マウスコンピューターからスティック型PC”m-Stick”発表
Androidのスティック型PCというのはありましたけど、とうとうWindows PCでも出ちゃいましたね、こういう形の端末が。
【特集】あなたなら何に使う? マウスが放つ新ジャンル“スティックPC” ~内部構造やベンチマークを公開 - PC Watch
0円Windows搭載済み、価格は約2万円、発売は12月5日(ちなみに0円Windows搭載の新型LIVAは6日)。
HDMIポートに挿して使うため、究極に小さいPCです。こんな大きさで4コアのAtom Z3735Fを搭載した立派なx86 PC。メモリ2GB、ストレージ容量は32GBです。
既にあちこちでレポートされてるので、ここではこのm-Stickを買おうと考えると必ずぶち当たる疑問について調べてみました。
まず、キーボード・マウスはどうするの?という疑問。
このm-Stick、キーボード・マウスがありません。
Bluetooth 4.0はついてますが、購入時セットアップにBluetoothキーボードマウスを使うことは出来ません。USB接続キーボード・マウスが必要です。
ただ、USBポートが1つしかついていないため、USBハブを使うか1つのドングルで駆動できる無線キーボード/マウスセットを買ってくるかをしないといけないようです。
あるいはマウスだけつないでソフトキーボードでセットアップ。ちょっとしんどいですが、これが一番安上がりかも。
つづいて感じる疑問は、電源ってどうするの?
当然USB電源に挿せばオン、抜けばオフですけど、Windowsでそれやったらちょっとやばいでしょ?
と思ってたら、本体に電源ボタンついてるそうです。
電源用LEDランプもあるため、切り忘れかどうかが一応分かるようになってます。といっても、背面につけちゃったら分かりにくいでしょうけど。
他にもストレージの空きは大丈夫か?(21GB空きあり)とか、容量足りなかったらどうするの?(SDXC対応microUSBカードスロット×1付き)など、気になるところはいろいろありそうです。
HDMIにつながってなくても駆動は出来るため、仮想デスクトップで操作して使う小型サーバー用途にも使えそうですね。まあテレビにつないだ状態でもプチサーバー化は出来そうですが。
USB経由で複数サーボの制御が出来れば戦艦大和に搭載も・・・あまりやらないでしょうが、そんなこと。
値段は2万円ほどですが、Raspberry Pi並みに手軽な使い方がはやりそうな予感ですね。
Raspberry Piっぽい使い方でなくても、普通にキーボード/マウスで操作するWindows PCとして使える端末。廉価版Windowsとしてこれが本来の姿なのかもしれません。
ここまで割り切った製品の登場を見ると、そのうち数千円台、いやいずれは百均ショップでスティックPCが売られる時代が本当にきちゃうかも!?
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コメント
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いろいろ検索していて、貴殿のブログにたどり着きました^^;
仮想デスクトップで操作して使う小型サーバー用途(屋外に設置して、自宅からRD)で使いたいのですが、HDMIにつながってなくても駆動は出来るのでしょうか?
よろしくお願いいたします!
投稿: 通りすがり | 2014年12月 1日 (月) 17時22分
こんにちは、通りすがりさん。
私自身これを試したわけではないため分かりませんが、PC Watchの記事を読む限り電源を入れた状態でHDMIを抜いてもOKというようなことが書かれているため、大丈夫じゃないかと。似たようなLIVAあたりでも、スタンドアロンで24時間サーバー化されているケースもあるようです。
試してみたいですが・・・手元にありませんね。残念。
投稿: arkouji | 2014年12月 1日 (月) 22時01分