国勢調査のネット回答やってみた
平成27年度国勢調査はインターネット回答が可能で、9月20日までに回答すれば紙での回答が不要になるとの事で、早速回答してみました。
ところでこの封筒、糊付けもされずあやうくそのままポストに投函されるところでした。
中身もIDとパスワードが併記されてて丸見え。セキュリティ上大丈夫なのかしらん?と心配になる声が多いようですが。
もっとも、このIDとパスワードと我が家の情報が紐付けされていないようでした。
回答の中で住所・氏名・家族名を記入するため、仮にこれを他人に取られても、回答前であれば個人情報がもれることは無いそうです。
国勢調査のパスワード入り用紙、無防備に郵便受けに? 総務省「調査員の指導、行き届かなかったかも」 (1/2) - ITmedia ニュース
ただし回答後は個人情報が入ってしまうため、厳重管理が必要。もっとも回答の最後にパスワードの変更を促されます。IDが知られても直ちに個人情報漏れが起こる心配はありません。
中の冊子には利用方法が書かれてますが。
この部分の説明が若干意味不明。
「Yahoo!Japanの場合」「Googleの場合」と書いてありますけど、検索窓に何か打ち込むわけでなく、上のアドレスへの入力するよう書かれてます。
じゃあホームページにBing使ってたり、そもそも検索エンジンがホームではない場合はどうなるの!?って突っ込みたくなりそうですが・・・まあお察しくださいませ。
とりあえず、利用者情報のところに同封の紙にあるID、パスワードを入力しログイン。
いよいよ回答データを入力します。
といっても、こんな感じに選択肢や入力枠が出てくるだけ。回答も10分とかからず完了。
先ほど書いたとおり、パスワードの変更を促されます。
国勢調査の最後にアンケートまで付いてました。
国勢調査自体がアンケートのようなものなのに、さらにアンケートとは・・・
巷ではいろいろ言われてますが、私は紙による回答より楽かなぁと思いました。いろいろ書きましたけど、楽なのはいいですね。
セキュリティには十分気を使っていただければ、こういうのもありかと思いますね。
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コメント
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私は楽よりも安全を選びますね。
うちは調査員が直接手渡しで持ってきました。
「ネット経由で回答するつもりは無いから、書類持ってきて」って答えましたけど、
この封筒だけは強引に置いていかれましたw
私は「日本の公的機関」がインターネットに限らず電子的に情報を扱う事に関して、一切の信用をしてません。
以前の仕事で公務員やそれに準ずる(各種公団)の方とはさんざん付き合いましたけど、
そういう意識のある人なんて皆無でした。
いくらこっちがセキュリティに気をつかっても、向こうが無頓着なんでやるだけ無駄だとしか思えないんですよね。
確定申告も必ず書類作成して持ち込む事にしてます。
投稿: 緋呂々 | 2015年9月17日 (木) 11時15分
こんにちは、緋呂々さん。
私は比較的寛容な方ですが、それでもちょっと気になる配布方法ですね。私の時はピンポンされて遅れて出て行ったため、郵便ポストに入れられるところでした。なんとか手渡しでもらいましたが、ピンポン一回だけで手渡しを諦めないで欲しかった…
今回の件では不安に感じる人が多かったわけで、あまり良い対応とは言い難いですね。
投稿: arkouji | 2015年9月17日 (木) 22時24分
今回、調査員は直接の手渡しが基本で、ポストに投函する際も二つ折りにして抜き取られないようにすることが求められているそうですが、我が家の場合はたまたま不在だったためポストに投函されていました
利用してみた感想としましては、先週もちょこっと書きましたが、圧倒的に楽だと思いました
むかし2回ほど私の母が調査員を仰せつかったことがあるのですが、秘密漏洩に関して厳しく釘を刺されるものの(国家公務員に準じる罰則規定はあっても、実際に罰せられた人はいないそうで、多少目をつぶってきた経緯はありそう)、しょせん薄謝で動く市井の一般人にすぎないので、私が、「中には糊付けが甘かったりすれば覗き見たり、知り合いの人に悪意なく話したりする、おばちゃんとか絶対おるやろうなぁ」と話を振っても、生真面目な私の母ですら苦笑いしつつも否定はしませんでした
あまり顔を合わせたくない人がいる家庭にも訪問する必要があったり、多くの時間拘束されたりと、母も当時は不満タラタラでしたが、今回は更にこのネット回答用の利用案内を配布する手間まで加わったことで、高齢者の多い団地などでは調査員の人も高齢である場合が多いでしょうから、手書きの調査票のみの配布で済まそうという事例が多く出そうです(実際両親が住む団地では、配布された形跡がありません)
というわけで、私は端からセキュリティなんてものには期待していませんでして、マイナンバー制度の方が、よっぽど危険やろうに、と考えているのでありました(携帯電話や免許証なんかよりもはるかに紛失した際のリスクが高そうなのに、年4000円のために持ち歩けなんて、アホ杉内)
投稿: マジック144点灯(横浜を出る喜び) | 2015年9月18日 (金) 08時58分
こんにちは、マジック144点灯さん。
国勢調査の裏にはそんな苦労話があるんですね。好意的に思ってくれるようなものでもないですし、配布・説明しなきゃいけない調査員の方の苦労がわかるような気がします。
セキュリティ云々の話もありますけど、こういう時代ですからネット活用という選択肢は決して悪いわけではありませんよね。紙だと2回は訪問しないと回収できませんし、人の手を介することによる弊害(置き忘れ、紛失)もあるわけですから、こちらも決してセキュリティ上安心とは言えませんし。
投稿: arkouji | 2015年9月19日 (土) 04時33分