シャープX1FでFM音源対応ゲーム動かしてみた
この冬休み中にMac Plusを出そうと思ってたんですが
取り出したのはその奥にある赤い筐体の方。
そう、シャープのパソコンテレビ X1F model 20です。
といってもX1対応モニター(アナログテレビがつくやつ)がずっと以前に壊れてしまい、今あるのは純正ながらテレビの映らないモニターです。10年以上前にヤフオクで入手。
とりあえず、台座を用意しました。
なお、今回は”FM音源”を使おうかと思って、スピーカーも用意してます。
本体裏面。RGB OUTにモニターをつなげます。横のTV CONTROLは文字通りテレビをコントロールするための端子で、対応モニターであればパソコンからテレビのチャンネルを変えたりスーパーインポーズ(X1の黒い部分にテレビ画面を透過させるモード)に切り替えたりするためのケーブルをつなげられます。
その横のCMTはデータレコーダー用端子。その横は3、4台目のFDDを接続する端子。結局これらは使わず仕舞い。
一応プリンター端子なんてのもありました。持ってませんが。
JOY STICK端子が2つに、ちっこい丸はキーボード用端子。上のI/O SLOTにはFM音源ボードが一枚だけささってます。
周辺機器といえばこのFM音源ボードのみ。他にもレーザーディスク(今のDVDより前にあった、30cmの2時間動画を記録できるCDのでっかい版ディスク)をコントロールできるなんて周辺機器がありましたが、
さて、早速モニターとスピーカーをつなげます。
キーボードは本体左側面と後ろにつなげるところがあるんですが、後ろの端子は壊れて今は側面のみ使えます。
キーボード端子はまるでイヤホンジャックのようなつくり。時代を感じさせます。
なお、キーボードはこんな感じ。ファンクションキーが5つしかありません。
私がPC-9801を見て最初にびっくりしたのは、ファンクションキーの多さでした。そんなにたくさん、何に使うんだろう?って感じで。
そのファンクションキーと同じ列、テンキーのすぐ左あたりにはめ込みのプラスチック板らしきものが見えますが、model 10(FDDのないデータレコーダー搭載機)ではここにデータレコーダー制御用のボタン(早送り、巻き戻し、読み込み)がつきます。
大きさが分かるものと並べてみます。iPad miniとのツーショット。
でかいわりに画面が小さい(14インチです)ことが分かります。
EeePC 1000H-Xも乗っけてみた。
ブラウン管モニターなので、奥行きが信じられないほどあります。
これを買った当時は、まさかモニターが薄っぺらくなるなんて想像しませんでした。当時の人間にiPadやEeePC見せたら卒倒しそうです。
とりあえず、FM音源対応ソフトを入れてみました。
2ドライブに2枚のディスクを入れます。もうFDD2ドライブ構成なんて使う時代は来ないんでしょうね、きっと。
それにしても製品版らしくないディスクデザインですが・・・そのあたりはお察しください。
では早速ゲームを起動。
動きました。まだディスクは死んでませんでしたね。
とりあえず3種類のゲームを起動した動画を撮りました。
FM音源の音に注目。今聞いても案外悪くありません。
ただし画面はかくかく。どのゲームもかくかくしてます。
思えば8ビットでクロック数4MHzのZ80Aですから、しょうがないですね。
これでも当時は感動したものです。
これ以外にも、BASICプログラムを書き込んだディスクなどをチェック。まだまだ動きました。
全部のディスクをチェックしたわけではありませんが、もう死んでるものももしかしたらあるかもしれません。
以下、番外編です。
せっかくなので、中身をお見せします。
左右4本のネジをはずすと簡単に開きます。
これがX1Fの中身です。
・・・といっても、FDDとFM音源ボードが邪魔ですね。
今じゃあんまり見かけないようなつくりのマザーボードです。長方形なICチップがびっしり並んでます。
FDDも取ってみました。さらにびっしりとICチップが。
この当時パソコンの中にゴキブリが住んでたという伝説が流れてましたが、さぞかし仲間がたくさんいると思ったことでしょうね。
やっとCPUに出会えました。
写真ど真ん中の、小さく”Z80A”ってかかれるやつです。
Z80系のCPUですが、シャープ製Z80A互換CPUのようです。
この時代一般のパソコンにはまだCPUファンなんてものがなかったんですよね。このとおりむき出しです。
電源の大きさは、今の小型ベアボーン用電源くらいの大きさ。この中のパーツで電力を食いそうなものはFDDくらいですし。
FDDの裏面です。
なんというか、ちょっと前まであったPATA用CD-ROMドライブのようです。電源コネクターまでほぼ同じ形状。CD-ROMドライブと同じ5インチサイズですからね。
0ドライブ(画面右側)は標準装備のドライブで、1ドライブ(画面左側)のは後付でつけました。こいつ、TEAC製だったんですね。
最大4台まで認識可能(0~3ドライブ)。背面の拡張FDDコネクタにつながるオプション機器がありました。
当時私の友人がX1F model 10を持ってて、1ドライブを買ってこのコネクタにつけて使ってました。
私の記憶にある限りでは、当時X1F model 10の所有者が2人、X1Gが2人、X1 turbo model 10が1人、X1 turbo Zが1人いました。
X1だらけですね。なおPC-88VAが一人いましたが、完全に孤立無援でした。
この時代、ATXなんて規格はなかった時ですから、同じX1でも筐体やマザボのデザインはばらばらです。
ましてやPC-88やFM7など他社のパソコンなんてさらに違う作りなんでしょうね。見たことはないですが、キーボードのコネクタやモニター端子ですら互換性がないのは当たり前でした。
ところで、ゲームのフロッピーをあさってたらこんな入れ物が。
OGAWA MUSENとかかれてますが、これは岐阜県大垣市にあった”小川無線”というお店のオリジナル品です。
あの当時はかなりお世話になったお店、今でもあるんでしょうか?
と思ってググって見たら、もうつぶれてるんですね・・・
パーツ屋:岐阜 - 電気的Wiki - Seesaa Wiki(ウィキ)
2007年には閉店してたようです。思い出の場所がまた一つ消滅・・・
このX1、いったいいつまで動かせるのかは分かりませんが、可能な限り動態保存していきたいですね。時々出して遊んでみます。そのうち子供らにも語り継げたらいいですねぇ。
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コメント
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正月も気づけばもう4日
X1Fですか。懐かしいですね。
turboⅡ内部に似ています。
私はFDDのドライブ1:を2D→2HDに変えたような気がします。
本体は稼動するはずですが
ディスプレイが、お亡くなりになりましたので
今は確認できないんです。トホホ
しかし、スマフォと比較すると変わりましたよね。
確かカセットテープのデータレコーダが前面に付いた初期型X1の販売されていた頃に
月刊ASCII誌に「ダイナブック」(現在の東芝のブランドではありません)という「夢」が出ていましたね。
当時の夢が現在のウルトラブックみたいに結実しているように感じます。
しかしWin8以降はタッチディスプレイなども普及してるし、昔の夢は既に通り越しているのかもしれません。
まあZ80A(4MHz)全盛の頃でしたからね。
タイムスリップして当時にタブレットを持ち込めれば
そりゃ当時の私なんかならよだれを垂らして欲しがるでしょうけど
当時はインターネットもLTE回線もクラウド環境も、
いや家庭にFAXさえ珍しい頃ではなかったかと思いますので
タイムスリップしても、ネットの使えないタブレット、(GPSすら使えるかどうかも判らない)
とても性能を発揮できそうに思えないんですがいかがでしょうか。
逆に言えば私たちを取り巻く情報通信環境の発展と、
その末端としてタブレット・スマフォなどが機能している証だと思います。
とても良い世の中になったものですね!
投稿: enutea | 2014年1月 4日 (土) 06時57分
こんにちは、enuteaさん。
本当にいい時代になったものです。昔はやらせたいことと性能との乖離が大きすぎて、いかに限界まで性能を使い切るかが勝負でしたよね。スマホ時代になり、PCからスマホになって再びハードの制約が厳しくなったとはいえ、アセンブリ言語で記述しなきゃいけないほど切羽詰まってないようですし。
確かに当時にタブレットを持ち込んでも、ネットに依存した端末が本領発揮できないでしょうね。しかし適当なAndroidタブレットになんとかUbuntuあたりをのっけて、FORTRANを入れてコードを走らせると、あまりの速さにびびること間違いなしです。Angry Birdsでもびっくりでしょうね。オフラインでもいろいろできそう。
そういえば、X1にTEAC製3.5インチドライブをつけることができるらしいですが、コネクターを自作する必要があるものの回路図がないため、できそうにありませんでした。これができればデータの吸い上げが可能になるかもしれないんですけどね。
投稿: arkouji | 2014年1月 4日 (土) 10時32分
3.5インチFDDと5インチFDDはコネクタの端子番号は似ていたと思いますが
電圧に5Vだけと12Vがあるんだったか
電源プルアップ抵抗が必要だったか
いずれにしても難しい改造は要らないはずなんですが
ただしそのままでは付きません。
二十数年前の記憶なんであやふやで申し訳ないです。
mzとX1(NECなども)のFDのデータは0と1が逆転してるのはご存知と思います。
書籍の『試験に出るX1―ハードウェアのフルコース (単行本)祝 一平 (著)』には
回路図も出ていたのではないでしょうか。
BIOSの全解析が出ていましたし
と思ってAmazonを見たらぁ・・・あ!\19,799.-!!!
げぇ~~!弐萬ェン弱もするんですかぁ!!!
確かに著者は亡くなって久しいし
内容は、x1/x1turboユーザーにとって良い物ではありましたが。
ま、高価な本もありますけど
私は、CQ出版の
『最新フロッピ・ディスク装置とその応用ノウハウ―標準/ミニ/マイクロFDDシステムの基礎・設計・活用 (I/F BOOKS) [新書]』の初版だったかを読んで
X1turboⅡの5インチFDDを2Dから2HDに挿し換えてみたり
PC-286LE(EPSON製PC98互換機)に、サードパーティ製FDDインターフェース基板を付け5インチFDDをつないで運用したりしてました。
その後は、x1turboⅡとPC(Windows95~WindowsXp)に
自作した7~8m長のRS-232Cケーブルをつないで
ネット上のソフト(SWORDシステムなど)
↓
テキストデータで送信(Windows)
↓
HuBASICでグラフィックメモリ"EMM0:"に受信(X1turboⅡ)
↓
SWORDシステムFDへの書き込み(HuBASIC)
なんてことをやっていたと思います。
確かに3.5インチFDDを付ければ
まだメディアも100円ショップでは手に入りますし
「動かせる」というレベルにはなりますね。
投稿: enutea | 2014年1月 4日 (土) 23時03分
こんにちは、enuteaさん。
私が見たのはこのサイトなんですが
http://tahori.s17.xrea.com/X1FD.html
確かにTEAC製FD-235HFという3.5インチFDDがつながってるんですけど、あまりにもあっさりとした記事ゆえに一体どうやってつないだのか、他のドライブじゃだめなのか、などがさっぱり分かりません。
まだFDが生きてるうちに昔作ったBASICプログラムだけでも吸い上げたいんですけどね・・・
投稿: arkouji | 2014年1月 5日 (日) 08時31分
HuBASICで作ったプログラムを、
ほかのマシンに転送するのなら
FDDが生きているならば
RS-232Cのケーブルが早そうに思えます。
ハードウェアは
RS-232Cのクロスケーブル(送受信の端子が"たすき掛け接続")
(Windows PCへは要D-SUB32→9pin変換アダプタ)
ソフトウェアは
x1側:HuBASIC
Windows側:Win Xpスタートメニュー>アクセサリ>通信>ハイパーターミナル
やり方は
Windows PC側で
ハイパーターミナルを設定して起動受信態勢にします。
x1側で
HuBASICで目的のプログラムを読み込み、
SAVE "※1:ファイル名.ASC",※2,A
のように送信したと思います。
※1のところにはCOM1だったかな?
※2のところにパラメータ?
あやふやなのでHuBASICのコマンドをマニュアルで確認してください。
ハイパーターミナルの使い方は
「通信ソフト(ハイパーターミナル)の設定手順」
ttp://orange.zero.jp/electronics/others/htset/htset.html
が参考になるかと。
そうそう、ハドソンは小波に吸収合併されて、2012年3月1日に解散し消滅していたんですね
投稿: enutea | 2014年1月 5日 (日) 15時59分
訂正です。
先のコメントに
RS-232C のコネクタピン数に間違いがあります
正しくは25pinです。
ですから、25pin→9pin変換です
それからクロスケーブルは手に入りにくければ
D-SUB25pinのコネクタ×2個、
プラスチックケース×1個
コネクタ接続用リード線必要数
でハンダ工作によりクロス接続アダプタの自作は可能です。
接続は「RS-232」のウィキペディア
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/RS-232
を参照ください。
こういうのを1つ作っておくと
ハードオフなどでジャンクで売られている
モデム接続用RS-232Cケーブルも利用価値が出てきます。
投稿: enutea | 2014年1月 5日 (日) 16時16分
こんにちは、enuteaさん。
ありがとうございます。ただ一つ大きな問題がありまして、うちのX1、RS232Cボードがささってないんです。
turboあたりだと標準装備されてる機種もあったようですが、まだ無印X1には高価すぎてつけられなかったんですよね。まずはこれを入手するところからスタートかもしれません。今更そんなもの売ってるかどうかが微妙ですが…大学生くらいの時に何とか入手しておけばよかったですね。
投稿: arkouji | 2014年1月 5日 (日) 18時50分
あらら、シリアルポートが付いていないんですね
ううむmz-2000の時何も付いてなくて
って本式のRS-232c(12Vの電流ループ式)インターフェースだったので
高価で買うことが夢だったのです。
1982年か83年のOh!mzに
RS-232Cインターフェースの回路図が出てましたので
それで、その後Oh!x1休刊までずぅ~っと買い続けた次第
(途中1冊か2冊は買い損ねたものがありましたが)
そして毎月毎号隅から隅まで舐めるように読み
簡単なプログラムなら打ち込みましたので
各号のページの背表紙の糊が外れかかったり
糊に沿って紙に亀裂が入ったりしたものばかりがあります。
時間が有ればA3スキャナで「自炊」したいんですがねぇ。
最近は気力と体力がもちません(涙)
さて、RS-232cが付いていないなら何か手が・・・。
プリンタポートにHuBASICでSAVE出来ませんかね?
あの頃のプリンタポートは、アンフェノール36pinのコネクタで
パラレル接続信号出力でしたがハンドシェイク信号ピンを上手く接続するなら
PC DOS/Vマシンのプリンタポート(こっちは双方向パラレルポートD-SUB25pin)で
受信できるかもしれません。
ハイパーターミナルの受信ポートがCOM1じゃなくPRN1かな?ここは調べてもらうと良いかも
プリンター接続用のケーブルは、RS-232Cのモデム接続ストレートケーブルと同じコネクタピン数
ですが内部接続が違います。
D-SUB25pin⇔アンフェノール36pinプリンタケーブルをハードオフ等で探されるといいと思います。
で調達したらセントロニクス規格のピン配列にどう繋がっているかケーブルのコネクタのpin接続を
テスター(持ってなければ導通確認なので、豆電球と乾電池・電池ケース・エナメル線で自作も可)
で導通確認をやってください。
x1のHuBASICのSAVE先のデバイスは結構多彩だったので出来ると良いんですが。
そうそう、PC-8801に3.5インチFDD付けるための基板を自作してる人が居ましたね
あれは3.5インチFDDのコネクタ(フラットケーブルコネクタのようなもの)と
5インチのFDD信号出力端子は、プリント基板の末端なので
パターンを起こした両面基板に3.5インチFDD用コネクタをハンダ付けしたもののようです。
ところで
ご存知かと思いますが
FDのフォーマットで
2D=320kByte (256ByteX16セクタX40シリンダX2サイド)
※シリンダは表裏の区別は無く、トラックにはある
2DD=640kByte(2Dのトラック幅が狭くなり倍のトラック数になっている)
2HD=1.2(8)MByte(NEC PC-9801,1024ByteX8セクタX80シリンダX2サイド)
2HD=1.44MByte (PC DOS/V1024ByteX9セクタX80シリンダX2サイド)
他にIBM標準フォーマットだったかな?
3.5インチドライブへの付け替えの場合
X1はPC-98を意識しておりまして、PC DOSの1.44Mは考慮に無いと思います。
NECでもPC-9821が出た後2DD/2HD(1.28)/2HD(1.44)の3モードドライブが開発されたはずです。
そして気になっているのは5インチFDDで
PC9801などに使われていたNEC純正5インチFDDはデータ読み書きのヘッドのところに
スポンジを使ってあって、経年劣化でスポンジが脱落し読み書き不能になるドライブに沢山出会いました。
3.5インチではそういう設計ではないでしょうけれど、調達される場合お気をつけください。
投稿: enutea | 2014年1月 6日 (月) 03時03分
こんにちは、enuteaさん。
プリンターポートですか。プリントアウトはBASICでもできるはずなので、上手いことやればできるかもしれません。ただこのプリンターポートに会うコネクタを入手 or自作するのは大変そう。
Windows上のX1エミュレータ(Xmillenium?)用のデータ吸い上げ方法は、PCにつけたある5インチFDDを使うってやり方が一般的な方法でした。それを知った時にはまだかろうじてTEAC製の5インチFDDが入手可能で、しかもFDD用のインターフェースがまだあったので、油断して先延ばししてたらいつのまにかFDD用コネクターもマザボから消滅。5インチFDDをつなぐためのケーブルはまだ持ってるんですが…
思い立ったら即行動しないと機会を逃したら痛いですね。
また、なんとかこのX1を液晶モニターにつなぐ方法も模索中。モニターが死んでもアウトですよね。古いパソコン用のこうしたインターフェース類を作ってくれるところってないんでしょうかね。
投稿: arkouji | 2014年1月 7日 (火) 06時17分
プリンタポートには、プリントアウトするのではなく
ファイル保存操作の対象デバイスにプリンタポートにするということなのですが
やったことないので無責任で申し訳ない。
先のコメントで書いたように、X1は出力専用のプリンタポート
IBM PC/AT互換機のプリンタポートは入出力双方向のプリンタポート
と、ここまで書いて、
「あ!思い出したX1のプリンタポートは独自コネクタだ・・・。」
フラットケーブル接続用のコネクタみたいな
場所は取らないんですが
見た目がちょっとチープなものだったことを
このエントリーの上から5枚目の写真に写ってますね。
さてどうしたものでしょうか。しばらく検討させて下さい。
投稿: enutea | 2014年1月 7日 (火) 12時59分
こんにちは、enuteaさん。
いろいろお気遣いいただきありがとうございます。おっしゃる通り、あまり見かけないポートなので独自仕様なんでしょうね。
ハードオフでジャンクパーツをあされば5インチドライブくらい出てくるかもしれませんね。古いPCと合わせて買ってこれば使えるかも!?ただ所詮ジャンクなので、本当にゴミで終わるかもしれません。悩ましいですね。
ところで、Raspberry Piで電子工作っぽいことをやれるキットを買いました。こちらの話に比べれば随分と初歩的なものですが、楽しんでみようかと。まるで昔のパソコンの時のようにわくわくものですね。
投稿: arkouji | 2014年1月 7日 (火) 20時32分
補足をちょっとです。
LH0080AっていうCPUは
シャープがザイログのライセンスを取得していまして
純然たる正式なZ80CPUのクロック4MHz版です。
Z80Bってのもあったんですがこれが6MHz版入手困難でした。
で、ライセンス製造ではないものの代表が日電製μPD780
でした。
ライセンスの具合はわからないのですが
東芝製や日立製のZ80拡張版(MMU:メモリ管理ユニット を使い
16MByteなど大きなメモリ空間をアクセスできるようにした)、
Z180・Z280、Z800などにも同じやり方が採用されました。
Z800があるとZ8000となりそうですが、Z8000はあまり普及せずに
シリアル通信用の周辺ICだけが普及したと記憶しています。
「Z8000CPUマニュアル」シャープという本もたまたま本屋で見つけたので
買って持っていましたが、Z8000そのものはお目にかかれずでした。
投稿: enutea | 2014年1月 8日 (水) 03時31分
こんにちは、enuteaさん。
Z80というとあちこちのメーカーで作られてるというイメージが強いですね。ライセンスなどの中身は知りませんが、ちょうど今のARMのようなものでしょうか?
今だに機器組み込み用で使われてるって話もありますし、これまでのノウハウを活かしてかなり色々なことをやらせてると聞いてます。そう考えるとすごいCPUですよね。
投稿: arkouji | 2014年1月 9日 (木) 05時29分
はじめまして、X1で色々と検索をしてたどり着いた
mokekyoと申します。
既に1年以上前の更新にコメントするのはどうかと
思いましたが、同じX1ユーザーという事でお許しください。
最近はフロッピードライブを
SDカードでエミュレートする機器も見られます。
少々高いですが、選択肢は少ないんじゃないでしょうか。
後、モニタについては15KHzのデジタルRGB出力から
コンポーネント端子(D端子)に変換出来る
ようです。それが原因?で最近X1関連を
調べまくってます。
乱筆乱文、お許しください。
投稿: mokekyo | 2015年2月17日 (火) 17時51分
こんにちは、mokekyoさん。
SDカードをFDDにしてしまうハードが出てますね。私も欲しいです。ただX1のFDDのデータを吸い出す手段がなくて…数年前に5インチFDDがまだ入手できるときに手に入れておけばよかったと後悔してます。
デジタルRGBをD端子に変換できるという話は知りませんでした。私も調べてみます。モニターの代替がないというのが今最大の悩みですんで、なんとかしたいですね。
投稿: arkouji | 2015年2月18日 (水) 07時37分
ああ、そうですね、まずはバックアップが必要ですね。
手っ取り早いのはメンテナンスされている5インチFDD搭載(もしくは外付けFDD)の
PC9801系を調達する事でしょうか。それだったらPC88の
バックアップ方法が活用出来そうです(確証なし
コンポーネント端子に変換はこちらに個人で作られている方が
いらっしゃいます。
ttp://tulip-house.ddo.jp/DIGITAL/DIGITAL_RGB_COMPONENT/index.html
X1だと12VをACアダプタ等で用意しないといけませんが
救世主である事には変わりないと思います。
投稿: mokekyo | 2015年2月18日 (水) 20時06分
こんにちは、mokekyoさん。
変換ケーブルの情報ありがとうございます。早速作って…といきたいところですが、部品集めが大変そうですね。
98は盲点でした。数が多いから入手は可能ですね。最後の5インチFDDマシンであるPC-9801FAが入手できるとベストでしょうが、まだ売られてるんでしょうか?探してみます。
投稿: arkouji | 2015年2月19日 (木) 05時51分
変換アダプタはそのページの方が作って販売されてますので、
手間を考えると購入が良いかなと思います。
PC98はオークション等を見ると数多く出品されておりますし、
PC98専門の販売サイトや修理サイトもあります。
一般的にはイニシエのPC98ですが、工場等の制御系では
現役だったりするのでしょう。制御プログラムがベーシックで
空ループでタイミングを合わせていたりすると同じ機種でないと
動かなくなるとか(汗
投稿: mokekyo | 2015年2月19日 (木) 18時26分
こんにちは、mokekyoさん。
あのサイトで販売されてたんですね、しっかり見てませんでした。すいません。
工場向けの98が最近まで作られてたと聞いたことがある気がします。劣悪な環境で使われてることが多く、そんなところで安定して動いてくれるPCが98くらいだったということもあるようですね。ちなみに私が大学生だった頃(20年くらい前)に、とある研究室にあったヴァンデグラフ粒子加速器の横でPC-88が動いてました。静電気だらけの環境下で安定動作してくれるコンピュータはこれくらいなんだと言われた覚えがあります。
なお、PC-9801シリーズの中古を売ってるサイトを見ると、だいたい相場は4万円ほどのようですね。
http://www.pasocomclub.co.jp/list/desk9801.html
5インチのFAなら辛うじてWindowsが動くので、データ吸い上げを考えるならちょうどいい機種でしょうかね。
投稿: arkouji | 2015年2月20日 (金) 05時38分
コンポーネント端子に変換されている方の
ページを確認したら依頼はしばらくお休みすると
ありました、なんたるちあ!
ただ、基板が少し在庫があるようなので
部品と一緒に譲ってもらうと言う方法も出来そうです。。。
PC-98であればDOSからでもツールがあるようなので
出来れば外部FDD増設端子のあるものを選んだ方が
良いかなと思います。結果的にAT互換機にデータを
持って行くようなことがあったら(PC98がいつまでも生きてるとは限らない)
3.5インチFDDを増設しないといけませんから。
。。。あ、WindowsでLANを組めばいいのか、LANカードを
買ってこないといけないですが(ああ、ミイラ取りがミイラ状態。。。。
投稿: mokekyo | 2015年2月20日 (金) 20時51分
こんにちは、mokekyoさん。
USBの付いてない時代の98にLANボードつけるのは大変そうですね。この時代あまりLANが普及していない頃でしたし。
PC用の中古5インチFDDを購入することも考えましたが、今どきのWindowsは3モードに対応していないなどの問題があるようですね。どのみち古いWindows機を買わないといけないようです。ならばいっそ98を買ったほうがよさそう。
しかし旧式パソコンのために古いパソコンを買うというのもまたなんとも非効率的な…いやそれ以上に、うちの妻がただでさえガラクタだらけなのにさらにガラクタが増えたと発狂しそうです。
X1のドライブのコネクターにつけて割り込みでデータを吸い出せるようなアダプターがあると一番いいんですけどね。そんなのないかなぁ。それ以前に、まずはディスプレイコネクターですね。
投稿: arkouji | 2015年2月21日 (土) 18時35分
PC-98にLANカードを増設はそれほど難しいことではありません、
が、出費がかさむなぁと思いまして(汗
私は幸い?独り身なのでご家族をお持ちの方の苦労は
友達を見るくらいしか判りませんが、多分、大変なんでしょう(汗
そして古いパソコンやOSは家にあるので、後は5インチ
FDDを調達すれば何とかなるかなと勝手に考えてます。
。。。もうオークションで入札しているんですが(汗
モニタは最悪、
ttp://www.aitendo.com/product/2126
これでビデオ出力、S端子に変換しても
ゲームくらいは出来るでしょう、文字は横に
40文字が限度で80文字は認識不可能ですが(滝汗
あ、デジタルRGBなのでアナログRGBにするため
抵抗をかましてあげれば、使用可能ですので
ご安心ください。
投稿: mokekyo | 2015年2月21日 (土) 21時40分
こんにちは、mokekyoさん。
おお、こんなボードもあったんですね。これでも確かに十分かもしれません。
でもやっぱり出力がアナログTV並みになってしまうため、あまりきれいではないでしょうね、きっと。
とりあえず一度妻にX1とMac Plusをガラクタ呼ばわりされたことがあります。場所とってどうしようもないですからね。男のロマンはなかなか理解されないものです。
投稿: arkouji | 2015年2月22日 (日) 18時18分
ガラクタ、、、まぁ、そうとしか思えませんよね、
ネットにも繋がらないんですし(汗
先ほど、5インチFDDを落札いたしました。
これで上手くいったら、X1もエミュもありますし
活用方法も増えそうです。
投稿: mokekyo | 2015年2月22日 (日) 21時06分
手持ちの5インチフロッピーディスクは
殆どがX68000用でX1のものは数枚だけ
だったmokekyoでございます。
いやX68000のもバックアップは必要ですから(と言い聞かせて
その後も色々とネットを散策していたら
X1にPS/2キーボードを繋いでいる方が
いらっしゃいました。
その方、今度はSDカードでFDエミュレータに
チャレンジされているようです。
他力本願ですが、期待しちゃいます。
ttp://kyouichisato.blogspot.jp/2014/07/sharp-x1-ps2.html
投稿: mokekyo | 2015年3月 9日 (月) 22時07分
こんにちは、mokekyoさん。
アキバではX1用キーボードアダプターが普通に売られてるらしいですね。FDDエミュレータもいくつか出てるようです。
この調子でディスプレイアダプターも…と願いたいところですが、なかなか出ませんね。需要ないんでしょうか?
投稿: arkouji | 2015年3月10日 (火) 07時54分
15KHzのRGB入力が非公式で出来る
液晶モニタは何個かありますから、
それでOKな人もいらっしゃるかもしれませんね。
小さいのだとセンチュリーのLCD-8000V
大きめのだと三菱のMDT243WGⅡなどで
15KHzが表示出来るようですね。
後はNANAOの液晶モニタも古めのものは
15KHzをサポートしているようです。
そうなると変換しなくても、そちらに飛びつくのは
仕方ないのかなと思います。
ただ、15KHzRGBからコンポーネントへの変換は
マイコン等のデジタルではなく、オペアンプなどを
使ったアナログ回路になるので、自作レベルも
高くなるように思えます。以前見かけたRGB>コンポーネント
変換アダプタは液晶モニタ不可、ブラウン管のみ
対応と言うものもありましたので、調整が難しいのかもしれません。
投稿: mokekyo | 2015年3月11日 (水) 19時29分
こんにちは、mokekyoさん。
願わくば、昔の8ピンRGBからPC-98用モニタまで対応したコンバーターが出てくれるといいんですけどね。今の液晶パネルではそのままじゃ投影不能なので、やっぱり何らかの変換が必要になるかと思われます。
なんとか自作したいんですけどねぇ・・・元々は本体と同じ赤色のモニターがついてたんですが、かなり昔に壊れて今ではヤフオクで入手したこの銀色のモニターで使ってます。でもこれが壊れたら、もう代わりのものは入手できそうにありませんね。何とかしたいものです。
投稿: arkouji | 2015年3月12日 (木) 20時50分
コンバータであれば、電波新聞社のものが
今でも入手出来ます。XPC-4ってのが現行だったかな。
4万円くらいしますけど、15KHzも対応のようです。
他にもXRGB-3とかもいけますね21ピンがありますし。
どちらにしても、そこそこの投資が必要ですね。
自作であれば、最初に紹介したトランジスタを使う方法か
同じことをオペアンプでやっている方もいらっしゃいました。
ttp://elm-chan.org/works/yuv2rgb/report_j.html
こちらの一番下にMSXをD端子に変換する回路図を
参照すればいいかと。
ちなみにオペアンプは高速なものを使わないといけない
らしく、LM6172はそこそこのお値段でした(汗
あ、1つ思い出しましたがソニーのAVマルチ端子が
15KHz対応ですよ、形は違いますがあれはRGB入力の
同期信号は複合同期なのです。
投稿: mokekyo | 2015年3月13日 (金) 19時30分
こんにちは、mokekyoさん。
そんなコンバータが売ってるんですね。しかし4万円ですか・・・そのままつながらないようなので、ある程度情報集めてから手を出さないといけませんね。ありがとうございます。
だんだんと対応するディスプレイも少なくなりつつありますし、早めに手を出さないと後悔しそうですね。
投稿: arkouji | 2015年3月14日 (土) 09時59分
三菱の液晶モニタを入手が一番かなぁと
思います。オークションでも少し高いですが
普通に20インチ以上の液晶モニタであれば
それなりの金額になりますし、妥協できるくらいかと。
(例えばMDT243WGⅡとか
うちは15KHzが映るブラウン管が3つあるので
しばらくは平気かと思いますが、お金のあるうちに(w
上記の三菱のを探そうと考えてます。
投稿: mokekyo | 2015年3月15日 (日) 19時01分
ああ、この記事はスパム対応が
効いてたんですねorz
最初に提示したコンポーネント端子(D端子)への
変換アダプタを作成されている方へメールして
みましたら、返答がありました。時間はかかるようですが
作成してくださるとの事。
ただ、X1ではテストされていないようですが、
まぁ、問題は無いでしょう(多分
投稿: mokekyo | 2015年4月17日 (金) 22時14分
こんにちは、mokekyoさん。
まだ作っているんですね。私も一つ欲しいなあと。
とはいえ、15Hz対応のモニターが必要というのは変わりませんね。うちもブラウン管モニターが生きてる限りは不要ですが、いつ壊れるかわかりませんし、まだ手に入るうちに入手したいですね。
投稿: arkouji | 2015年4月18日 (土) 20時02分
私の家にあるテレビには全て
D端子が付いてるので普通かと
思っていましたが、今の地デジ対応の
テレビとかはD端子なんて無いんでしょうか(汗
投稿: mokekyo | 2015年4月20日 (月) 22時15分
こんにちは、mokekyoさん。
うちの液晶テレビにはまだかろうじて付いてました。でもそろそろないのが普通になるんですかね?
VGAもついてないテレビも増えたようで、レガシー端子は徐々に消えてく運命ですね。
投稿: arkouji | 2015年4月23日 (木) 04時33分
レガシーと言われるとそうなのかもしれませんね>D端子
15KHzをコンポーネント端子にして、それを更に
HDMIに変換とかしないと今後は無理なのかも(そこまで使うか!?
ゲームをするくらいならコンポジット出力でも十分な
気もするので、適材適所で使うようになるのかなと
思います。
あ、私、この前秋葉原で中古のrdt202wlmを衝動買い
してしまいました。送料を考えるとオークションより
少し安い程度ですが、今のところX1用のケーブルを
作ってないので(以前作ったけど、行方不明)テストは
まだですが、PC-98の24KHzはいけました。三菱オソルベシ(w
投稿: mokekyo | 2015年4月24日 (金) 10時59分
変換アダプタのテストが出来ましたが
D端子が付いているテレビでも映るものと
映らないものがありました。映らなかったものは
海外メーカーのもので、シャープ、ソニーの
ものはちゃんと映りました(中身は海外かもしれませんけど)
これで一安心です。後はこの変換アダプタの
ケースを作るかもしくはX1に内蔵させちゃうか
(アダプタを作ってくださった方はPC-6001に内臓させてました)
投稿: mokekyo | 2015年5月 6日 (水) 19時53分
こんにちは、mokekyoさん。
同じD端子でも海外メーカー製だとだめな場合があるんですか?リージョンコードのようなものがあるんでしょうかね。って、日本向けに打ってるものなら関係ないですが。
最近はD端子自体が減ってきました。早いところ確保しないと、これもいずれなくなってしまうかもしれませんね。
投稿: arkouji | 2015年5月 7日 (木) 21時14分
コンポーネントからRGB、その逆と言う変換は
論理的には可能ですが、抵抗やトランジスタを
使ったアナログ回路になれば誤差は出てきますから
それに追従できたものとできなかったものと言えます。
もしかしたら他の88や他のX1では個体差で
映す事が出来るかもしれません。
今度はFDDですかね。まぁ、それでしか使わない
って割り切れば、AT互換機などの3.5インチFDDも
使えますからね。
投稿: mokekyo | 2015年5月 7日 (木) 23時33分