GALAPAGOSで”それ行け!X1”が無料配布 インストールして読んでみた
GALAPAGOSで”それ行け!X1”が無料配布されてると知り、早速落として読んでみました。
この”それ行け!X1”とは、Softbankが当時出版してた”Oh!MZ”に隔月くらいで入ってた別冊だったような記憶があります。
名前の通りX1専用の情報冊子で、これは1986年2月に発行されたもの。
私がX1Fを購入したのは今から28年前の1986年2月14日。まさに私がパソコンを初めて買った時期に刊行された冊子でした。
薄い冊子なので、それほどたくさんの情報が載ってるわけではありません。
この号の特集記事はこの”カラーイメージボード”。
コンポジット入力された画像をデジタル変換してキャプチャーするというもの。ただし、8色表示のX1ですから、見ての通り色はぎざぎざです。
もちろん、動画なんてキャプチャーできない時代。あくまでも画像データを取り込むためのものです。
この頃はまだデジカメや動画キャプチャーなんてものがない時代だったので、これでも画期的な製品でした。
とにかくX1ってパソコンは、いろいろ野心的な試みをいろいろやらかしてたイメージがあります。他にもレーザーディスクを制御するハードウエアが売られてたり、標準機能でテレビ画面とパソコン画面を重ねる”スーパーインポーズ”なんて機能もありました。
いろんなソフトが紹介されてます。分からないものもありますが、”デゼニワールド”というゲームはなんとなく覚えています。
アドベンチャーゲームで、名古屋を舞台にしたテーマパークの謎解きゲームだったという記憶ですが・・・
このゲーム見てると、当時”山下章のレスキュー!A.V.G. & R.P.G.”なんて本があったのを思い出します。今はなき電波新聞社発行の冊子で、ゲームの謎解き向けだけでなく、読み物としても面白い本でしたね。何冊か持ってました。
この頃は”パソコンサンデー”という番組もやってました。そこでも山下章さんがよく登場しておりました。
ところで、山下 章さんって今どうしていらっしゃるんだろうと思ったら、こんなサイトを見つけました。
今年で50歳。この”スタジオベントスタッフ”という会社の代表取締役だそうです。まだゲーム関係で活躍していらっしゃるようですね。
さて、この当時出たゲームで、X1の売れ行きを大いに引き上げたんじゃないかと思われるゲームがこの”ザナドゥ”。
私も最初に買ったゲームです。まだうちに残ってますね。
友人と攻略に燃えた覚えがあります。
まだネットなんてないので、雑誌には必ず質問コーナーがあって、ここで聞いて解決するほかなかった時代でした。
ユーザーズクラブの紹介もあります。
まだX1を持っていらっしゃるんでしょうか?こういう人たちとも交流したいですね。
結局私はマシン語を習得しなかった(やろうにも出来なかった)ため、この手の記事には無縁でした。今思えば、なんとか習得できなかったんだろうかと悔やまれます。
最後に”Oh! MZ”の宣伝が。
その後、MZよりもX1やX60kシリーズが勢力を増し、この雑誌名も”Oh! X”と変わってしまいます。
今これだけほれ込めるような単一機種のコンピュータというのはなかなかありません。iPhoneくらいでしょうかね。
低スペックで出来ることの少ないマシンをなんとか使おうと試行錯誤していた時代の伊吹を感じられる冊子でした。
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