« HPから199ドルのWindowsノートが年内発売 | トップページ | 場所によってiPhoneのセキュリティレベルが変えられる!?技術 »

2014年7月20日 (日)

IRKit買ってみた

元々Buffaloの学習リモコンとRaspberry Piの組み合わせで実現しようと思っていたことですが、Wi-Fiを使ってリモコン機器を遠隔・集中操作させたいと思って、いまさらながらIRKitを購入してみました。

Img_6360

これはiPhoneを使って、Wi-Fi経由で赤外線リモコン機器を操作できるようにしてくれるガジェットです。

Img_6361

中身は本体と、IRKitアプリのダウンロードの仕方、MACアドレスと本体パスワードの書かれた紙だけです。

なお、電源はmicroUSB端子につなぐUSB電源が必要。

Img_6363

まずはUSB電源アダプターとIRKitをつなぎます。

電源は赤色がついてるはずです。

Img_6364

AppStoreで”irkit”と検索すると”IRKitシンプルリモコン”というアプリが出てくるので、これをダウンロード。

インストール後に起動すると、以下のような画面が。

Img_6365

電源はつながってるので、次へ。

Img_6366

自宅のWi-Fiルーター/アクセスポイントが出てくるので、WPA/WPA2認証用の接続パスワードを入力します。

Img_6367

するとIRKit×××のような名前のアクセスポイントに一旦接続せよという指示が出てきます。

Img_6368

そこで、iPhoneの”設定”-”Wi-Fi”を覗いてみると、確かに”IRKit×××”という名前のアクセスポイントが出てきます。

これをタップして接続。

Img_6369

ここでIRKitの付属の紙に書かれているパスワードを入力します。

するとIRKitが自動的に自宅の無線LANに接続してくれます。設定が終わるや否や、iPhoneとIRKitの接続が切れます。

目印として、IRKitのLEDの色が赤から緑/青ランプに変わります。

Img_6370

次にアプリを起動すると、こんなメッセージが。

IRKitアプリを起動すると、真ん中に”+”のマークをつけたボタンが出てきてるはずです。

Img_6379

これをタップすると、登録したいリモコンのボタンをIRKitに向けて短時間リモコンボタンを押せといってくるので、指示通り実行。

Img_6371

で、その登録した機能の名前を入力。

最初はテレビの電源ボタンを登録したため”テレビ電源”と入力。

Img_6372

つづいて、適当なアイコンを選んでやります。

これでリモコンボタンを登録は完了。

一つの機能ボタンだけ登録するならこれでおしまいですが、わざわざ複数機器を登録できる機器だというのに、これで終わるわけありません。

Img_6378

別のボタンを登録するには、”編集”をタップすると上のような画面になるため、ここで左上の”+”ボタンをタップします。あとは上と同じ登録方法で順次追加可能。

私のiPhone 5sにエアコンオン、テレビ電源、テレビの再生ボタン(テレビにつけたHDDの録画データを再生するためのボタン)を登録しておきました。

Img_6374

実際にボタンを押してみると、テレビやエアコンが操作できました。

ただ、エアコンのオンは効くんですが、オフはうまく動作せず(吹き出し口が半開きで止まる)、結局オンのみ残しております。

写真ではテレビに向けて操作してますが、無線LANルーターの届く限りどこからでも操作可能。DDNSなどを設定してやれば、外出先からも利用できるはずです。

なお、妻用のiPhone 4Sにも同じアプリを入れたんですが、iPhone 5sで登録したボタンは引き継ぐことが出来ないため、リモコン学習からやり直しになります。

ある端末で登録した情報をそのまま引き継げるようになるとなおいいんですが。

Img_6376

なおこのIRKit、対応アプリが他にも存在しております。

家に近くなったらエアコンのスイッチを入れてくれるアプリなど、現状は3種類のアプリがあるようです。

Img_6377

自分でもアプリを作りたくなったら、専用のSDKがあるのでこれを利用します。

ところで、IRKit自体にはArduinoが使われていて、Arduino用の機器ならそのまま使うことが出来るらしいです。

例えば温度センサーをつけて気温がある一定温度以上/以下になったら自動的にエアコンをオンにできたりするみたいです。

自由度高いですね、このガジェット。

ハードのカスタマイズが出来るというのがこのIRKitの最大の特徴のようですが、そんなことをいちいちやらなくてもこのままで充分高機能なところはいいですね。

エアコンのスイッチを登録したため、特に冬は2階からエアコンのスイッチを入れて、起きてリビングに行ったらちょうどいい気温になってるって状況にできます。寒がりな私にはうれしい機能ですね。

一方、暑がりの妻は既に「2階からエアコンつけれる ヒャッハー」と喜んでました。

これだけ正反対な夫婦が同時に喜べるガジェットも珍しいですね。いいもの買いました。

IRKit - iPhone,iPadを使って外出先からエアコン等の家電を操作できる学習リモコン

« HPから199ドルのWindowsノートが年内発売 | トップページ | 場所によってiPhoneのセキュリティレベルが変えられる!?技術 »

iPod touch」カテゴリの記事

iPad」カテゴリの記事

iPhone」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: IRKit買ってみた:

« HPから199ドルのWindowsノートが年内発売 | トップページ | 場所によってiPhoneのセキュリティレベルが変えられる!?技術 »

無料ブログはココログ

スポンサード リンク

ブログ村