Panasonicの新しいデジカメ”LUMIX CM1”がどう見ても立派なAndroid端末な件
2000万画素の1インチセンサーに、F2.8の28mm相当の単焦点なライカ認定のレンズを搭載で、4K動画撮影可能なカメラといえば、わりと立派なデジカメを想像しますが。
パナソニックLUMIX CM1発表。2000万画素1インチセンサ搭載、4K動画撮影やLTE対応のAndroidデジカメ - Engadget Japanese
裏を返せばAndroid 4.4 KitkatのSnapdragon 801、メモリ2GB、16GBストレージに128GB microSDまで対応したSDスロット、LTE搭載のわりと半端ないスペックのAndroid端末。
そんな”カメラ”が、Panasonicより登場です。ドイツでは年末に、世界でも15年初頭に発売される予定。お値段は899ユーロ(約12万5千円)。
これはカメラというべきなのかどうか、実に悩ましいですね。カメラの立派なスマホといった表現がぴったりな気もしますが、当のPanasonicは”カメラ”として出してるようです。
ドイツのPhotokina 2014というカメラ展示の場で発表されたってこともあるんでしょうが。
ただAndroid端末ゆえに薄型にこだわらざるを得ないため、ちょっとカメラ側が犠牲になってる感はありますけど、それでも下手なスマホのカメラよりは高性能です。
惜しいのは、最近流行のセルフィに対応していないところでしょうか。カメラ部分が切り離せて使えるようになっていれば、あるいは大当たりしたかも・・・それじゃSONYのレンズカメラですね。
一石二鳥な便利な製品と見られるか、別々に買ったほうがええわぁと思われるかどうかは定かではありませんが、たまにはこれくらい妥協の無い組み合わせの製品もあっていいのではと思いますね。そういう意味では評価したい製品です。
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コメント
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技適の認証も取れているようなので、その気になれば日本国内での販売も可能のようです
スマートフォンとしてウルトラハイエンドで、カメラとしても1インチサイズ(スマートフォンだと最大でも1/2.8インチなので、面積で言うと4倍以上)なんていう超贅沢なCMOSを積み、このサイズとしては十分明るいF2.8のレンズを備えるという、コンパクトデジカメとしてもハイエンドな機能を、わずかこのサイズに収めてきた技術力(当然防滴、防塵でしょうから)は、さすがという他ありません
よりデジカメっぽく作られた、Galaxy Cameraでは沈胴式のレンズで光学21倍ズームを実現していましたが、あの巨大な筐体にゲンナリした人も多かったと思います
でもこのくらいのサイズなら、マイクロフォーサーズ機よりもっと気軽にお散歩カメラとしてスナップ写真用に携帯できますし、なによりデザインがカッコイイのが魅力ですね
三脚用の取り付けネジは、専用カバーで対応したいとメーカーは説明しているそうなので、あとは高性能なフラッシュが欲しいところ
QV-10やJ-SH04(日本では写メールのほうが有名ですが)のように、自分撮りを20年も前から世界に先駆けて提案してきた日本製品ではありますが、13万円もするカメラをおいそれと、そこらに置いて撮影というのは、海外向けとしては難しいのではないかと(外人さんの場合、元々が鏡越しの撮影から始まっているので、文化的には異質ですね。それに、泥棒さん大歓喜!になっちゃいます)
ただ、ソニーのアクションカムが大ヒットするきっかけとなった遠隔リモコンは、Bluetoothを利用して簡単に実装できるでしょうから、追加発売されるかもしれません
もし、コイツが日本で売られるなら、AQUOS CRYSTAL X とで本気で悩みそう
投稿: マジック144点灯 | 2014年9月20日 (土) 19時15分
こんにちは、マジック144点灯さん。
Samsungのカメラよりは薄くて持ち歩きやすくなってますね。Androidに引っ付けるにしても、カメラにこだわるならここまで徹底的にやらないといけませんね。
お値段13万円も、欧州ってこの手の機器が高めですから、日本だともう少し安く出てくれそうですね。
結局スマホ持ってても、カメラも別に持ち歩いてる人って多いので、こういうのも需要ありそうな気がしてます。
投稿: arkouji | 2014年9月21日 (日) 14時45分