Windows RTは死んだのか!?
あいかわらずWindows 8/RTには手厳しいTechCrunchの記事ですが。
Microsoftは、Windows RTの死を認めようとしない | TechCrunch Japan
そろそろ”Windows RTの死”を認めよという内容です。
ついにASUSも撤退を表明し、DellとMS社だけになってしまったRTハードメーカー。9億ドルといわれる処分費用がのしかかっていながら、まだMS社は捨ててはいないようです。
最近は、iPadとの比較広告が出しているようです。
それにしてもこの広告、
(1) 1万円というくそ高いオプションのキーボードをつけたRTで、何十種類もの対応キーボードが存在し、RTなんかよりもしっくり来るキーボードが見つけられるiPadのキーボード無しを揶揄している部分
(2) iPadのマルチタスクジェスチャーをあえて使わず、RTより切り替えが遅いとしている部分
のあたりが突っ込みどころでしょう。
そんな”優れた”とされるSurface RTが半年で売れた数が180万台。
一方、第4世代iPadとiPad miniが発売初日で売り上げた台数は300万台!らしいです。桁が違いすぎます。
私も店頭で遊んでみました。たしかによく出来た端末ですが、キーボード付で値段が19,800円なら買ってもいいかなというレベルの端末です。
後発の分際(?)でNexus 7よりも高い端末なんて、普通に考えて売れるわけがありません。
Windows RTのキラーアプリであるOfficeについても、フル版WindowsのOfficeを連想していると機能の少なさに愕然とするそうです。
これは、以前私のブログへのコメントでもいただいた意見ですし、私の周囲で買った人の意見も同じでした。
つまり、このへんはOffice互換アプリしかないAndroid、iPadと同じレベルだそうで。
キラーアプリもなく、ハードの特徴もなく、それでいて高いWindows RT端末。
宇宙戦艦ヤマトにおける”波動砲”がない以上、沖田戦法は通用しません。
プラウダ高校に包囲されながらも最終的に勝利をつかんでしまうような大洗女子学園のような展開が現実に起こるほど甘いものではありません。
タブレット戦争から撤退するか、戦略の練り直しから始めないと勝ち目ないでしょうね。
このままの状態で推移すれば、いずれにせよリンク先記事でも書かれてるとおり近々RTは消えるでしょう。
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