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2014年2月14日 (金)

私の黒歴史・・・とある雑誌に載った過去

黒歴史ってほどすごい悪い事をしたわけではありません。ただ単に恥ずかしい思い出というか、なんというか。

事の発端は、Macintosh 30周年記事の載ったMac Peopleを購入したこと。

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Macユーザー、特にOld Macをお持ちの方ならぜひお勧めです。

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Powerbook系の話が出ていないのが残念でしたが、なかなか読み応えのある記事。

こういう雑誌は、私の永久保存庫(本棚)に運ばれていくんですが。

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これまでも何冊か保存されております。特に古いのはこの3冊。

この3冊は過去にも紹介したことがありますが。

これまで当ブログに紹介していない私にとって黒歴史というべき一冊があるんです。

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BeShift 1997年3月号。

おそらくこの雑誌の存在を知る人はほとんどいないんじゃないかという、東海地方限定のパソコン誌です。

大学の生協で扱ってたため買ってたんですが、個人的には他のパソコン誌にはないものがあったので、気に入ってたんですけどね。

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ベンチマーク結果などはほとんど載せることなく、どちらかというとユーザー目線の記事が多かったこの雑誌。

東海3県のパソコン店情報や価格などのほかに、パソコン活用法なんてものを紹介しておりました。

で、この「パソコン 薫陶・冬」というのは、読者の活用法を紹介するという特集。

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当時はまだインターネットが認知され始めたばかりの頃。

まだアナログ回線の従量制での接続がメインで、niftyでインターネット接続サービスが始まったかどうかという頃でした。

家庭向けにプロ級の仕事に、いろいろなユーザーの活用法が紹介されてる中。

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私も出てきます!当時25歳!!17年前の姿です。

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取材に来るというので、これ見よがしにパソコンを広げて・・・いるわけではなく、置き場所が机の上しかなかったので、こうなってるだけです。

当時のメインPCはPowerBook 5300。サブPCがLibretto 20。

このころまだPC-9801 BXも所有してたんですが、すでに大学の研究室に置きっぱなし。

専ら論文やら資料やらはLibretto 20で書いてました。土日といわず、こいつは電車内と研究室で毎日活躍(当時大垣~名古屋間を1時間半の電車通学でした)。

よく見ると、15インチディスプレイの下にMac LCが置いてあります。ジャンク品で数千円で買ったものです、たしか。

「土日しか使わなかったパソコン」とありますが、何せ当時は大学の研究室でUNIX漬けだったため、わざわざ自宅で使わなかっただけなんですが。

数ヶ月前に始めたNifty-Serveのパソコン通信にはまってしまい、平日でも毎日必ずつなぐようになりました。今と同じく、ネット漬けってやつです。

2階に電話線がなかったので、1階から無理やり引っ張ってきて2階でも通信できるようにしてました。

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この頃、自分の部屋に水槽置いてました。

ディスカスが2匹、エンゼルフィッシュが1匹います。

パソコン数台と熱帯魚に囲まれてパソコン通信の能書きをたれるという、なんとも生意気な25歳の冬。

お恥ずかしい過去ですね。

その後常時接続の時代が来て、モバイル通信が当たり前になって、携帯機器だけで当時は信じられないことが出来る時代になるとは、この頃は夢にも思ってませんでした。

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この雑誌、本当にベンチマークって言葉が出てきません。あくまでも”使い方”に注目したパソコン誌でした。

地方誌だったので、ローカルな話題も多かったんですが。

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一番左が編集長さんで、私の自宅に取材に来られた方です。今でも覚えてます。

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まだ大手パソコン通信各社がインターネット接続を始めたかどうかという時代、つなぎ方や、そもそもインターネットって何よ!?という時代にネット時代の到来を予見するような記事を書かれていました。

ただこの時代はまだまだパソコンそのもののパワーがぜんぜん足りない時代。

Windows 95が出た後とはいえ、まだまだ一般化されたとはとても言いがたいころでした。

しばらくして、このBeShiftも休刊してしまいました。

当時の編集長さんや、今頃どうしておられるのか・・・

もし今の時代にこの雑誌がでていれば、かなりいいとこいってるんじゃないかと思うんですよね。

今ならそれこそiPhone持ち歩いているユーザーなんていくらでもいるし、活用法なんて星の数ほど存在します。

一方でiPhone買ったけどほとんど使ってないというユーザーも多いわけで、まさに”活用法”ってやつが望まれる時代です。

ちょっと時代を先取りしすぎた感じがしますね。惜しい雑誌でした。

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ところで、以前も同じこと書いた気がしますが、このMac Power 1994年3月号にある

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パワーユーザーのMac活用術の記事は、今の私につながる一つの思想を植え付けてくれた雑誌だと思っております。

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パワーユーザーだからすげえ金かけてとんでもねえ処理させてるんだろうと思いきや、出てきたのは当時でもそれほどハイパワーではないColor ClassicだったりSE/30だったりします。

この人にいたっては、Mac 512k。1985年発売のMacを1994年に使ってるというわけです。

2014年に2005年のパソコンを使う・・・どころの話ではありません。この頃のハードの成長ぶりは、今とは比べ物にならないほど。つい3年前のPCでも使い物にならなくなるくらいの時代です。

そんな時代で9年前のMacを活用。

コンピューターってのは、性能だけじゃないってことですね。

今のように一般ユーザー向けにはオーバースペック気味となった時代なら、なおさら性能を求めても仕方がないということです。

Mac 30周年の雑誌を買ったら、自分の過去にさかのぼる羽目になったでござる、というお話でした。

Mac People (マックピープル) 2014年 03月号 [雑誌]

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コメント

良いですね♪雑誌の記事に載るって羨ましいですよ。
パソコン通信にハマってたのは1993年がら1995年でしょうか、
毎日未明に9600bpsのモデムでNIFTY-Serveの某フォーラムのメンテナンス用会議室以外は総てをオートパイロットでダウンロードしておりました。
まあこのフォーラムは会議室更新が半月〜っていうペースでゆっくりだったので出来たことですが。
IBM PCフォーラムのように会議室は1日か2日しか持たないってとこもありましたからね。当時のフォーラム仲間の何人かと、Facebookで再び繋がってます。
あの当時からもう20年。

こんにちは、enuteaさん。

私もNiftyのサイエンスフォーラム(FSCI)に出入りしてましたが、あの頃の方々は今どうしていることやら。すっかりつながりが切れてしまいました。

結構いろいろなフォーラムを覗いてましたが、いろいろな情報に触れられて楽しかったですね。今のネットも便利ですが、何というか情報が溢れすぎて真贋を見極めるのが大変という状態でわくわくするというものがないですね。

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