200ドル以下の”Ubuntu Phone”が欧州で登場!
一時はAndroidスマホのハードで動くやつをリリースしたり、パートナーを募集してたりと積極的に動いたものの、まるで動きのなかったUbuntu版スマートフォンですが、ここに来てようやく製品化にこぎつけたようです。
Ubuntuが今度は200ドル以下の中級機スマートフォンをヨーロッパで発売 - TechCrunch
”Ubuntu Phone”が欧州にて200ドル以下での発売が決定したそうです。
4.5インチ液晶、クアッドコア 1.3GHz、メモリ1GB、ストレージは8GB、前面カメラ500万画素、背面800万画素、デュアルSIMでSIMフリーだそうです。
独特のUIというか、なんだか”Smart News”をいじってるような感じのデザインです。
側面のメニューはUbuntuらしさを主張してます。
ミドルレンジなハードながらさくさく動いてるところを見ると、悪くはないですね。
個人的には、Firefox Phoneよりも興味があるOSですが、正直流行るかどうかと言われれば流行らなさそう。
なんというか、iOSやAndroidから乗り換えるメリットを感じられるほどの何かがないんですよね。
動作の軽さや値段の安さならAndroidでも結構なレベルのものが出てます(例えばAndroid Oneなど)し、それ自身は売りになりません。
アプリの質・量共に2大勢力に対して不利な状況のままでしょうし、キラーアプリが出るようにも思えません。
仮に何かすごいキラーアプリが出たとしても、インターフェースがほとんど同じのAndroid/iOSでもすぐに同様のものが出てしまうことでしょうね。
今のスマホ以上に使い勝手が良くてらくらくホン的な用途に向いてるとでもない限りは、あまり手を出す理由が見当たりません。
今からスマホ市場に飛び込んで勝負できるものが提供できるかが鍵でしょうね。
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