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2014年1月21日 (火)

世界のATMの95%がサポート切れ寸前のWindows XPを使用!?

そもそもATMにWindows XPが使われてることにびっくりしますが、確かに最近多いですよね、Windowsを組み込んだ機器。

Windows XPを使ったATMが95%も存在し、更新が間に合わないおそれ - GIGAZINE

世界のATMのうち、実に95%がWindows XPを使用しているとのことです。

Windows XPといえば今年の4月9日にサポート終了するといわれてる、あのXPです。

ただリンク先のGIGAZINEの記事にも書かれてる通り、XPでも組み込み機器向けである「Windows XP Embedded」の場合は2016年1月12日までサポートされるそうです。案外こっちの方が多いという話もあって、一概に4月9日以降はいっせいにやばいATMだらけになるというわけではなさそう。

とはいえ、組み込み機器向けにも既にWindows 7 Embeddedもあるわけで、何で乗り換えないんだろう・・・なんて感じてしまいますが。

しかし一度導入した機械で、特に故障もなく動くのであればそのまま動かしたくなるのは当然ですね。

MS社も営利団体である以上仕方がないかもしれませんが、あまりにOSのサポート期間が短すぎるのが問題なのかもしれません。

パソコンでもそうですが、CPU性能がどんどん伸び、それに伴いOSごと買い換えるという時代は既に終わったわけです。

CPU性能が頭打ちになり買い替えが進まない今の状態で、OSのサポート期間だけが従来どおりでは今後ますますWindowsのサポート期間の短さがクローズアップされてくるような気がします。

次にくるビッグなイベントは、おそらく2020年1月14日のWindows 7サポート終了だと思いますが、このときは今のXP以上に社会問題化するかもしれません。

もっとも、Windows 7以降はOSの要求ハード要件がほぼ頭打ちになってるため、案外7が動くハードにその頃のWindowsが動いてしまうかもしれませんが。

既にPCも白物家電のように長期間使われる機器として考えないといけないのかもしれません。OS販売終了から少なくとも10年はサポートできるようにしないと実態と合わなくなるように思います。

ところで、スマホの場合はAndroidなどでは2年縛りの終わらないうちにOSアップデートから切り離されるものも出ていますが、それほど問題になっていませんね。

元々ハードの寿命が短い(せいぜい2~3年で壊れる)ため、サポート期間の短さはさほど問題ではないようです。

それでもiPhone並みに3年程度はサポートしてほしいところですが。このあたりもいずれ問題になるかもしれませんね。

Microsoft Windows 8.1 (DSP版) 64bit 日本語

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コメント

はぁ?
" MS社も営利団体である以上仕方がないかもしれませんが、 あまりにOSのサポート期間が短すぎるのが問題 なのかもしれません。”
他に 10 年以上古い OS をサポートしている企業って在りますか?
それが出来る利益を求める企業とはどんな会社を指しているんでしょう?

こんにちは、佳泰さん。

例えばRedHat Linuxなどはサポート期間を10年にしてます。

http://www.itmedia.co.jp/enterprise/spv/1204/12/news016.html

もちろん無料でずっとサポートというのはあり得ないので、新たなビジネスモデル(サポート費用の設定など)が必要かと思いますが、ものによっては10年使えるPCがあり、使えるのにOS都合で買い換えなきゃいけない状況は、家電化が進む今のPCの状況をみると今後受け入れられないんじゃないかと思ってます。

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