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2014年6月30日 (月)

総務省が来年にも原則SIMロック解除の方針

すでにあちこちで騒がれてますが、端末そのままで乗り換えを可能に出来るようSIMロック解除と2年縛りの商慣例廃止を打ち出すようです。

ついに来た!総務省、SIMロック原則解除の方針固める | GGSOKU - ガジェット速報

ただ、こちらのリンク先にもあるとおり、どのレベルのSIMロック解除をさせるかで影響度合いが変わるような気がします。

SIMロック解除を有償で行わせるという今のドコモ方式であれば、正直あまり効果が無いかもしれません。ただし中古機器の売れ行きが盛んになるかもしれませんね。

解除ではなく、最初からSIMロックフリー化させるというのであれば、キャリア間の流動性は上がる可能性がありますね。

ただ、その場合端末代は高くなる可能性があります。2年契約が確実でなくなれば、一括0円などのたたき売りが行われなくなることになりそう。

この場合、比較的価格の高いiPhoneは不利になるかもしれませんね。

肝心の狙いである通信料の引き下げにつながるかですが、これはなんともいえませんね。

この間までのデフレ時期にほとんど値下げを行っていなかったわけですから、キャリア横並びで同じ価格を維持し続けるんじゃないでしょうか?

このあたりは独占市場のもどかしさ、どうしようもないところといえるかもしれません。

もし価格競争の起爆剤があるとしたら、MVNOサービスでしょうか。

価格は安い、最近は通話プランをやってるところも多いですし、割り切って使う分にはいいサービスであることは間違いありません。

ただ、一般の人が入り込むにはちょっと敷居が高いサービスなのが現状。

しかし、最近あちこちで見られるようなSIMフリー端末とのセット販売が広がってくれば、もしかしたら大ブレイクするかもしれません。

SIMロックフリー版iPhoneとのセット販売を安価に実現できれば、まちがいなくすごいことになりそうですね。

正直言って、今回もそんなに大きく変わるとは思ってませんが、月額料金値下げというユーザーにとってありがたい方向に進んでくれるというわずかな可能性にかけたいですね。

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コメント

あちこちで言われていますが、とどのつまりがSIMロック解除は自己責任でもあるんですよね。
キャリアからのサポートが実質受けられなくなるので、自分自身で対処できない人にとっては必ずしも得にはならないですし、そういう意味では日本人の性質には合わない気がします。
今は、キャリア側としても様子見状態で、ユーザー側への説明は何もないため、ほとんどの人は判断がつかないですが、いざ義務づけが始まると「エエー、聞いてなかったよー」という声が上がるように思います。
あと、この手の懇談会のメンバーに、某ケケ中氏のような新自由主義の人物が多いのが気になりますね。これだけ世界中で貧富の差が広がっているのに未だに、なんでも市場原理に任せれば、すべてうまくいくと言いきる彼らの主張には眉に唾をつけざるを得ません。

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