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2015年11月 6日 (金)

PCは今でも自作の方が安いのか!?

私のデスクトップ機は10年以上自作PCで通してますが、最近は必ずしも安いとはいえなくなってきました。

今でも自作PCの方が安く済むのか?メーカー製の方がお得なのか?そんな疑問を検証した記事がライフハッカーに出ておりました。

PCを自作したほうが安いのは今でも変わらないのか? | ライフハッカー[日本版]

結論から言えば、廉価版はメーカー製のほうが安く、ハイエンドなPCなら自作の方が安いようです。

廉価版PCでは確かにメーカー製のほうが安いですよね。スティックPCはもちろんのこと、省スペースPCもかなり安く手に入ります。自作ではあそこまで安くはなりませんね。

ただ、自作PCユーザーの私としては、必ずしも安さだけが自作に走らせているわけではないと思います。

例えば、自分にとって必要な部分のみを強化できるが自作PCの醍醐味。

私の場合は堅牢なバックアップ環境構築のため、2台以上のHDDが取り付けが必要と感じてます。

意外とメーカー製PCって後付でHDDを内蔵できないものが多いんですよね。

メーカー製のPCは余計なソフトが本当に多い。あれが嫌で自作PCにこだわる人もいます。

一度組んでしまえば、自作PCってアップグレードが安く済みます。マザボにCPU、メモリだけを買ってケース、HDD、光学ドライブを使いまわせばかなりCPUにお金をかけられます。このあたりは上の記事でも書かれておりますね。

オーバークロックなんてものにのめりこめるのも自作ならではの楽しみの一つ。昔はCeleron 300A、最近でもPentium Dual-Core G3258という手軽なオーバークロックCPUがあります。

安く済むからというより、いじる楽しみがある自作PC。

で、その自称自作PCユーザーが思うに、最近あまりPCを組んでもわくわくしないんですよね。

昔は毎月パーツを買い込み、気が付いたら一台分出来ちゃったから他の人にあげちゃう、なんてことよくやってたんですが、今はほとんど買わなくなりました。

iPhoneばかり買ってる気がしますが、本当はパーツも買ってみたいと思うこともしばしば。

こうなってしまった原因として、最近CPUとチップセットがまとめて変わることが多い気がするんですよね。

前世代くらい前までのマザボなら使えますが、3世代以上離れるともう新コアのCPUは載せられません。

おかげでメインPCのマザボを使いまわすために古い世代のCPUを買ってみたりするわけですが(結局マザボも買いましたけど)、Ivy Bridge世代のマザボでも最新のSkylake-S世代のCPUが使えれば、多少性能を発揮できないとしても気軽に乗り換えられるんですけどね。

実はよく考えると、別に昔からCPUとチップセットの世代交代はこの調子だったんでしょうけど、最近のPCの買い替えサイクルを考えると、今のチップセットの変革サイクルが相対的に早くなってしまったように思います。

スマホ全盛で、PCの売れ行きが伸び悩むこのご時勢。むしろチップセットの世代交代を遅くして長いこと使えるようにすれば、自作PCがより身近になるんじゃないでしょうか?

なんだかあまり元記事と関係ない話になってしまいましたけど、再び自作を活気付けるためには、単に費用の安さだけを謳っても仕方が無いように思います。

パーツを変えたらパワーアップを実感できるという自作PCの醍醐味を、より身近に感じさせてくれる施策こそ必要な気がいたします。

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コメント

ほんと!自作PCって最近手を出さなくなってます。
デュアルコアが当たり前になった頃から
マザーボードをあまり買わなくなって、CPUもですな(笑)
何となーく過ごしてたらWindowsもXp→7には変えましたけどねぇ。
結局Win8.1のノートPCとアンドロイドのスマフォとタブレットしか使わない状態になってます。
スマフォは電話の受け答え、
タブレットやノートPCはfacebookのコメント書くくらいですかね。
つまり「FAX電話機」のように「端末」でしか使ってないんですね。
やっぱりラズベリー・パイ辺りに活路があるのかなと思う今日この頃

Celeron 300Aは懐かしい! コスタリカ産とか変換板に挿してDual化してましたね(笑
自分は今でも自作派で、モニタを9台繋げるPCとか作ってます(自爆

こんにちは、enuteaさん。

大きさの割にあまり使用頻度が高くないですね、PC。むしろ大きすぎることが欠点となりつつある状態ですね。

本体はあるんだけど、スマホで操作できるPCだといいんですけどね。寝っ転がった状態でもPCのフルパワーが使えれば、今のご時世に見合ったPCの利用法と言えるかもしれないですね。もっとも、PCほどの処理が必要なソフトがほとんどありませんが。

昔はチップセットもプア(というか試行錯誤)で同じCPUでも新しいチップセットで最適化されて早くなったとかもあった気がします。
といっても初代ペンティアム辺りの話ですが。
当時は友人から教わったり、自分で調べたりして組むだけの知識と意欲がありました…。

こんにちは、でぶちんさん。

デュアル化はしたことないですが、あの時期300AのPCをよく作ってました。よく会社の人らから頼まれてましたね。

マルチディスプレイが試せる環境というのはうらやましいですね。うちは狭すぎて一つが精一杯です。そういう方向だともう自作しかありませんよね。

こんにちは、mmkさん。

440LXからBXになった時は実感ありましたね、パワーアップ。でも最近は言うほど変わらなくなってきました。確かに早くはなってるんですが、フルパワーで使えるほどのアプリがないというのが問題かもしれません。

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