的ではないので、この辺でやめておきますが。

以前書いたとおり、車載用死角レーダーとしての用途に使えないかと思って作ったわけですが。

それ以外にもいろいろ使い道はありそう。

会社の人で、自宅の庭が猫のトイレに使われてしまっている人がいます。

なんとか猫を見つけて追い出したいそうですが、なかなか遭遇しない。

これを使えば、

・範囲内に何らかの物体を感知したら”警告”

・それでも立ち去らない場合は発泡スチロール製の弾を発射!

なんてシステムが作れそうです。

猫撃退機に使うかどうかは別として、なにか面白い使い道を考えてみようかと思います。

それにしても最近、妙に電子工作ネタが増えたように感じます。

次は何をやろうかなぁ。

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