« MSから平べったいマウス登場 | トップページ | ”Raspberry Pi Watch”製作記事 »

2015年5月23日 (土)

”1バイト”の歴史

8ビット=1バイト”というのはコンピュータの歴史始まって以来の常識だと思い込んでましたが、実はそうではないという記事を発見。

1バイトの都市伝説

なかなか深いです、”1バイト”の歴史。

1バイトが6ビットだったり7ビットだったりするコンピュータも存在していたんですね。

が、Intelの8080以降は”8ビット”を基本単位とするコンピュータに統一されていき、1バイト=8ビットとなったようです。

意外にもISOやIECなどの国際機関で”1バイト=8ビット”が正式に採択されたのは最近のことで、2008年だそうです。

てことは愛知万博(2005年)やってたときは1バイト=8ビットが正式じゃなかったってこと!?になるようで。

いまや組み込み機器用プロセッサやスマホ、パソコン、スパコンに至るまで8~64ビットと8を基本とするビット数になっており、1バイトは当然8バイトです。

余談ですが、この8ビットの組み合わせ数に、日本以外では半角カタカナが定義されていないため、以前はメールなどで半角カタカナを使うとバグるという事態が発生してたような記憶が。

私の感覚では半角カタカナはご法度で、このブログでもめったに使うことはありません。

今は絵文字まで扱えるほど文字の定義が広がっており、メールに少々変わった文字を使おうがおかしくなるなんてことは起こらなくなりました。

あまり1バイトの話とは関係ありませんが、私は大学でUNIXを使ってることが多かったため半角英字はすべて小文字を使ってます。

が、社会人になってから周囲にCaps Lockをかけっぱなしにしている人が多いのにびっくり。

IBMあたりが作ったCADシステムで、大文字を基調とするシステムを使ってた名残のようですが、半角英字の文化でもこうも異なる環境が存在していたんですね。

そう思うと、今はずいぶんと文字コードの混乱はなくなりましたね。

そんなコンピュータの文字に関わる歴史の話でした。

SIGMAAPO 絶対半角テンキーボード TKZ10GM

« MSから平べったいマウス登場 | トップページ | ”Raspberry Pi Watch”製作記事 »

パソコン系」カテゴリの記事

科学・技術」カテゴリの記事

数値解析系」カテゴリの記事

コメント

確か汎用機なども8ビットではなかったと
仕事で使っていたので、先輩から聞いた
記憶があります。本当か確認出来ませんが(w

でも、正式に決まったのが2008年というのは
ビックりです、そういうデファクトスタンダード的な
ものは結構ありそうですね

こんにちは、mokekyoさん。

私は幸か不幸か、8の倍数のビットなマシン(8/16/32/64ビット)ばかりいじってたせいか、1バイト=8ビットしか知らないですね。

汎用機というのはほとんど見たことがなくて、かろうじて入社直後にIBMのそれっぽいマシンがあったくらいでしょうか。あまり使わなかった上に、半年ほどですぐに消えてしまいました。

今もまだそういうのってあるんでしょうか?ぱっと思いつきませんけど、探してみると何かありそうですね。

私は元々N○C系列の会社とお仕事を
していた関係で役所の汎用機で開発を
したりしていました。COBOLとか。

15年ほど前ですが、端末を専用機や
PC-98からWindowsに置き換えて通信
出来るようにしてました。

なので役所では可能性は高いと思います。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ”1バイト”の歴史:

« MSから平べったいマウス登場 | トップページ | ”Raspberry Pi Watch”製作記事 »

無料ブログはココログ

スポンサード リンク

ブログ村