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2015年3月17日 (火)

BBCがイギリスの子供に100万台のコンピュータボード”Micro Bit”を配布

ずいぶんと太っ腹なプレゼントですね。

英国BBC、ミニ基板コンピュータ『Micro Bit』100万台を無償配布。中1生全員にコーディング教育 - Engadget Japanese

イギリスのBBCが11~12歳の子供を対象に100万台のMicro Bitを無償配布すると発表しました。配布時期は今年の秋ごろ。

デジモノがあふれる時代にあわせて、子供達のプログラミングレベルを上げることが目的で、この安価でシンプルなプログラミングボードを配布することを決定したようです。

80年代にもBBCが自身の教育番組のために、コンピュータを販売したことがあるそうで。

さながら、NHKがIchigoJamを中学1年生全員に配布するようなものでしょうか。

イギリスといえばRaspberry Piですが、いきなり何でもできる高度なボードではなく、まずはシンプルなものからスタートというところのようです。

なかなか大胆な施策ですが、もらった子供たちははたして受け入れるんでしょうかね?

私だったら大喜びですが、正直プログラムを身につけられる子供がどれくらいいるのかは未知数。周りにプログラムを教える大人がいないことには頓挫してしまう可能性大です。

BBCだけに、このボード用の教育番組も提供してくれるとは思われますが、やはりサポートの存在はかなり大きいと思います。この施策、はたしてどれくらいの効果を上げるんでしょうか?

Raspberry Pi 2 Model B (1)

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コメント

そもそもラズパイのプロジェクトそのものが、BBC Microの夢再び!から始まっているので、当然の成り行きと言っていいのではないでしょうか
当時の日本では、シンクレアZXが英国製マシンとしては有名でしたが、英国人に訊ねるとBBC Microのほうが国民機だったみたいです(この後は、AMIGA一色になりましたね)
エイコーン社のBBC Micro設計者が後にARM社を立ち上げた(だから英国企業なわけですが)いきさつもあって、こういうニュースは40代の方なら皆さんニンマリされることと思います

こんにちは、マジック144点灯さん。

ARMといい、ラズパイといい、イギリス起源のデジタル文化って多いですね。確か電卓の起源もイギリスだったような…最初のコンピューターもイギリス人が作ったという映画もありますね。

プログラミングが急に一般化するとは思えませんが、少なからずプログラミング人口を増やすことには貢献してくれそうです。これをベースに再びイギリス発の何かが生まれるかもしれませんね。

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