Raspberry Piにサンコー防水内視鏡カメラつないでみた
先日買ったサンコー防水内視鏡カメラを、なんとなくRaspberry Pi B+につないでみた。
カメラ本体がアンテナ線かLANケーブルにしか見えないのはご愛嬌。
まず、Raspberry Piを起動、Tera Termなどでログインします。
まずはこのカメラが認識されているかを確認。
コマンドラインで
lsusb
と入力。
こんな感じ(赤枠部)に認識されてればOK。機器名が出てきませんが、これはこれで認識されてるようです。
戦艦大和のラジコン化に使ったRaspberry Piはどういうわけか頑なにUSBカメラを認識しなかったんですが、このRaspberry Pi B+はUSB機器の接続安定性が上ったのか、あっさりと認識しました。
さて、カメラで撮った画像をiPhoneなどのブラウザに飛ばすようにします。
以前Raspberry Pi用カメラモジュールつけてみた際に使った”mjpeg-streamer”でもいいんですが、ここではもう少し簡単に導入できる”motion”ってやつを使ってみることにしました。
やり方はこちら。
Raspberry Pi に USB カメラを繋いでブラウザから動画を見てみた.(motion) - 備忘録として
まず、コマンドライン上で
sudo apt-get update
しておいて
sudo apt-get install motion
と打ち込んで”motion”をインストールします。
インストール完了後
sudo vi /etc/motion/motion.conf
と設定ファイルをエディタで開きます(”vi”のところは”nano”でも可)。
このファイル中に
control_localhost on
という行と
webcam_localhost on
という行があるので、それぞれ”on”を”off”に変えます。
変更後、保存して終了。
その後、コマンドライン上で
sudo motion -n
と打ち込んで”motion”を起動。
ブラウザにて”http://192.168.1.XX:8081”(192.168.1.XXはRaspberry PiのIPアドレス)と入力。
こんな感じの画像が表示されるはずです。
なんだか、めちゃくちゃ簡単ですね。
なお、写っているのはパジャマ姿の私です。
iPhoneのSafariでも同様に画像が表示されます。
・・・が、どういうわけかすぐに画像が消えてしまうんです。
なぜか、ブラウザ画面をスライドすると画像が現れます。でもものの1~2秒ほどで消えるんですが。
いろいろ設定をいじってみましたが、原因は不明。どうもiPhoneのSafariと相性が悪いんでしょうか?
なお、この内視鏡カメラのLED輝度を最大にして
子供の口の奥を撮影することに成功!
・・・品のない画像で申し訳ありません。
Raspberry Piにつなぐといろいろと応用が利きそうですね。
モバイルバッテリーと組み合わせれば外でも使えますし。
何か面白いアイデアが出そうな気がしますね。ちょっと考えてみることにします。
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