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2015年5月11日 (月)

Wi-Fi電波で心拍数と呼吸パターンを測定できる技術

これまでは心拍データなどは体にセンサー類をつけて測定するしかなかったんですが、Wi-Fi電波を使って測定する技術が出来たようです。

ウェアラブルにサヨナラ? Wi-Fiがセンサーになる未来 : ギズモード・ジャパン

MITの研究チームが開発したこの技術、無線LAN機器によって出されたWi-Fi電波が反射して跳ね返されてきたもののうち、人体によって反射してきたものだけを層別して胸の動きなどから呼吸数、心拍数を割り出すというもの。

米食品医薬品局(FDA)が認可した機器の測定結果と比較して精度検証を行ったようですが、8m以内であれば90%以上の精度で測定できたそうで。

この範囲内であれば最大3人まで同時測定可能との事。なかなかすごいですね。

しかし電波の変化量なんて本当にわずかな差ですが、それを識別できる分解能をもっているものが既にあるってことですね。

最近ではiPhoneのカメラセンサーを使って顔から心拍数を測定するアプリなんてものまで出ている時代。最近のセンサー類の進歩には驚かされます。

リンク先にもかかれてますが、この研究の意味するところは、ウェアラブルデバイス+センサーばかりに頼らずともさまざまなデータをとる技術が確立できるかもしれない、という可能性を示したことになります。

IoT時代だといって、何もかもセンサー付家電ばかりに変えていたらお金かかりますからね。こういう技術もひつようってことで。

そういえば、Wi-Fiの電波を使って壁の向こうを”透視”するって技術もありましたが、あれの応用でしょうかね?同じMIT発の技術ですし。

Wi-Fiの電波で壁の向こうを”透視”?する技術: EeePCの軌跡

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