シャープMZ、X68kのカタログが無料のGALAPAGOS書籍として復刻
GALAPAGOSはシャープが運営しているだけのこともあり、古きよき時代のシャープのパソコンに関する書籍が出てきます。
以前にもGALAPAGOSで”それ行け!X1”が無料配布されましたが、今度はMZ系とX68000系の電子カタログが復刻されてます。
シャープ MZ-2500などの電子カタログが公開中 (取材中に見つけた○○なもの) - AKIBA PC Hotline!
早速ダウンロードしてみた。
まずはこれ。シャープ マイコンキット”MZ-40K”。
まさにMZの原点ともいうべきマイコンボードです。
ちょっと面白いのは、ここに書かれているマイコンボードの使い方、まさにRaspberry Piと同じ使われ方が多いですね。時代が変わっても、お手軽コンピュータにやらせたいことはあまり変わらないのかもしれません。
もっとも、Raspberry PiならLinuxといった機能の充実したOSにPythonなどの言語環境もありますが、この時代のマイコンボードは今とは比較にならないほどハードルが高い時代です。
同じMZでも最終形に近いのがこのMZ-2500。
私がX1を買った頃に登場したMZで、まさに究極の8ビット機でした。
もっとも、それほど普及することなく消えてしまった名機なんですが。
ビジネス機を目指したコンピュータでしたが、やはり8ビット機では荷が重すぎだったようです。
どちらかというとその後のシャープのパソコンとして君臨したのはこちら。X68000シリーズです。
これはその最終形のX68030。ついにX68000も32ビットの時代かぁと思ったところで終わってしまいました。
今にして思えばX68040あたりまでがんばって欲しかったところですが、惜しいマシンです。
こんな感じにX68000とMZの電子カタログは復刻してるんですが、X1がないんですよね・・・
私の持っているX1Fのカタログ、なんとか復刻してくれませんかねぇ。
![]() |
« 写真から3Dモデルを作り出せる夢のようなソフト”OM3D” | トップページ | 6週間海の底にあったXperia Z2が奇跡の生還! »
「パソコン系」カテゴリの記事
- 複数のPDFを一つにまとめるサイト(2022.05.02)
- YouTubeライブなどでよく使われる「OBS Studio」を使ってみた(2022.04.08)
- リモート会議用の照明を買った(2022.03.28)
- 大須の「古墳」に行ってきました(2022.03.25)
- HDMI端子付きUSB-C ハブを購入(2022.03.24)
「書籍・DVD」カテゴリの記事
- 複数のPDFを一つにまとめるサイト(2022.05.02)
- 「新鋭艦隊のポンコツ旗艦の提督と戦乙女たち」が1000pt越えを達成(2021.11.07)
- 2021年まとめ(2021.12.31)
- 第9回 ネット小説大賞 一次選考通過は2作品(2021.08.15)
- 無料でKindle読み上げ機を作ってしまったという記事(2021.07.10)
「Android」カテゴリの記事
- Fire HD 10を買って2週間ほど経ちましたが(iPhoen 13も)(2021.12.19)
- 2021年まとめ(2021.12.31)
- 350円のスマホ!?(2021.04.25)
- イオシス副店長が見る日本のスマホ事情(2020.10.17)
- MSから2画面のAndroid端末Surface Duoが9月発売へ(2020.08.14)
「iPhone」カテゴリの記事
- 10cmのLightningケーブルを購入(2022.05.06)
- 高耐久Lightningケーブルが……4年半で破断(2022.03.27)
- iPhone 12の画面にかすり傷、その原因は……(2022.02.12)
- 徒歩の時間を調べるならGoogleマップよりAppleマップが良い!?(2022.01.31)
- iPhone顔認証が、マスク付き、Apple Watch無しでも可能に(ただしiOS 15.4、iPhone 12以上)(2022.01.28)
コメント
« 写真から3Dモデルを作り出せる夢のようなソフト”OM3D” | トップページ | 6週間海の底にあったXperia Z2が奇跡の生還! »
以前は、MZ-80K2E、80B(総合カタログ含む)の頃から、MZ-5500、2861、X1全機種、X680x0全機種など、膨大な量のカタログを持っていたのですが、引っ越しの際に全て処分してしまいました
もちろん、有名なマニアタイプ、プロフェッショナルタイプ、アクティブタイプの記述のあった、総合カタログも持っていました
このMZ-40Kは、自社が生産していた半導体チップを全面的に採用し、なんとか販売数を稼いでシェアを取りたい、という発想から誕生したこともあり、同様の経緯で開発されたNECのTK-80と比較されることが多いのですが、ご覧の通り8080のセカンドソースを搭載したトレーニングキットの略であるTK-80と比べると、子供の玩具レベルの製品にすぎず、実際全く売れなかったことから、その反省で生まれたのがMZ-80Kだと言われています
(そういった経緯のためMZ-80B(除く80B2)までは、開発したのが「部品事業部」です
MZ-4桁シリーズ以降「情報システム事業部(後のメビウス開発部隊)」に改組されるまで、PC-3x00シリーズ(統合後は、MZ-3500)を開発販売していたのは、「産業機器事業本部(後々ポケコン、ザウルスや書院シリーズを開発した部隊)」です
そういえば、MZの名前をばらしてMebiusとZaurusにした、なんて与太話もありますね )
投稿: マジック144点灯 | 2014年8月16日 (土) 08時43分
こんにちは、マジック144点灯さん。
私もいくつかカタログ持ってたんですが、私の親はすぐに捨てる人で、押入れに入れていた当時の何冊かの書籍(一番分厚い”ログイン”とか、電波新聞社の書籍など)と共に全部捨てられてしまいました。未だに恨んでます。
それにしてももったいない・・・X1全機種だけでも欲しかった・・・
この時代の製品、カタログって、まだパソコンが高価だったこともあって、なんというかわくわく感が半端ないですね。今のPCはちょっと高い文房具が売ってるという感覚で、カタログまで入手しようとは思いませんね。回顧趣味と笑われますが、やっぱり昔のもののよさはあります。
投稿: arkouji | 2014年8月16日 (土) 16時54分