「チップゲート」問題ついに終息か!?コンシューマー・レポート誌の実験ではプロセッサメーカー差はなしの結果に
アメリカのコンシューマー・レポート誌といえば、消費者情報としてはかなり権威のある雑誌のひとつ。そのコンシューマー・レポートがiPhone 6s/6s Plus搭載のA9プロセッサのメーカー差問題、いわゆる「チップゲート」問題の検証を行いました。
コンシューマー・レポート、「iPhone 6s」の「A9」チップの製造元の違いによるバッテリー性能の調査結果を公開 ー 性能差はないとの結論に | 気になる、記になる…
結論から言えば「メーカーによる差は無し」というもの。
まったく同条件、同じアプリを動作、明るさなどもそろえた上でSamsung、TSMC製プロセッサーのiPhone 6sをテスト。
11時間に及ぶテストでほぼ同時にバッテリー切れ、温度差も1%未満だったとの事。
コンシューマー・レポートといえば、製品評価はすべて自腹購入で行い、決してメーカーよりな意見を書かないことで有名な雑誌。70年以上もの間、ユーザー目線で製品評価を行ってきたことで絶対的な信頼を得ております。
確かに今までの評価は本当に同じ条件だったかどうか怪しいものが多く、ここまで徹底したテストは無かったように思えます。その意味ではもっとも公正な評価を下したんじゃないかと。
それにしてもiPhoneってiPhone 4の「アンテナゲート」に始まり、昨年は尻ポケで曲がってしまう「ベントゲート」が流行ってました。なまじ数が多いだけに、ちょっとした不具合で騒ぎになることが本当に多い製品ですね。
私も気が付いたら4からずっとiPhoneを持ち続けてますけど、この手の不具合に引っかかったのは「iPhone 5」くらいですね。バッテリーが膨らんでしまうという不具合、結局自分で直したがゆえに保証が効かなくなり、3回も交換したものの結局不具合品だらけで退役させてしまいました。
この報告を持って終息に向かうのかどうか。
余談ですが、以前自身のプロセッサーのメーカーを知る方法を紹介しましたが、他にもプロセッサーの種類を確認できるアプリを発見。
私はメモリ開放用に”iMemoryGraph”というアプリを使ってますが
このアプリは無料ですが、メモリ開放機能を使うには100円が必要というアプリ。
このアプリで”デバイス情報”を確認すると”コードネーム”というところにプロセッサー名が出てきます。
ここでN71mAPまたはN66mAPならば”TSMC製”、N71APまたはN66APならば”Samsung製”ということになります。
他にもシステム情報を確認できるアプリなら、プロセッサー情報を入手する事は可能かもしれません。まだまだたくさんありそうです。
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