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2015年12月22日 (火)

ミンティアRaspberry Pi Zeroをもうちょっとスリムにしてみた

最終的には、こんな感じになりました。

Img_0811

・・・なんだ、あんまりかわってないじゃん・・・などということはありません。

ここにいたるまでの過程を書きます。ちょっとお付き合いを。

さて、まずそろえたのはこの最終形状からは思いもよらないこの2品。

Img_9955

こんなブツと

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ミンティア大のケース。

ミンティアの大きい方のケースは前の記事で使ってみたいなぁと書いてあったのでなんとなく出てくる理由はわかると思いますが、最初の箱はなんぞ!?

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中身はこれ。薄型のカードサイズなモバイルバッテリーです。

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といっても、いざ手に入れて見るとクレジットカードより1~2周りほど大きめ。

しかしケーブル内蔵、この大きさで4000mAhとなかなかのバッテリー。

Img_9960

しかもこんなところに差込口があって、

Img_9961

ここに出力コネクタを差し込んで

Img_9962

抜くとLightningコネクタが現れます。

そう、この大きさでiOS/Androidスマホ両対応なんです。

Img_9963

おっと、書き忘れるところでしたが、内蔵ケーブルはこうやって収納します。

まさに出っ張りのないモバイルバッテリー。これでiPhone 6 Plusでも1回分強の充電量はあります。

さて、今回はこれが主役じゃありません。Raspberry Pi Zeroです、Raspberry Pi Zero。

Img_0786

まず、ミンティア大のケースにこれらのコネクタ用溝を掘って、コンパクトにつなげられるように作りました。

Img_0784

さらに下に溝を作って、こんな風にWi-Fiドングルを納められるようにしたんです。

Img_0787

先のモバイルバッテリーと組み合わせるとこうなります。

これはこれでかなり小さなシステム。

Img_0788

普段はHDMI端子は要らないので、これくらいのすっきりした外観で運用可能!

外観はミンティアだし、意外性もあっていけそう!!

と思ったんですが・・・

Img_0789

改めてRaspberry Pi 2と並べて見ると、あまり変わらない大きさ。

Img_0790

薄いことは薄いんですが、たてが逆に長い。

おまけにWi-Fiドングルつけるためにケーブルが飛び出しすぎです。

これじゃあ、あまりコンパクトとはいえません。

Img_0791

やっぱり初心に帰り、ミンティア小にこだわることにしました。

ところで問題なのは外に飛び出すケーブル。

microUSBコネクタのWi-Fiドングルなんてものがあれば、もうちょっとコンパクトに出来るんですけど、そんなものはありません。今のところZeroしか需要ないですし。

Img_0771

ということで、microUSB↔︎USBコネクター変換ケーブルをばらして、もう少しコンパクトに収められないかと試行錯誤。

Img_0776

ですが、最初のトライはmicroUSBコネクター側を削りすぎて崩壊。

Img_9975

というわけで、セリアでもう2本ほど購入。

Img_9976

今回はほどほどにとどめて

Img_9978

試行錯誤でここまで収めました。

Img_9979

というわけで、小ミンティアケースにほぼ収まったRaspberry Pi Zeroです。

若干、下に突起物が出てしまいますが。。。

Img_9980

ですが、Raspberry Pi Zeroのくせに(?)標準USBコネクタ付き。ここのWi-Fiドングルをさすことが出来ます。

Img_9981

あとは電源を挿せば、コンピューターとして動作します。

Img_0800

このとおり、VNCで接続も可能。

Img_0801

先ほどのバッテリーに挿せば、こんなにコンパクトなスタンドアロンマシンが完成。

バッテリーが大きすぎですね、やっぱり。

せっかくコンパクトなRaspberry Piを作ったので、これで何かをさせたいですねぇ。

この大きさなら、350分の1の大和にもらくらく収納可能・・・まあ、そういう方向でもいいんですけど、せっかくならもうちょっと意外性のあるものを目指したいですね。外観が外観だけに。

あと、できればコネクタの出っ張りもなくしたいですよね。Raspberry Pi Zeroの基板上に直接半田付けできれば・・・

ついでに、このケースに収まる電源を手に入れられれば・・・あるいはより小型・薄型のモバイルバッテリーを見つけられればいいんですけど。

がんばれば、もうちょっと小さく出来そうですね。

ところで、余談ですが

Img_0792

うちのRaspberry Pi Zeroに載っているメインチップ。

”ELPIDA”って書いてありますけど、マイクロンに取り込まれたあのエルピーダなんでしょうか?

そもそもエルピーダってメモリメーカーというイメージですけど、こんなチップも作ってるんでしょうか?

ググって見ましたけど、いまいちわかりませんでした。気になります。

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コメント

CPUの上にメモリを実装していると
書かれたページがありましたので、
見えてる部分はメモリのようですね。

CPUの上にメモリを載せる事が
出来るってそれほど発熱も少ないって
事なんでしょうね。

こんにちは、mokekyoさん。

あれメモリのモジュールが見えてるんですね。その下にCPUが入ってるとは思いもよらず。

昔のパソコンならヒートシンクなしで動いてたので、まさにそういう時代に戻ったようですね。もっとも、こんなに安いコンピュータが出てくるなんて考えてもいませんでした。30年前にこれがあったら、多分小遣いで買ってましたね。ほんとに。

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