農業もIoTの時代へ!センサー装備の電子かかし”e-kakashi”登場
とうとうTPP合意でいよいよ日本の農業も関税障壁がなくなり衰退か!?などと騒がれてますが。
そんな時代の到来に備え、いかにも日本らしい解決策をめざしてこういう製品が登場です。
「農業IoT」が日本の農業を変革。栽培状況をクラウド管理は常識に:次世代農業EXPO - Engadget Japanese
”e-kakashi”という、まあかかしのようなそうでないようなIoT機器が登場です。
これは子機で、屋外でも利用可能な防水仕様、電源不要で3年間駆動可能。
今のところ温湿度、日射、土壌水分、多点温度、CO2という5種類のセンサーが接続可能で、さらにシリアル/アナログの拡張用センサーポートに今後登場するセンサーを追加可能だそうです。
これにより、田んぼの様子をいちいち毎日見回らなくてもある程度のことが監視できるというわけです。
親機は子機を最大100台まで管理可能で、さすがに電源確保可能な機器ですが3G/LTE回線付きで子機からの情報を集約、クラウドにアップロードしてくれます。
この情報をPC、スマホ、タブレットで監視できます。
栽培地、作物ごとの栽培管理ノウハウがまとめられた”ekレシピ”というものも利用できて、わりと至れり尽くせりなクラウドサービスなようです。
機器類は749,600円から(税抜き)、クラウド利用料は月額7,980円より。
他にも機能をしぼりこみ初期投資を10万円以下に抑えた”みどりクラウド”というサービスもあるそうです。
日本の農業の未来はどうなるのか予断を許さない状況。TPPというより、農業離れ、従事者の高齢化など問題は山済みです。
こういうサービスが日本の農業活性化につながればいいんですが。
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