« Googleグラス向けの広告は視線追跡を利用か!? | トップページ | YouTubeがバージョンアップし再生中に検索可能に »

2013年8月21日 (水)

人工知能を搭載し少人数・安価に人工衛星打ち上げ可能なロケット”イプシロン”

今月の27日に打ち上げ予定のJAXAの新しい固体燃料ロケット”イプシロン”の解説記事が出ております。

安さ真骨頂、革命へ秒読み 人工知能搭載「イプシロン」27日打ち上げ+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

H-2Aロケットに使う固体燃料ブースターを使ったそうですが、打ち上げ前の点検は自動化され、少人数でノートPCを利用して打ち上げ管制が可能な新世代のロケットのようです。

打ち上げ費用は1号機が50億円ほど、将来的には30億円位まで下げるんだとか。

低軌道でも1.2トンほどのペイロードしかないようですが、低価格と素早く打ち上げができる機動性を売りにして受注獲得につなげて行くんだそうです。

そういえば、たしかこれの前のM5ロケットではやぶさは打ち上げられたんですよね。新型のイプシロンでも新たなドラマが生み出されるんでしょうか?

1/200 スケール HIIA ロケット 17号機 彩色済みレジンモデル HII A Launch Vehicle No.17

« Googleグラス向けの広告は視線追跡を利用か!? | トップページ | YouTubeがバージョンアップし再生中に検索可能に »

科学・技術」カテゴリの記事

コメント

安くて安定したプラントシステムは
競争力が向上すると思うんですが…

TVのニュースで視た限り
コストダウンの目玉は
補助推進用固体燃料ブースターの省略と
点検の自動化?
装置監視の省力化(パソコン2台)
みたいでしたね。

ちょっと気になるのは今までの点検・監視方法がどんなやりかただったんでしょう?
組み立てたら点検の度にカバーを外したりするはずはないので
おそらくロケットの中は「センサーの塊」ではないのかと。

ただ何となくですが、
コストダウンの中心が、組立・打上技術者削減が中心なら
長期的に技術者不足に繋がっていかないか
ちょっと心配に思えます。

私の職場でプラントの制御・監視機器がありますが
これらも古くなると装置や資料が廃版になるだけでなく
設計・施工の技術者が退職してしまい
または、会社が装置そのものを扱わなくなって
故障対応などに苦慮することが多々あるのです。

大量生産の製品では代替・互換品が
それなりに市場を流通すると思うんですが
型式は有ってもメーカーの「一品生産」みたいなプラントでは
設備末端の互換品を取り寄せ交換はできますが
プラント全体のバランスを取る技術者が必要だと思うんですよ。

そのへんのところが、自動化・低コスト化を推進する上での
留意点だと思うんですがねぇ。

こんにちは、enuteaさん。

固体燃料ロケットなので、点検箇所が液体燃料ロケットよりも少ないというメリットはありそうです。H-2Aなどではさすがにこうはいかないのではないかと。

最近職場ではローテーションを盛んに行ってますが、以前作ったものを作ろうとしたら知っている人がいなくなっていたということがうちの会社でも起こってるようです。

以前はもうちょっと技術者を大事にしていたような気がしますが・・・バブル以降の日本はこういうところがちょっとだめですね。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« Googleグラス向けの広告は視線追跡を利用か!? | トップページ | YouTubeがバージョンアップし再生中に検索可能に »

無料ブログはココログ

スポンサード リンク

ブログ村