MS-DOS時代から続く高性能エディタ"MIFES"の最新版が発売
このソフト、まだあったんですね。驚きです。
MS-DOS時代からある高性能テキストエディタMIFESの新しいバージョン10が発売されるそうです。
お値段15120円。テキストエディタにしてはかなり高価です。
ところで、いまだにPC98用や、Linux用まであるんですね、MIFES。
昔にこのMIFESにであったときは、誰がこんな高いエディタ買うんだろう、何て思ってた時代が私にもありました。
そんな考えが変わったのは、大学の研究室にあった一台のDOS/V機、そしてMIFESのDOS版。
当時はTeXを使ってた関係で、高性能なテキストエディタは必須。この当時どうやってMIFES使ってたかはもう覚えてませんが、お世話になったことは記憶してます。
TeXってHTMLのように文書をコーディングしなきゃならないので、わりとこういうエディタが便利なんですよね。
それまで高性能なテキストエディタなんてものの利用価値を知らなかった私ですが、このときを境に考え変わりましたね。
そんなわけで私はMIFESというソフトを知ってるわけですが、これ知らない人は結構多いんじゃないでしょうかね。
では、テキストエディタが役割を終えたかといえばさにあらず。HTMLにJavascript、スマホ用アプリ開発まで、むしろエディタの需要は上がりつつあるのが現状。
コード組んだことのある人ならよくわかりますが、エディタの良し悪しでコードの組みやすさが大きく左右されます。
かっこの数がちゃんと対応しているかとか、If文やdo loop文などで見やすく自動的にインデントつけてくれたりとか、命令文ごとに色分けしてくれたり…などなど、些細なことですがこれだけの事でずっと作業が捗ります。
この辺りの使いやすさを徹底的に追及しつつも、軽量でサクサク動くエディタとして、未だに愛されて更新され続けてたんですね、MIFES。
業務用に欲しいですね。自宅より会社で使うことの方が多いです、私。
もっとも、こんなの買ってくれないだろうなぁ、うちの会社。標準 or フリー or 自作でがんばれといわれます。
ついつい懐かしさと現状の劣悪なコーディング環境とを重ねてしまいましたが、今でも活躍している高性能テキストエディタの紹介でした。
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