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2013年11月 8日 (金)

理系のためのiPadアプリ

なんだか急にそんなものを調べてみましたが、こんな記事を発見。

[iPad]眠っていた理系の血が騒ぎ出す、探求心と遊び心がよみがえる、iPadアプリ7選。 - たのしいiPhone! AppBank

理系のためのiPadアプリを特集した記事。

私が特に気になったのは「iScience for iPad」というアプリ。

iTunes の App Store で配信中の iPhone、iPod touch、iPad 用 iScience for iPad

思わず買ってしまいました。お値段は200円。

数学や物理の公式集、周期律表など化学関係のものまで一つにまとまってるそうです。

実は仕事柄、数学はよく使うんです。

2点支持梁で必要な断面2次モーメントを決めたり、加速度計の積分値など2次方程式に積分計算はわりと日常茶飯事です。対数グラフもlogの知識がないとさっぱり分からなくなることもありますし、まれに部分積分を使うこともありました。

数学なんて一体何の役に立つの!?ってスレが2ちゃんねるで立つことがあるようですが、ものづくりの現場ではそれこそ膨大な数学計算が使われます。

でも、最近はそういうのをCADや解析ソフトにやらせて、自分で手を動かす人って少なくなってるんですよね・・・おかげで計算原理を知らないで出てきた結果を使ってる人の多いのなんのって。

しかし、間違った計算結果が出てきた時に、”数学的感性”があるとその間違いに気づくんです。こんな桁の結果が出るはずがない、とか、剛性が○倍なのに結果が小さい/大きいのでおかしい、とか。

というわけで、数学的知識はやっぱり必要。学生時代はもちろん、社会人になってからでもたまには手を動かさないとだめですね。社会の現場からそう実感します。

iPadというのはその点いいアイテムなんですよね。計算能力が高いわけではないから、それ自身複雑な計算できるわけではない。ある程度人間の知識で補完しないと使えません。

しかし、いろんなところに持ち歩ける端末なので、使いたい時に頼れる相棒でもあります。

計算を補助するアプリというのはいくつかあります(例えば電卓アプリもその一つ)から、数学的知識があれば結構いろんな答えを出すことができます。

角材や丸材の断面2次モーメントの公式を頭に入れておくと、単純梁のたわみ計算ならその場でできるようになりますね。私はたまに使います。

理系用ツールとしてのiPad、もう少し注目されてもいいソリューションかもしれません。

理系クン 結婚できるかな?

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