Intelの超小型コンピュータ”Edison”の詳細が判明
Intelの
【イベントレポート】IntelのSDカード型コンピュータ「Edison」の詳細が判明 ~512KBメモリ、2GBストレージ、無線機能などを詰め込む - PC Watch
スペックはリンク先のタイトルにもあるとおり、メモリは512MB、ストレージは2GB。Wi-Fi/Bluetoothを搭載。
QuarkプロセッサーはアーキテクチャとしてはMMX Pentium以前のものと同じレベルだそうで。ただし演算能力はPentium以上だそうで。MMXやSSEなどの機能を実装していないプロセッサーということのようで、基本的には昔のx86プロセッサーのプログラムを高速に動かせるってことみたいです。
こんなに小さいのにx86系とは恐ろしいことです。
なんとなくメモリーやストレージ容量を見てたら、これって最初の頃のEeePC「EeePC 2G Surf」あたりのスペックに見えますね。
モバイルデバイスとはいえ、なんだかあの頃のスペックに回帰するということに、当時のEeePCの目指したスペックというのが、実用的なコンピュータとして動作する最低スペックを突いてたってことなのかもしれません。
電力はSDメモリーの電極部分から取るようです。USB-SDメモリーカードアダプター経由でPCにも繋げられるようです。
消費電力は最大1W、省電力駆動時は250mWまで低減できるんだとか。
かなり本気だしてますね、Intel。インパクトはあります。
このEdisonってそのまま売り出さないんでしょうかね?価格も数千円程度だったらRaspberry Pi以上に流行りそうな予感。
Edisonではありませんが、既にQuarkを使った開発用ボードは売り出されてるようです。
Intelの電子工作用CPUボード「Galileo」発売、超小型のx86 新SoC搭載 - AKIBA PC Hotline!
「Galileo」という名前のこのボード、大きさはRaspberry Piより一回り大きめ、値段8,000円ほど。動作クロックは400MHz。
ウェアラブル端末だけでなく、今Atomプロセッサーを使ってる超小型サーバーのさらに小型版や、Raspberry Pi並に思わぬ使い道を考え出すつわものも現れそうな気がします。
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コメント
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クウォーク搭載評価ボードは雑誌「インターフェース」2014年2月号P110に
「Galileo試用レポート」として出ていますよ。
投稿: enutea | 2014年1月12日 (日) 04時07分
こんにちは、enuteaさん。
さすがインターフェースですね、もう扱ってるんですか。速い。
本文には書いてませんが、Arduino用の機器も使えるらしいという話ですね、Galileo。なにをライバル視しているかがよくわかります。
そういえば雑誌「インターフェース」1月号はRaspberry Piの画像処理特集が載っていたらしいですよね。後で聞いて買っとけばよかったと、ちょっと後悔してます。
投稿: arkouji | 2014年1月12日 (日) 09時18分