ICONIA W3-810/FP(Windows 8.1化後)の使用感
まだ使って2日ほどですが、ICONIA W3-810/FPの使用感などつらつらと書いてみます。
当たり前(?)ですがEeePC 1000H-Xよりは快適です(速度面)。
ただし、まだマウスが使えないので、操作性はいまいちですが。その辺は周辺機器を揃えればなんとかなるでしょう。
例えば”艦これ”に使うとどうなるのか?
ネット上の声を見る限りは”まあまあ”というレベル。出来ないレベルではないけど、Bay Trail-Tを知ってしまうと遅く感じるそうな。
このゲーム、結局参加できていないため、こちらでは確認できず。
参考動画を見つけました(Bay Trail-T機と比較)ので、気になる方はご覧ください。
私の場合は主にネットとOffice 2000のExcelくらいなのですが、この辺を使う分にはなんら問題ありません。
不満な点を上げるとすると、タッチ入力がいまいちなことでしょうか。
デスクトップ表示にして×印をタップしようとしてもうまくさわれないことが多い。
気持ちちょっと上の辺りを突くと反応することが多いですね。でもデスクトップ操作にはやはりマウスかタッチペンが必要かも。
ところで、Windowsタブレットってスリープ状態でも電気食ってそうな印象があるため、普通のタブレットと同じ感覚で使えるのかどうかが心配でした。
まずWindows 8.1に上げる前に、100%充電状態からスリープに入れて3時間放置した結果・・・残量は98%でした。3時間で2%。
おお!なかなか優秀じゃん!これならスリープにしっぱなしでOKじゃん!と思ったのもつかの間。
Windows 8.1に上げた直後、90%のときにスリープにして、2時間たったら69%になっちゃいました!
アップデート前と違って本体熱いし、明らかにスリープ時の電力消費増えてまぁす!
この”acer”って書いてある辺りが一番熱いんです、この端末。
直前に使った何かが悪さしているのかと思い再起動してみたんですが、結局スリープ中に熱くなるので、うまくいきませんでした。
が、この病状も2日ほどで治りまして。一晩スリープでも10%減程度まで収まりました。なんだったんでしょう?
もっとも、電源オフ状態から20秒ほどで起動(”netplwiz”コマンド使って自動ログオンにした場合)するので、いちいちスリープで使わなくてもいいかもしれません。電源オフ時も、ものの数秒で落ちます。スリープに頼らなくても良さそうなレベルかと。
さて、”メディアプレーヤー”としてのW3-810/FPですが。
せっかくmicroSDHC 32GB(Class 4)があるので、これに入れて使ってみました。
上にmicroSDスロットがあるんですが、なかなか収まりません、ぐっと奥に押し込まないと出てきちゃいます。
まずはスタート画面にある”ビデオ”アプリを使ってみましたが
写真では分かりづらいですが、見るに耐えないくらいかくかく動きます。
てことで、VLC入れて小窓のまま再生。
これならスムーズに再生、申し分ありません。
ところがVLCのフル画面をやってみたんですが、これも全然問題なくスムーズ。
なんだ、”ビデオ”アプリがしょぼすぎるだけですね、これは。
WMVなどでやったらわかりませんが、mpeg4あたりはVLCで再生するのが吉のようで。
内蔵カメラも試してみました。
200万画素の映像を大画面で出しているのが悪いのかもしれませんが、なんだかざらざらしてますね。カメラ性能はいまいちなようです。
ところでこの端末、左手で持つとちょうど熱くなるところを持つことになるため、ちょっと不快。
ということで、せっかくのタブレットだし、縦に持ってみました。
デスクトップもスタート画面も、もちろん問題なく使えます。
が、私個人の気分的な問題でしょうが、Windowsを縦に使うことにやや抵抗がありますね。ちょっと、いやかなり変な感じ。
全体的にどうしてもネガティブな印象の事ばかり書いてしまったように思いますけど、どうしても比較対象がiPad/Androidタブレットになっちゃうからでしょうね。
RTではないので、同じ使い方をもとめちゃいけないんですよね、ほんとは。
そこはなんといってもWindowsですから、使えるソフトも多いのがこいつの利点です。
Office入れれば一番Office文書を扱える端末だし、Excelのマクロも使えます。またFlash Playerの必要なサイトも見ることも可能。これらはiPad/Androidタブレットには無い特徴。
Windows 8以降の特徴を無視してなんですけど、デスクトップが使えることもWindowsタブレット最大の特徴。
ファイルのコピーやコピペなど、窓を並べて表示させたい作業って多いじゃないですか。
”Windows”って複数形なのに、窓が一つしか使えないモダンUIの画面って、やっぱりWindowsにとって不自然なものなのかもしれません。
Bluetoothキーボード、マウスを組み合わせれば多分最強です。
バッテリー駆動時間では圧倒的に不利だったWindowsが、ソフト・ハード両面の改良でiPad/Androidタブレットと張り合えるだけのレベルにまで追いついてきたというのが驚きです。
しばらくいろいろいじってみようと思います。使ってるうちに、iPad/Nexus 7などと棲み分けが出来そうな気もします。
これで”0円Windows”が普及してWindowsタブレット端末の値段が99ドル程度になったら、私はあと何台買うことになってしまうのやら・・・だが、今度こそASUS機を買うつもりです。
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コメント
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>>Windowsを縦に使うことにやや抵抗があります
私もそうですし、多くの人が同様な感想を持たれているみたいです
あと、不思議と物理キーボードとマウスが使いたくなる、というのも追加でしょうか
GPUにPowerVR SGX 545 という、あまりWindows 向きではないものを採用しているため、全体のレスポンスはIntel 謹製GPU を積んだBayTrail-T には敵いませんが、ビデオデコーダ/エンコーダは搭載しているので、GPU支援機能を ”設定で有効にしていれば” たいていの動画は快適に再生できるはずです
>>アップデート前と違って本体熱いし、明らかにスリープ時の電力消費増えてまぁす!
ほとんど根拠のない予想ですが、かなりイレギュラーなアップデート作業をされていることから、WindowsがS0ステート対応の有効性の判断を保留して、当初はInstantGo(Connected Standby)が無効化されていたのではないでしょうか
それが、なにか(なんだよそれ!)の拍子で有効になったのではないかと
ちなみに、InstantGo(Connected Standby)が有効になっているかどうかは、Powercfgコマンドを使うことで判別できます
ランクル70、限定販売の噂は本当だったんですね
見た目は、豪州仕様からシュノーケルと、フードトップオーナメントを外して、補助ミラーを追加しただけと言った感じで、まさしく「荒野のワークホース」ですね
私も、白のピックアップを1台購入して、機関銃付きのテクニカルに改造してヒャッハーしたいですね(おまわりさん、こいつです)
投稿: マジック144点灯 | 2014年8月26日 (火) 01時32分
こんにちは、マジック144点灯さん。
なるほど、GPU支援の設定はノーマークでした。調べてみます。
スリーブ時の熱さですが、その後でなくなりました。今はほとんど電力消費しませんね。何だったんでしょう?ほぼiPad並と言えるくらいスリープ時もバッテリーを食わなくなりました。
ランクル70の件はにやにやしながら見てました。受注は好調です。道によっては70でないと走れないところがまだまだあるようで(200の悪路走破性は70にはかなわないそうで)、70シャーシに100のアッパーを載せたランクルがあったほどです。
恐ろしい話ですが、まだ70の改良版を開発中です。これ以上はちょっと言えませんが、まだまだ世界では売られる車になりそうです。
投稿: arkouji | 2014年8月27日 (水) 18時00分