組み立てるスマホのGoogle”Project Ara”がついに始動!?
いよいよProject Araがデビューすることになったようです。
Googleのパーツ組み換えスマホ「Ara」がついにリリース決定 - GIGAZINE
2015年後半からテスト販売開始だそうです。なぜか最初にリリースされる国はプエルトリコとのことですが。
最小構成なら6000円ほどで作れるというこのAra。カメラ部分だけを交換したり、バッテリー重視な端末、大型のスピーカーつけて音楽重視な端末も作ることが可能。
自由度の高さが売りのAraですが、モジュールが揃わないことにはその魅力が活かせません。まずはテスト販売によりモジュールの開発を促すのが目的なんでしょうね。
ここでキラーアプリならぬ「キラーモジュール」が登場すれば一気にブレイクするかもしれません。
PC自作派の方なら、思わずいろんなパーツを付けて持ち歩くことが可能になるため、変なパーツの山ができてしまうかもしれません。悩ましい存在ですねえ。
ところで、既にテスト販売されていたGoogle Glassの方は、もしかすると”市販化”に向けて動いているようです。
Google GlassがGoogle Xを「卒業」して次のステップへ、製品化への一歩か - GIGAZINE
1月19日を持ってこのテスト販売が終了。ということは・・・期待したいところです。
もっとも、どちらも日本では販売される気配がありませんね。iPhoneは日本市場にプライオリティをおいてくれてますが、Android系の方はいまいちです。ちょっと寂しいですね。
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コメント
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もともと、モトローラのプロジェクトだったので、レノボに買収されてからどうなったのだろうと思っていたのですが、Googleの「ATAP」という部署が開発を引き継いで、台湾のクアンタというODMメーカーに製造を委託しているみたいですね
東芝が接点周りの実装を担当していて、誰しもが不安に思う接点不良などのトラブルも、すでに解決済みのようで、完成度には期待が持てそうです
米企業が米国の属領であるプエルトリコで先行販売して市場調査(貧富の差が激しい、バランスの取れた年齢構成であることなどから)というのはよくあるパターンではありますが、なんとなく違和感は感じますね
Google Glassについては、当面一般販売は諦めて、企業(軍事転用は考えていないようですが)向けとして再出発すると書いている記事がほとんどですね
その理由の1つ目は、1,500ドルという価格が高価すぎたこと
Google自身も200ドル程度にまで下がらないと、一般消費者は買ってくれないだろうと認めています
2つ目は、IoT向けでMCUレベルの低価格、低消費電力のSoCが存在しないため、バッテリーの持ちが絶望的に悪いこと
3つ目は、Googleが市販をためらううちに、開発者が大量に離反を始めたこと
そして最大の理由が、社会的に受け入れられない外観(Glass着用者は、「nerd」(オタク)、「glasshole」(glassとasshole=バカの造語)といった蔑称で呼ばれている)とプライバシー侵害への懸念で、社会的なコンセンサスが得られなかったことです
日本メーカーがすでに実用化しているように、工場や医療現場などでの在庫管理や生産管理の支援(部品、薬剤、医療器具の保管場所や、生産手順の指示)といった閉じたコミュニティかつ、バッテリーやセキュリティの不安がない環境で技術を磨き、IoTの浸透でパーツの低価格化が進んだ時点で、一般向けに再挑戦といったところではないでしょうか
投稿: マジック144点灯 | 2015年1月19日 (月) 20時25分