SONY、VAIO辞めるってよ…
かつてはWindowsノートのブランドとして君臨していたSONYのVAIOですが…ついにSONYから離れることに。
<ソニー、JIPへのVAIO含むPC事業売却を公表、2014年3月末までに締結(追記)/p>
SONYがVAIOブランドで展開しているPC事業を日本産業パートナーズに売却すると発表しました。
今年の3月末で売却は完了、今度の春モデルが SONY最後のVAIOとなるようです。
私が今までに買ったVAIOは2機種。VAIO 505とVAIO Pです。
どちらもいいデザインでしたが、いろいろ難ありなノートでしたね。
505の方は動かないソフトがあったり、PはAtom ZでVistaという無茶な構成が祟って使い物にならないほど遅い端末でした。
無論、VAIOも中堅機以上は満足のいくマシンのようですから、決してだめなノートというわけではありませんが、以前ほど惹きつけられるような端末ではなくなりつつあるのもまた事実です。
もうちょっとSONYらしさ全開の何かがあると良かったんですけどねぇ…最近そういう製品は見かけませんが。
なお、VAIOはもしかしたら"Mac"になれたかもしれないチャンスがあったようです。
Appleの「Mac OS」をソニーの「VAIO」に搭載する計画をスティーブ・ジョブズが持っていたことが明らかに - GIGAZINE
もしMac OSなVAIOが実現していたら、もう少し違った展開もあったかもしれません。
VAIOそのものがなくなるわけではないようですが、イメージは大きく変わることになりそうです。ちょっと、いやかなりさみしい展開ですね。
機会あればもう一度くらいVAIO買おうかと思ってましたが、とうとう叶うことはなさそうです。
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そうですか、
まあ書かれているとおり、VAIOは「SONYの」と付くから
売れると思います。
印象は、特長を出すため、これでもか!っとプリインストールソフトをバンドルし、
CPU負荷の大きな「マルチメディア関係ソフト」が目玉で、この負荷がビジネス用途しか使わない時も「足かせ」になって不都合を起こしていた記憶があります。
一般の人には、バンドル・ソフトを外すのは難しいらしく苦労話をネットで見かけたものです。
SONYがそれなりに売れたパソコンはSMC-777、MSX、VAIO
確かSMCかMSXのどちらか終了時にも「パソコンからSONYが撤退!」って報道されましたから今度が2度目。
まあ日本国内企業ですが、グローバルな視点で不採算部門は「コストカット」に徹するんでしょうね。
投稿: enutea | 2014年2月 7日 (金) 18時45分
こんにちは、enuteaさん。
確かに初めてではないですね、SONYのパソコン撤退は。VAIOも長い空白期間ののちに登場した2度目のパソコンでした。
ただVAIOという名称をWindows Phoneに使うという噂もあるので、本当に消えるかは今後の動向次第ですね。
投稿: arkouji | 2014年2月 7日 (金) 23時18分
なるべくなら残って欲しいし
「三度目の正直」で見てくれや華やかさじゃなくて
基本性能とその安定性を追求する姿勢で
もう一度復活してもらいたいです。
できるなら「バイオ」って名に恥じないよう
ウェアラブルで筋電や脳波とかを応用したシステムに
再挑戦していったら、
東京通信工業(株)を前身とする今のSONYより
ひと皮むけるカモ?(笑)
投稿: enutea | 2014年2月 8日 (土) 01時03分
譲渡先が国内のファンド運営会社ということで、某ThinkP@dみたいに「ハッキングソフト標準装備」なんて事にはならんでしょうけど、それでも製造業種ではないですから、同じVAIOブランドでも「今年と来年では製造元が違う」なんて事態になったら嫌ですね
投稿: 緋呂々 | 2014年2月 9日 (日) 00時53分
こんにちは、緋呂々さん。
製造元のことまで考えてませんでしたが、どうするんでしょう?製造工場ごと引き取ってもらうんでしょうかね。
中身はおそらく中国や台湾などの発注品 or 流通品でしょうから、そんなに変わらないと思うんですが、でもそこでコストの安い会社へ切り替えられたら、伝統のSONYタイマーの精度が落ちて、保証期間終了前に壊れてしまうことになりはしないかと心配です。
投稿: arkouji | 2014年2月 9日 (日) 02時39分
日本産業パートナーズ(Topページ)
http://www.jipinc.com/
業務案内などを読むと「日本の会社の事業活性化を支援する投資基金」と謳ってますから、「中国や台湾などの発注品 or 流通品」という事をやったら設立理念に反しますし、あくまでも国内企業になるとは思います。
Wikipediaによれば、「ソニーから譲渡を受け、2014年中を目途に傘下に収めるための新会社を立ち上げる予定」と付け加えられてましたから、心配した「製造元があっちこっち…」なんて事にはならんですむかな?
あと、この記事とは無関係ですが、以前のX1用のケーブルの件で
X1/turboシリーズ RGBケーブル をヤ○オクに出品されてる方がいました。
X68000ディスプレイ用
ttp://page10.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/m119694225
三菱液晶用
ttp://page10.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/m119694261
CZ系用と三菱用での違いまでは分かりません。
(D-SUB15ピンの2段か3段かだけ?)
また、落札後に制作してくれるようで、有料ですが長さなどを変更可能なようです。
気になられましたら、質問されてみてはいかがでしょうか。
投稿: 緋呂々 | 2014年2月10日 (月) 16時19分
十数年前三菱のCRT用のアナログRGBケーブルを作った事がありますが、三菱はLCDも独自ピン配列なんでしょうか。
投稿: enutea | 2014年2月10日 (月) 18時38分
こんにちは、緋呂々さん、enuteaさん。
なるほど、そういう会社だったんですね。一時レノボに売却か!?という話も出てましたが、やはり無難な選択をしたということですね。
X1用ケーブルですが、気になりますね。ただコネクターの形状がいまいちわからず、独自形状なのか、通常のアナログディスプレイ端子なんだけど三菱電機製液晶パネルでしか動作確認できなかった、周波数があわなかった、などあるんでしょうかね?気になります。一度質問してみればいいのでしょうけど、ディスプレイの型番も出てますし、一度調べて見ます。
投稿: arkouji | 2014年2月10日 (月) 22時53分