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2014年3月30日 (日)

3Dプリンターで作られた頭蓋骨の移植に成功

3Dプリンターもついに医療分野への活用段階まできたようです。

「3Dプリント頭蓋骨」の移植に成功:オランダ « WIRED.jp

オランダで、頭蓋骨の一部に3Dプリンターで作られた頭蓋骨を移植し、成功したそうです。患者の方は無事職場復帰までできたそうで。

これまでも臓器などが3Dプリンターで作られたという話は出てましたが、実際に人体に移植が成功したというのは初めて聞きます。すごいですね。

当然頭蓋骨は人それぞれ形が違うので、大量生産ができません。手で作るというのも大変な作業のようで、こうした人工の骨格は結構コストがかかるようです。

これが3Dプリンターで出来たとなれば、多少なりともコストが下げられそう。高額な移植費用のおかげであきらめていた多くの患者にとって朗報ともいえるでしょう。

それにしてもこの1、2年の間にどんどん活用法が増えてきますね、3Dプリンター。アート的な使い方だけでなく、食品・工学・医学分野にまで広がってます。

低価格化も進んでますし、そろそろ個人で持つ人も珍しくなくなるかもしれませんね。

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科学・技術」カテゴリの記事

コメント

整形外科の世界では、かなり以前から3Dプリンターによって作成された人工骨の移植例はあります。
関節が摩耗するので、定期的に外科手術で取り換える必要があるのですが、最近では素材の進化で寿命が伸びているそうです。
入れ歯同様、制作には手間がかかるだけに、3Dプリンターの導入はかなりのコストダウンが期待できそうです。
海外勢(確かドイツ)に押され気味のこの分野ですが、素材技術で圧倒的な強みを持つ日本には、充分勝機があるように感じます。

また内科の執刀医が、事前にMRIで撮影したデータを基に3Dプリンターで作成された患者さんの臓器モデルを使った術前シュミレーションで練度を上げることによって、難しい手術の成功率を上げているという話は聞きますね。
iPS細胞から各種臓器が造られるようになったとしても当面は恐ろしく高価でしょうから、こうした技術はどんどん進歩してほしいものです。

こんにちは、??さん。

頭蓋骨として使われたというのが初めてなんでしょうか?既に骨としては実用化済みなんですね。

日本こそこういうのを真っ先に改良しそうなものですが、なかなか出てきませんね。今後に期待したいものです。

今夜から始まるNHKスペシャルのシリーズに山中教授が登場しますね。テーマは"細胞"だとか。早速見る予定です。

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