無職 vs 社畜!!N.E.E.T.が大活躍の漫画”高機動無職ニーテンベルグ”
名場面ですが、いろいろおかしい漫画です。未だかつてこれほど無職を賛美する漫画があったのか!?
無職が社畜相手に戦う漫画があると聞いて
「戦うさ! 働くくらいなら!」 ニートと社畜がロボットに乗って戦争する漫画「高機動無職ニーテンベルグ」がやばい - ねとらぼ
これは確かにやばそうだ。早速Kindle版を買ってみました。
機動性の高い無職が戦うという、すでにタイトルから矛盾を感じる不思議な漫画「高機動無職 ニーテンベルグ」です。現在最新巻は2巻。
N.E.E.T.というとまさに「にーと、にーとにーと♪、にーと、にーとにーーいとー♪にーとむーしょーくー」(ロート製薬風)という嘉門達夫の替え歌を思い出しますが、無職=N.E.E.T.ではないようです、この世界。
目次を見るだけでも鬼畜過ぎてわくわくしますね。
どうやらこの世界、無職だと連行されてしまうようです。
そしてこの世界にはモビルスーツ・・・ではなくWM(ワークマン)と呼ばれる人型ロボット兵器があるようです。
ちなみに主人公の名前は「不働 遊(ふどう ゆう)」。すでに働く気ないだろ!という名前です。
収容所送りになる前に突然”無職同盟(リガ・ジョブレス)”なる集団に救い出されます。
なおこのヒロインな感じの人は「ネル・ネラレル」。一日12時間は寝るという、まさに寝るために生まれてきた(?)お方。
そんなお方にそそのかされて最新型WM「ニーテンベルグ」に乗ってしまった不働 遊。
いろいろおかしな台詞をはきながら、初戦でいきなりの大活躍。
不思議なことに、無職を応援したくなります。
そして社畜代表のこの男。名前は「ワーカー・ホリック」。外観はまるでシャ○ですが、どちらかというと社畜です。
ちなみにこのとき48時間寝てない状態での出撃。
ところで、主人公は無職同盟の間で”N.E.E.T.”と呼ばれてますが、無職集団の中でもN.E.E.T.は主人公・不働 遊とネル・ネラレルさんの2人しかいないそうな。
で、これが「N.E.E.T.」の意味。我々の知るニートとは語源が違うようです。
とまあ、どこかで聞いたことのある台詞をはきながら戦う無職と社畜が繰り広げるドラマ。
ちなみにこの人はガンダムで言うところのガルマ様っぽい位置づけです。
それにしても戦闘行為そのものが仕事じゃないのか!?というつっこみは別として。
戦いの中で垣間見える登場人物たちの過去や境遇がまた・・・設定のわりには深いです、この世界観。
これはもう・・・2巻もお買い上げ決定ですね。
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コメント
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>機動性の高い無職という矛盾
いやいや、「無職」=「余計なしがらみが無い」=「身動きが取りやすい」=「高機動」
という事で、むしろタイトルに偽り無しでわ?www
投稿: 緋呂々 | 2015年11月27日 (金) 17時50分
こんにちは、緋呂々さん。
いや社畜の方が、恐怖のモチベーションで動く→機動力アップ→さらに目標が上がる→そのうち限界を超える→動作不能、あれ?ダメじゃん。
今の日本に元気がないのは、こういう理由なのかもしれませんね。
投稿: arkouji | 2015年11月28日 (土) 11時08分