25ドル(約2500円)で買えるFirefoxスマホ
100ドルでも安いと思えるレベルですが、ついに25ドルのスマホが登場するようです。
25ドルのFirefox OSスマホ、Mozillaがプロトタイプを展示:MAE2014 - 週アスPLUS
スマートフォンOSとしてはまだまだの感のあるFirefox OSですが、後発の不利さを価格でカバーするつもりなんでしょうか、とにかく安さを追求した端末を出す動きのようです。
上がその最安値となる25ドルの端末なんですが、ぱっと見た目は悪くないですね。なにしろRaspberry Piより安い端末ですから、もっと荒々の液晶パネルなのかと思ってました。
大きさは3.5インチとかつてのiPhone並み。解像度は480×320でお世辞にもいいとは言いがたいスペック。
でもスマホはスペックではなく、何が出来るかなんですよね。必要最小限のアプリがそろっていればそれなりに普及してくれそうです。
ここ日本では安さはあまり売りにはならないでしょうね。すごく安い通信プランと組み合わせられるならいいんですが。
ただ格安のイオンスマホなどの例のように、MVNO SIMとの組み合わせで登場するかもしれません。ただしそのときは25ドル端末ではなく、上位機種の「Flame」になるかもしれませんが。
Androidとのせめぎあいが楽しみなところですが、なかなか崩せないでしょうね、今のシェア状況。しかしキラーアプリなどが登場すればもしかしたら・・・というOSになるかもしれません。
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コメント
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主戦場たる新興国では、いまだフィーチャーフォンが多数派なので(ノキアが首の皮一枚残っていたのは、こういった市場で売れていたため)、Androidとの戦いということ以前に、いかにスマートフォンを普及させるか、また無線ネットインフラをいかに早く、かつ広く構築できるかということが課題です。
25ドルという価格は明らかに原価割れでしょう。個人GDPの低い新興国市場で普及を進めるためには絶対条件ではあるとはいえ、どうしてこの価格が実現できるのか想像してみると、以下の予測が立ちます。
まず、重要なのは、モジラ・ファウンデーションが非営利団体であること。
このことで、寄付といった企業側にも個人にも都合のいい方法で資金を集められますし、進出国からの補助金も受けやすくなります。
あと有名な話ですが、Googleからの収入もあるので、部分的には共闘する余地もあるでしょう。
また、税金も減免される(そちらの管理は、モジラ・カンパニーが担当)はずです。
そして、富の再配分です。先進国市場では200ドル以上の端末や、プリペイド端末を販売して利益を上げ、その資金でもって新興国に投資し、その国の経済に貢献する。
ちょっと、貴族的な考えですが、利潤を追求することに主眼を置かない(夢想主義的ですが)というモデルで挑戦していることには、ロマンを感じます。
投稿: sach | 2014年6月17日 (火) 15時33分
こんにちは、sachさん。
この値段で成り立つビジネスモデルがあるというのがすごいところですね。
さすがに日本では2万円位するみたいですが
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/230/230756/
それでも安いですね。あとは通信費用が下がってくれればいいんですけどね。
投稿: arkouji | 2014年6月17日 (火) 22時12分