Fire Phoneのレビュー記事がで始めてるようです
アメリカでは7月23日ごろからAmazonのFire Phoneが出荷され始めてるようです。それに伴って、レビュー記事がちらほらと出始めてます。
Amazonスマホ「Fire Phone」発売で性能の高さを印象づけるレポートが続々登場 - GIGAZINE
Fire Phone最大の特徴は、Dynamic Perspectiveと言われるユーザーの顔を追跡して目線に合わせた3D表示を可能とする機能。
本体正面四隅にある4つのカメラセンサーを使って顔追跡することで実現するこの機能。といっても、まだ対応アプリがほとんど無い状態。まだまだ真価を発揮するのはこれからのようです。
また、複数の顔を捉えると誤作動することがあるなど、完璧ではないようです。
もう一つの目玉機能である”Firefly”を使っている動画はこちら。
Logitechのマウスをなかなか認識してないような・・・まあそれ以外はわりとささっと認識してくれてます。
映像だけでなく、音による情報も処理してくれます。BGMから音楽CDを呼び出したり出来るそうな。
しかしこの機能、例えばお店に並んでる商品をスキャンして、Amazonでの価格を調べたり、そのままお買い物できたりされるだけの機能のよう・・・おや誰か来たようだ
カメラも売りで、1300万画素のカメラセンサーによる画質は上々で、オート撮影モードが優れてるそうで。
最後のほうにはベンチマーク結果もあるようですが、バッテリーの持ちやグラフィック性能など、いまどきの最新機種並みかそれ以上のようです。
ただ、やはりアプリが少ないというのが欠点。せっかくの独自機能も、それを生かせるアプリが無ければ意味がありません。
マップアプリもNokia製データを使用しているそうですが、Googleマップと比べると見劣りしてしまうようで。ただこのあたりはAppleマップもそうでしたが、いずれ充実してくるものと思われます。
現在のところ、アメリカでしか入手できないようです。米Amazonでは650ドルで販売中(AT&T)。
Amazon Fire Phone - 13MP Camera, 32GB - Shop Now
グッピングなどで個人輸入して入手するのも手ですが、日本向けのサービスはあまり期待できる状態ではなさそうで、今7万円も払って入手するより、国内提供を待ったほうがいいかもしれません。
Fire Phone以前にKindle Fireもあるんですけど、私自身こちらにはなかなか手を出しておりません。子供がよく使うYouTubeアプリが無かったり、Kindle Fireならではの何かを感じさせるようなアプリがないのがその理由。
果たしてこのFire Phoneにはそんなキラーアプリが登場するんでしょうか?やっぱりアプリがFire Phone成否の鍵となりそうです。
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コメント
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Nokia Maps は西欧では高い評価を得ているのに対し、北米版はMicrosoft のBing Maps をベースにしていて、やや評価が低いという背景があるので要注意です
日本で高い評価を受けているGoogle Map でも、国産地図アプリに対して、新道への対応が数カ月以上遅れることから、ナビとして使わない人も多くいますから、こういった評価は鵜呑みにできません
そういえば、Android ベースなんで、MicroSDカード経由や、他のアプリストアからアプリは導入できそうに思えるのですが、なにかプロテクト的なものがかかっているんでしょうか
そのあたりの検証なしに、アプリが少ないと決めつけているようなら、参照記事には問題があるかもしれません
ともあれ「あなたAmazon の販売員?」とか言われそうな背面ロゴだけは微妙ではありますが、面白そうな端末ではあります(町の小規模店を保護する傾向の強い欧州での販売は難しいでしょうね)
投稿: マジック144点灯(強い<確信>) | 2014年7月25日 (金) 12時44分
こんにちは、マジック144点灯さん。
Kindle Fireの例で行けば、Androidのアプリを無理やり入れる方法というのはあります。おそらくFire Phoneも可能だと思います。ただし、いわゆるroot化が必要で、メーカー保障を考えるとこれは”出来ない”といわざるを得ないでしょう。
http://androidlover.net/tablet/amazon-kindle-fire-hd/install-google-play-store.html (Kindle Fireの例です)
あくまでもAndroidベースであって、AndroidではないというのがこのFireシリーズ。Fire PhoneにもGoogleマップは無いようですから、この辺の事情はKindle Fire同様かと思われます。
となると、Amazonのアプリストアのみのアプリ数で見るより他は無く、アプリが少な目とい話ざるを得ません。なにせYouTubeアプリもないですし。
個人的には面白い端末だと思います。が、独自の機能を発揮するのにはまだソフトウェア環境が整う必要がありそうです。
投稿: arkouji | 2014年7月26日 (土) 06時57分
うーん、そうですか
Android を選ぶ理由はざっくり言って、7割が価格の安さ、残り3割が豊富なアプリだと思うのですが(お約束ですが、日本市場を除く)、AT&Tのみの提供で(利益0と言われる中)価格はハイエンド、肝心の新機能はユーザーが望む機能の本質から外れていて、ハードウエアリソースの無駄使いとまで酷評される有り様なのに、ユーザーのカスタマイズまで許さないとすれば、これは絶望的ですね
別記事でFirefoxOS を取り上げられていますが、おっしゃる通り多少機能は落としてもいいので、手軽に使える端末が欲しいですね
Ubuntu や、Tizen では重すぎる印象がありますし、私もFirefox には期待しています
KDDI には、引き続き努力してもらいましょう
投稿: マジック144点灯(岩崎VS大瀬良 ロマンやね) | 2014年7月26日 (土) 12時15分
こんにちは、マジック144点灯さん。
このFire Phoneも思いのほか高い端末になってしまいました。アプリなどで優位性を出さないと今後の展開は苦しそうです。
Kindle Fireを買おうと思ったことがあって、まさに買う寸前までいったんですが、その時諦めた理由がYouTubeアプリがなかったことなんですが。
私が使わなくなっても、長男がYouTube端末として使ってくれるので、このアプリは必要なんですけど、iPadやAndroidタブでは当たり前のこのアプリがないことに当時びっくり。
結局その時はNexus 7にしたんですが、この選択は今にして思えば正しい選択でした。
Amazonの提供するものなので、電子書籍や買い物に使ってもらうことがメインなんでしょうが、もうちょっと普通の(?)機能も重視して欲しいですね。
投稿: arkouji | 2014年7月26日 (土) 20時19分