人工知能がセンター試験模試で387点/900点中を獲得!
東大受験にはまだ足切りレベルだそうですが、400大学のA判定を取れるほどの点数だとか。
国立情報学研究所などが中心となって開発を進めている人工知能「東ロボくん」が大手予備校のセンター試験模試を受験し、900点満点中387点を取ったそうです。
この東ロボくんはUSBメモリに収まる程度の4GBほどのプログラム。なんでも日本語を数式化して理解し、読解して問題を解くんだそうで、数学や世界史などでは平均点を上回る結果を収めたものもあるんだとか。
ただ長い文章の問題や、あいまいな表現の問題は苦手だそうで、まだまだ東大への道は果てしないようです。
入試問題というのは引っ掛け問題なども多く、人工知能が挑むにはかなり難しいようで、それだけに今回の結果はかなりの成果といえるようです。
私はセンター試験が大の苦手でして、選択肢を選ぶというのがどうもだめでしたね・・・変な話ですが、筆記試験のほうが強かったんです。
なお、とある問題解決のために両端固定梁でのモーメント分布を計算する機会がありました。大人になっても使います、数学。ロジカルな思考は若いうちにたくさん積んでおいた方がいいですね、本当にそう思います。
USBメモリ程度の人工知能の発展も願いつつ、人間として負けていられませんね。
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コメント
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人工知能と聞いて壮大なプログラムをイメージしましたが、USBメモリに収まる程度でとはすごいですね。
世界史とかは人工知能なんぞ覚えるのが得意でしょうからちょっとズルい気がしますが、センター試験ですから記述とかが苦手なのかな?
投稿: ドラ焼き | 2013年11月28日 (木) 14時46分
こんにちは、どら焼きさん。
あまりに小さいプログラムなので、オンラインで暗記項目を拾いに行ってるのかと思ったんですが、特に書かれてませんね。
問題文の読解ができ、正解を求めるというのが目的のプログラムなので、知識より思考能力の方が問われてるみたいです。
ただ将来このプログラムが完成したときに、カンニングの手段に使われないかが心配ですね。さすがに公開されることはないんでしょうが、何らかの手違いで漏えいした時は受験生の間に高額な値段で取引する輩がでてくるんじゃないかと。恐ろしいプログラムです。
投稿: arkouji | 2013年11月29日 (金) 05時12分