ついにやってまいりました、当ブログ始まって以来の大物購入記!
その名は・・・iQ !
です。
通勤用の車を買い替えました。
私が買ったiQは100Xという、4人乗車の中で最も低いグレード。
スペックは、全長:2985mm、全幅:1680mm、全高:1500mm、ホイールベース長:2000mm車両重量:890kg、エンジン:排気
量 996cc、直列3気筒、最大出力:68
PS/6000rpm、最大トルク:9.2kgf・m/4800rpm、JC08モードで20.8km/リッター。
当ブログでは最大級の買い物ですが、車としてはかなり小さい方です。
これまで乗ってた通勤車両であるカローラがもう15年目ということで、さすがにあちこちがたがきたため、買い換えることにしました。
時速40km付近ではボディーシェイクが起こる、ドアミラーはモーター壊れて収納不能、CDプレーヤー死亡、足回りからぎしぎしと音がするという有様で、さすがに天下のカローラでも経年劣化にはかなわないというわけで。
昨年11月下旬に注文して、ようやく納車されました。駆け込み需要前の注文したのでもうちょっと早く来ても良さそうなものですが、このiQは月数十台しか売れてない車ゆえに、いろいろあるんでしょうかね?
ところで、このカローラ、実は元々妻の名義の車。
子供が生まれたとき、私が乗っていたポルテを奪われた(子育てしている人ならその理由はよくわかるかと思いますが)んですが、どうしてなかなかいい走りをする車。ちょっと気に入っておりました。
ところで、私名義の車にはある一つの法則が貫かれております。
歴代の私の買った車を振り返ってみましょう。
1台目は550cc ミラ TR-XX !
2台目、セリカ(ST202) SS-Ⅱ!
3台目、ポルテ!
そして4台目、iQ!
これら4台にはある共通点が!!
分かりますか?
そう
どいつもこいつも3ドア車!
なんです。
決して狙ったわけではありませんが、結果的に今回も3ドア車になっちゃいました。
こうなったら5台目も3ドア狙ってみるか・・・なんてのはさすがに無理そう。次は家族用に使ってるポルテの買い替えですが、家族用の車で3ドア車なんてさすがにありませんね。
(今のポルテ/スペイドは運転席側が2ドアになったため、4ドアです)
ところで、なぜiQを選んだのか?
iPhoneやiPadばかり買ってるので車までiなんとかにしたかった
わけではありません。
この車を選んだ理由はその全長の短さにあります。
この車、先に挙げたスペックにもある通りたったの2985mmしかありません。ちょうど3mくらい。
カローラが4.3m、ポルテが4m、私が買った最も小さい車であるミラ TR-XXでさえ3.2mはありました(550cc時代の軽は3.2m、1990年に660ccに改定時に3.3m、1998年に全長3.4mまで拡大)。
我が家は2台分の駐車スペースがあるんですが、来客時などにもう一台増やしたい時があります。
そんな時、これまでは階段前スペース(赤枠部分)に全長の短い方のポルテを停めてたんですけど、側溝の蓋のところまで前が飛び出してしまうため、駐禁ゾーンに入ってるようないないようなグレーゾーンまで踏み込んでおりました。
おまけに階段前をほぼ塞いでしまうため、出入りがすごい不便。
来客時などの一時的なこととはいえ、もうちょっと余裕を持って停められる車にしておきたいとずっと感じてました。
早速、iQ停めてみました。
たったこれだけのスペースですが
全長が短いため、らくらく停めることが出来ちゃうんです、そう iQならね。
これでまだ後ろに余裕があります。側溝の蓋ギリギリまで前に出せば、人も通れるくらいのスペースは作れそう。
というわけで、この3mというサイズこそがこの車を選んだ最大の理由なわけです。
軽自動車も考えたんですが、40cmほど長いし、そもそも気に入った車がなくて。
タントやムーブ、N BOXあたりも物色(私はワ⚪︎ンRだけは嫌いなんです)してみましたが、このあたりの車って下手すると普通乗用車よりも高い。
しかも軽自動車は幅が狭いため、横がちょっと窮屈です。
iQなら左右幅は普通乗用車ですから、ぜんぜん余裕です。少なくとも、幅だけは。
ただし全長の短さはいろいろなところに影響を及ぼしてます。
バックドアを開けると、目の前はもう後席です。
収納スペースはあるにはあるんですが、こんなうっすいスペースしかありません。
通常は助手席のインパネに収納スペースがついてますが、この車は足元スペース確保のため、ありません。
車検証入れはなんと助手席のドアポケット!本当に収納スペースありません、この車。
しかし最も犠牲になっているのはこの後席スペース。
普通乗用車なのに4人乗り。後ろは2人しか乗れません。
が、そもそも2人も乗れるかどうか・・・
私のドラポジはこれでもかなり前のほうなんですが、それでも足元スペースがかなり微妙。
そもそも乗り込むための入り口がこれです。
緊急時に1人、普段は荷物入れ、そのあたりが妥当な使い道ですね、後席は。
ヘッドレストをはずして後席をたたむことも出来るため、普段はたたんじゃったほうが良さそうですね。
全長は短いくせにドアは長いため、油断してると隣とぶつかりそう。要注意です。
小さい車のわりに質感のある内装で、タコメーターも燃費計もついてます。ECOランプもあって、燃料消費が少ない走りをしてるかどうかを知らせてくれます。
ステアリングにオーディオの音量、切り替え、オン/オフスイッチがついてるのもいいですね。
新車特有の、あのにおいもばんばんしてます。
フロアシフトはこんな感じ。こういうタイプのシフトは実は初めて。
後ろの穴はカップホルダーです。
AUX端子もついているため、iPhoneをつなぐことも可能です。
短い距離ですが、走ってみた感触は以下の通り。
・ハンドル、ブレーキの遊びが少ない感じ、クイックに反応する
・足回りは固め、思ったよりコーナーは安定
・窓の上下幅が狭いため、小さいわりに視認性はいまいち
・ハンドルを目一杯回したときの小回り感は異常
・エンジン始動時の「ああ・・・こいつ3気筒なんだ・・・」感も異常
元々欧州を想定して作った車のようですから、足が硬めなのかもしれません。
シフトをDからSを超えてBまで入れると、一気にエンジンブレーキの利きがよくなります。Bレンジの加速もまあまあ。
ちょっとアクセルが硬いのか、今までと同じ力で踏み込んでも加速しないため、いつもより踏み込まないといけない感じがありますね。これは慣れかと。
夜も運転してみました。ライトは明るいんですが、室内灯はちょっと暗いです。左右席の間しか照らさないという感じ。
そういえば、私が購入した初めてのCVT搭載車ですね、この車。
今までのカローラは4AT、エンジンは5A-FEで、豆腐屋のハチロク(4A-G)と同じエンジンブロックという今じゃ考えられないくらい古い設計のものだったこともあり、燃費はリッター9~11km。
同じ4ATで車重の重いポルテでさえリッター13kmは出るというのに、何とも非効率な車に乗ってたことになります。
これがいきなり軽量でCVTですから、どれくらいの燃費が出るか楽しみですね。
車の燃費は、暑すぎず寒すぎずエアコンもほとんど使わない春や秋が一番よくなる傾向があるため、慣らしの終わった頃にいい数字を出してくれそう。
ただパワーウェイトレシオが若干落ちてる(カローラ:10.2kg/PS、iQ:13.1kg/PS)のはやや気がかりですが。
そういえば、早速カローラに載せてたドライブレコーダーなどを移しておきましたが。
足が硬いせいか、ちょっとの段差でドラレコが反応してしまいます。調整が必要です。
これまでよりも小さい車になったわけですが、車両感覚がずいぶんと変わったため、慣らしが必要です。
慣れるまでは、しばらくおとなしい運転を心がけたほうがよさそうですね。
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