”タムロン”の金型工場潜入記事
タムロンといえば、比較的低価格ながらわりといいレンズを提供してくれるというメーカーのイメージですが。
そんなタムロンの金型製作風景の最前線を取材した記事が出ております。
レンズに使われている樹脂部品の金型がどのように作られているかがよくわかる記事です。
金型って設計図に沿って工作機械が自動的に削りだして作ってくれるというイメージがありますが、特に最後の仕上げは人の技、ミクロン単位の精度を作り上げるのは熟練がものを言うようです。
このあたりは自動車用金型と同じですね。
こういう風景を見て思うんですけど、最後は人間の感性で製品のよしあしが決まるんですよね。
青森にある試験ラインを経て、最後はコストの安い海外の工場に移送し手生産しているようですが、タムロンの金型でも”国産”にこだわっているというのはこの記事で初めて知りました。
私もNikon 1 J4にFT1+タムロン製300mmレンズの組み合わせを使ってますが、なかなかいいですタムロン製レンズ。
1万円台で買ってますけど、手ぶれ補正やAFのモーター速度が悪いことくらい(しかもNikon 1で使うとAFが効かない!)で、レンズとしてはゆがみも無くきれいな写真が撮れます。
純正と比べてそん色ないレンズですが、そんな交換レンズを生産するためにこんな裏舞台があるんですよね。
私は小学生時代は工場見学がわりと好きでした。今は無くなった繊維工場の見学で見た巨大な織機の光景は今でも忘れられません。
なお、自分の会社の工場も時々覗きますが(仕事で)、ロボットが溶接打つ風景や巨大な鉄ボディが送り出されるラインはなかなか見ものです。
ちなみに金型工場てのもありますが、最後の仕上げはやっぱり人が直接試し打ちしながら型の表面を手で研磨するという作業をやってますね。型にもぐるときは一応、機械が誤作動しても大丈夫なようにつっかい棒を立ててからもぐってますけど、あんな貧弱な棒、数百~千トンプレス機が本気出したら・・・あの光景はいつ見ても玉ヒュンものです。
でもタムロンの金型工場も一度直接見てみたいですねぇ。ますます好きになれるかもしれません。
TAMRON 望遠ズームレンズ AF70-300mm F4-5.6 Di MACRO ニコン用 フルサイズ対応 A17NII |
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