東芝の120ドルWindowsタブレット端末”Encore mini”
IFA 2014にて東芝が7インチのWindowsタブレット”Encore mini”を発表・展示してますが、この実物に触れたレビュー記事が出ております。
東芝の0円Windows搭載タブ『Encore Mini』と『Chromebook2』を目撃!:IFA2014 - 週アスPLUS
Windows搭載で7インチということでちょっと心配になる仕様ですが、リンク先を見る限りまずまずといったところのようですね。
解像度は1024×600とまさにネットブックな液晶で、そのほかも最低限な装備のみですが、これで充分という人も多いんじゃないかと。
16GBのモデルで119.99ドルということで、安さが売りなタブレット端末。しかし1.83GHzのクアッドコアAtom搭載なので、モバイル用途ならば困ることはなさそうなスペックです。
こういうモデルって、日本では出てこないんでしょうかね?東芝で15000円程度の価格なら結構売れそうな気もします。
しかし東芝で120ドルならば、99ドルなタブレットがぞろぞろでてくるのも時間の問題でしょうかね。中華タブレットならさらにその下を行きそう。
![]() |
« Raspberry Piのブラウザが大きく進化! | トップページ | iPadが飲食店で活躍! »
「モバイル系」カテゴリの記事
- 今年最後の大須訪問へ行って参りました(2021.12.18)
- Fire HD 10を購入(2021.12.03)
- PC Watchが25周年の生配信を11月10日 21時から(2021.11.08)
- 2021年まとめ(2021.12.31)
- 雑貨屋のノートPC用スタンドでSurface Goを”クラムシェル”風にしてみた(2021.07.19)
どうでもいい間違いですが、Atom Z3735G は、1.33GHz(Turbo Boost 上限1.83GHz GPUは 311MHz TB上限 646MHz)で、ストレージは32GBではなく、16GB eMMCです
http://www.toshiba.com/us/tablets/encore/mini/WT7-C16/
相変わらずmicroHDMI が省かれているのは残念
中国国内で販売されているこの手のモデルの最安値は699元(約1万1200円)からですから、割とアグレッシブな値付けといえます
もちろんAndroid でもっとスペックを絞ったモデルなら、アリババでも600元程度から買うことができます
東芝アメリカは、HPやLenovoを意識した価格設定をしてきたようですが、方や日本の東芝ファンはナメられているとして、怒っている人が多いですね
投稿: マジック144点灯 | 2014年9月 7日 (日) 01時44分
こんにちは、マジック144点灯さん。
16GBでしたね。失礼しました。訂正しておきました。
日本ではあまりこういう低価格モデルを出したがりませんね、東芝。日本品質じゃないと思ってるのかもしれませんけど、それでも個人的には出して欲しいなぁ。私もかつて東芝ファンだったんですけど、なんだか守りに入りすぎて面白くなくなってますよね。初代Librettoを出したあたりのころの東芝は好きでしたが。
中国でもこのモデルを黙ってみているわけがないので、早晩99ドルモデルが出てくるような気がします。安さだけはゆずれないでしょうから。
投稿: arkouji | 2014年9月 7日 (日) 18時33分
>>中国でもこのモデルを黙ってみているわけがないので、早晩99ドルモデルが出てくるような気がします
そもそも、このモデル自体中国深センで製造された製品でしょうから、そういった見方をする中国人はいないでしょう
彼らは、計算高い商売人ですから、儲からないことは一切やりません
もし、現状で99ドルを実現するなら、3つのコスト削減策があります
中国でも人件費が高騰していますから、かつてのように内陸部の農民を奴隷のように使役することは不可能、電子部品の原価は世界共通である、という事実を大前提にした案です
一つ目は、SoCをARMのローエンド並の安価なものに変更すること
Atom Z3735シリーズがこれだけ多く採用されていることから見て、Windows8.1を利用するには、SoCとしてはこれが最低限のスペックだと判断されていることが分かります
Atomには、安価なARMコアに対抗するべく、2コアのモデルも存在しますが、前述の理由からWindows機に採用するのは現実的ではないでしょう(10〜15ドルは削減可能)
二つ目は、液晶パネルやバッテリーを安価なものに変える
そもそも製品カテゴリーが変わってしまうという問題もありますが、なにより商品性を損なうおそれが大きいため、あまりやりたくない選択です(10〜15ドル削減可能)
また、Microsoftとの契約条件に抵触する可能性もあるので、かえってコストアップになるおそれもあります
三つ目は、利幅を削ること
製造元で10〜15%、ODM先で30%程度を価格に乗せていると言われる利潤を削るわけですが、これはLenovoやHPクラスの販売ボリュームをもつメーカーでもない限り、体力的に持たないでしょう
なにより、Windows端末でみすぼらしいスペックのマシンが、いかに運用するのがが面倒かは、誰しも痛感されているはず
無理して99ドルで販売したところで、全く使えないものであれば、なんの意味もないですからね
投稿: | 2014年9月 8日 (月) 01時56分