阪大 石黒教授が会話できる卓上ロボット”コミュー”と”ソータ”を公開
大阪大学の石黒教授といえば、人間そっくりなアンドロイドを作ったことで有名な方ですが、その方が卓上サイズの会話型ロボットを開発、公開しております。
阪大石黒教授ら、対話感のある卓上サイズ会話ロボット「CommU」と「Sota」を開発 ~制御にはRaspery PiとEdisonを採用 - PC Watch
なんだかロビ君あたりにインスパイアされたデザインのものもあるようですが・・・ちなみにロボットクリエーターの高橋氏は特に出てきておりませんね。
ホビーロボットを作っているヴィストンと共同で作られたロボットのようですが、上の写真は石黒教授を除きすべてロボット(お隣に座ってる人も含めて)で記者会見に臨んだようで。
なんだかDr.スランプの世界のような展開ですけど、それだけ完成度の高いロボットが出来ているということなんでしょうね。
なお、つるぴかはげ丸君のようなロボットが「コミュー」、ロビ君っぽいのが「ソータ」だそうです。
ところでこの会話型卓上ロボット、制御用にRaspberry Pi(コミュー)とEdison(ソータ)が使われてるそうです。こんなところにラズパイが使われてるとは。それでもちゃんと会話できてます。意外なところにラズパイ活用が広がってますね。
「ソータ」の方を10万円以下で、年間3000台は作りたいと考えてるようです。商品化されるそうな。なかなか楽しみなお話で。ただし「コミュー」の方はかなり複雑なせいか、5倍以上の値段になるそう。
個人的には、大して歩かなくてもいいから2足歩行にして欲しいなぁと。やっぱりロビ君見たあとだと、ちょっとこの下半身は違和感ありますね。こういう部分は高橋氏に期待です。
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コメント
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こんにちはarkoujiさん。あっちこっちでさまざまなロボットを考えてますね。老人介護施設の赤ちゃんなどTVで見ましたが(変な赤ちゃんでした。)一般的には趣味や娯楽として身近に感じる程度ですからあらゆる分野に進出して居ても興味が無ければ知らない人が多いと思いますね。ロボット=人工物のイメージが近年では人間に似せたアンドロイドまで正直気持ち悪いです。会話が出来て動作も人間見たい。でもハッキリと作り物とわかるその辺の境界線を越えない所に可愛らしさや愛着を感じる訳でその内にポンプで温水を全体に循環させたりヒーターを埋め込んだりで肌の温もりを感じられますよなんて奴も登場するかもなんて思ってます。将来は嫁不足もアンドロイドでOKなんて時代が来そうで怖いです。お地蔵さんとロビ似のロボットは売れるかなぁ〜老人介護施設に導入したり引きこもりの家庭に是非1台なんて…人が人の心を救えない時代の到来です。
投稿: あひる兄妹! | 2015年2月 6日 (金) 05時57分
こんにちは、あひる兄妹!さん。
ロボット同士会話することに意味があるかどうかは置いておき、こうでもしないと会話できない人が出てくるという時代は確かに物悲しさを感じますね。
ロボットの役割は機械と人との仲介役というのがロビ君を生み出した高橋氏のコンセプトですが、コミュニケーションはやはり人同士が行うもの。人に近いロボットになればなるほど違和感を感じるのは、やっぱり本来人のやることを機械がやってるということに不自然に感じるからなんでしょうね。ある程度の線引きが必要です。
投稿: arkouji | 2015年2月 6日 (金) 08時57分