« CFカードをSCSI/SASIドライブとして使えるアダプターの外付け版も登場 | トップページ | ”人工衛星”の自作キットが発売中!? »

2015年1月 6日 (火)

日本にWindows Phoneの再上陸はあるのか!?

私はIS12Tを中古で買ったのはちょうど3年前でしたが、これ移行国内で登場したWindows Phoneは唯一タフパッドFZ-E1くらいのもので、事実上途絶えてしまっているのが現状。

auからはFirefox OS端末が、そしてVAIOからスマホ発売のニュースが流れましたけど、いずれもWindows Phoneには言及されてませんでしたね。

KDDIとVAIOの発表に見る、Windows Phoneの不在 - 週アスPLUS

ここにもあるとおりですが、auって一度Windows Phoneへの参入を決断しながら結局後継機を出さなかったという前例があるんですよね・・・Firefox OSスマホも果たしてどうなることやら。

さて、日本でもWindows Phoneの発売は今後ありうるんでしょうか?

ユーザー目線で見ると、やはり料金的な優遇措置が無いとつらいんじゃないかと考えます。

Windows Phone 8.1は、AndroidやiOS同様、アプリも多数存在しますが、どうしても量・質共にまだまだのようです。

ただしブラウザやマップアプリといった基本OSの利用がメインのユーザーというのも多く、こういう人向けなら他のスマホと十分張り合えるものと思います。

が、やっぱり同じ通信料を支払うなら、どうしてもコンテンツの充実したほうを選択してしまいますよね。このあたりはどうしてもWindows Phoneが世界的に苦戦している理由かと思いますが、ここ日本では月々割により機種代が実質0円なんて施策をやってるため、ますます不利です。

一方でガラケー需要もまだ高く、スマホへ乗り換えていない人も多いのが現状。

乗り換えられない理由としては、やはり今のスマホの通信料の高さが壁となっているようです。

ガラケー→スマホ 乗り換え鈍化 通信料ネックに :日本経済新聞

スマホに乗り換えてもアプリなどを使いこなす自信のない人というのも大勢いて、これがますます乗換えを鈍らせている結果となっているのかもしれません。

ならば、このガラケーとスマホの中間的な位置づけのWindows Phoneを格安料金(通信量も2GB/月程度で)にて出せば、他のスマホとの差別化も出来るしいいんじゃないかと思うんです。

Lumiaならデザインも悪くないし、ブラウザもさくさく動くし、機能を絞ってみれば決して悪くないと思うんですが。

もっとも、この案は間違いなく3大キャリアに受け入れられないでしょうね。

キャッシュバックやら端末0円やらをやってでも通信料の引き下げをやらないくらいですから、こんな特例的な機種を出そうものなら価格競争の引き金となりかねません。

わざわざ通話料定額の改悪プランを出したばかりだというのに、そんな抜け穴を許すほど今の通信会社は甘くありませんよね(その点auのFx0は2年限定とはいえあんなプランをよくやったなぁと感心してます。)

ということで、結局Windows Phoneが日本で普及するというのは正直絶望的じゃないかと。なにか強烈なキラーコンテンツでも出れば別ですが。

それにしても、もうちょっと何とかならないんですかね?今のキャリアの通信料。7000円払って月2GBしか使えないなんて、ちょっと考えられないですね。このままでは次はMVNOへMNPするしかないですね(なんかこれが書きたかっただけかも)。

Nokia Lumia 636 Yellow SIMフリー 【並行輸入品】

« CFカードをSCSI/SASIドライブとして使えるアダプターの外付け版も登場 | トップページ | ”人工衛星”の自作キットが発売中!? »

Windows Phone」カテゴリの記事

コメント

Windows Phone組ですが、個人的にはAndroidやiOS端末より好きですね。

使ってみた印象だとAndroidとiOSを足していいとこ取りして2で割ったような感じで
ただ、いかんせんアプリの数が少ないのが欠点ですがVisualStudio2013フル機能版がフリーで公開された事もあり
今後のマイクロソフトのテコ入れ次第といった所でしょうか?

標準設定でも操作が分かりやすく、動画アプリや音楽アプリもデスクトップ版Windowsモダンアプリライクに使えます。
システムファイルには指一本触れられない所はありますが昨今のセキュリティ事情を考えると仕方のない事なんでしょうね…

ファイル管理に関してはPCに繋げるとAndroid端末と同じようにUSBストレージとして認識されiOSのようにiTunesのようなソフトを介さなくても良いのはポイントが高いですね。

UIはWindowsPhoneの独自性が出ておりカスタマイズ製も高いのでアリですがタイル画面をもう一つほど増やせれば良かったですね。

Windows10になるとWindows Phoneも統合されるらしいので今後に期待しましょう。

こんにちは、もみじさん。

アプリは少ないものの、最小限の機能に限ってみれば決して悪くない端末ですよね。

最近思うんですが、AndroidやiOSのスマホは機能が肥大化して、人によってはオーバースペックとなりつつあるんじゃないかと思うことがあります。

むしろ機能を絞って、通話料も格安にしたガラケーとスマホの中間のものがいるんじゃないかと。これにぴったりなのがWindows Phoneだと思ってます。

でも上にも書いた通り、キャリアの独占状態で通信料が決まる今の日本では、そういう端末向けに安い通信サービスが提供されることはなさそう。キャリア的にはAndroidやiPhoneの方が付加価値が高くて通信料下げなくてもいいですから。なんとかならんですかね。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 日本にWindows Phoneの再上陸はあるのか!?:

« CFカードをSCSI/SASIドライブとして使えるアダプターの外付け版も登場 | トップページ | ”人工衛星”の自作キットが発売中!? »

当ブログ内検索

スポンサード リンク

ブログ村

無料ブログはココログ