« 健康データを蓄積・管理するサービス”クリエイティブヘルス NEXT” | トップページ | 大きさなんと直径2mm!な超小型コンピューター”Michigan Micro Mote(M3)” »

2015年9月11日 (金)

PC-8001やMZ-80Kといった名機が「未来技術遺産」に

国立科学博物館で2015年度の「重要科学技術史資料」として、PC-8001やAIBOなど25件が「未来技術遺産」に選ばれたそうです。

「PC-8001」や「AIBO」など25件が「未来技術遺産」に 国立科学博物館 - ITmedia ニュース

パソコンではPC-8001、MZ-80K、ベーシックマスター MB-6890の3機種が登録されたとの事。

他にもSONY AIBOが選ばれております。確かに衝撃的でしたからね、あのロボットの登場は。

2015年度に選ばれた25件の内容は以下。( )内は所有者と製作年

・ エンタテインメントロボット AIBO (SONY、1999年)

・ ボトル用自動販売機 SVM-48 (パナソニック、1968年)

・ 微粉炭ディーゼル機関 (赤坂鉄工所、1939年)

・ 海軍航空機用塗料色別標準(色見本帳) (日本特殊塗料、1942年)

・ 単純開放サイクル1軸式ガスタービン(AT900) (ヤンマー、1984年)

・ 肩掛型テープ録音機 PT-1 (NHK放送博物館、1951年)

・ コンパクト・カセット式ポータブルステレオ録音機「カセット デンスケ」 TC-2859SD (SONY、1973年)

・ 可搬式PCM録音機 DN034R (日本コロンビア、1978年)

・ 音場型/音圧型録音用マイクロフォン Type 4006 (日本コロンビア、1979年)

・ PR-7820 (業務用LDプレーヤ) (パイオニア、1979年)

・ LD-7000 (民生用LDプレーヤ) (パイオニア、1979年)

・ CLD-9000 (LDとCDの両方を再生できるプレーヤー) (パイオニア、1983年)

・ MZ-80K (シャープ、1978年)

・ PC-8001 (NEC、1979年)

・ ベーシックマスター MB6890 (日立、1980年)

・ イオン交換樹脂の工業生産にかかわる諸資料 (山田化学工業、1939~1946年頃)

・ タカヂアスターゼ (胃腸薬) (第一三共、1909年)

・ スタチンおよびその発見に関する月報と実験ノート (東京農工大科学博物館、1971~1976年、1978年)

LDプレーヤーって1979年からあったんですね。結局私はLDを所有することなく終わってしまいましたが、ほしかったですね、LD。

X1を買った当時、X1とLDプレーヤーとを連携するシステムがありまして、あれがやってみたかったんですが、当時の私にはそれを実現するほどの力も無く・・・まあ、現在はそれ以上のことがPC上で出来ますけど、そういう原点がこの時代からあったんですよね。

いずれロビ君あたりも登録されたりするんでしょうか?そのためにはロビ君に続くロボットが登場し、高橋氏のビジョンを実現できるだけの何かが出てこないといけないでしょうけど。

今回8ビット機でもこの3機種が選ばれたのは、その後のPCに続く系譜に一定の影響力を及ぼしたとみなされたからなんでしょう。もっとも、FM-7はどうしたとか、MSXは入らないのかとか、いろいろありそうです。

なお、2015年度でパソコンが初めて出てきたようですね。これまで(2008年~)の未来文化遺産 一覧は以下のサイトにて確認できます。

重要科学技術史資料 :: 産業技術史資料情報センター Center of the History of Japanese Industrial Technology

カシオミニなどは既に登録済み、VHSやベータ、それ以前のVTRも登録されてます。やっぱり日本といえばAV機器ですから、このあたりの登録は多いですね。

他にも面白い・懐かしいものが見つかるかもしれません。ぜひ一度見てみるといいでしょう。

プロジェクトX 挑戦者たち DVD-BOX IX

« 健康データを蓄積・管理するサービス”クリエイティブヘルス NEXT” | トップページ | 大きさなんと直径2mm!な超小型コンピューター”Michigan Micro Mote(M3)” »

パソコン系」カテゴリの記事

コメント

そういえば、X1とLDのシステムありましたね。確か何点かゲームも出てたような。
まあこれの究極系がX68000でしょうかね。友人が持ってましたが、ゲーセンのグラディウスと
変わらないのは凄いと思いましたが。

こんにちは、星屑倶楽部さん。

X1+LDのセットをどれくらいの人が持っていたかはわかりませんが、私の周囲ではついに見ることもなく。

X68000の衝撃は今でも忘れられませんね。パソコンサンデーで紹介された時は、いつかはX68000!って心に決めたものですが、あの頃の気持ちはどこへ行ってしまったのか…

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: PC-8001やMZ-80Kといった名機が「未来技術遺産」に:

« 健康データを蓄積・管理するサービス”クリエイティブヘルス NEXT” | トップページ | 大きさなんと直径2mm!な超小型コンピューター”Michigan Micro Mote(M3)” »

当ブログ内検索

スポンサード リンク

ブログ村

無料ブログはココログ