防水マザーボードが登場
デスクトップ用マザーボードなのに、防水性がうたわれた製品が登場したそうです。
上のタイトルからも分かるとおり、液体窒素を使ったオーバークロックをする際に発生する結露から守るための防水性だそうで、つまりオーバークロック向けの製品ということに。
コネクター類は防水できないため完全防水というわけではありませんが、クラムチャウダーをこぼした程度なら大丈夫なんだそうで。
いっそのことなんとかしてコネクター類も防水にしてしまい(いっそPCIeのコネクタ類は排除、USBは無線化、SATAは何とかしてゴム付け・・・など)、水槽の中に入れて稼動できるデスクトップ機を目指すとなおよろしかったかなぁと。長時間のオーバークロックにも耐えられます。
ただ、こんな無茶なオーバークロックをしてどうするんでしょうね?と時々思うことはあります。
記録を出すためのオーバークロッカーはともかく、通常オーバークロックの目的ってCPUパワーを上げるためにやることです。
そういう重たい処理ってそれなりに時間のかかるものばかりなんですよね。3Dレンダリング処理とか、動画エンコード処理など。
液体窒素を使うということは、1時間2時間の連続稼動を前提にしているわけではなさそう。
オーバークロックの結露対策とはあまり万人受けする機能ではないだけに、果たして売れるんでしょうか、これ。
でも何かの拍子でコップの水をこぼした!というのを防ぐ程度なら充分機能してくれそうです。ただし、マザーボードだけですが。
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ASRock マザーボード (HASWEL対応) Z87 M-ATX USB3.0 SATA3 Z87M OC Formula |
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コメント
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>>水槽の中に入れて稼動できるデスクトップ機
有名どころでは改造バカこと高橋敏也氏を始め、油冷(サラダ油など)や、超純水を利用して挑戦した例なら枚挙の暇はないです。大概は失敗しているようですが。
工業用なら、それに近いスペックを持ったボードは存在しますが、言うまでもなく恐ろしく高価です。
こういう国際的にOCを競うサイトも存在します。
http://hwbot.org/
少なくとも、液体窒素のボンベを持ち込めるスペースが必要なので、誰にでもできるものではないですが、そもそも別にこの状態のPCを常用しようというわけでもないですし、ベンチマークをどれだけ回したとか、何分間システムが落ちなかったかを競うだけなので、単なる道楽にすぎませんね。
液冷で常用するにしても、CPUのTDPが200Wオーバーになったりして、下手をするとCPUのみならずマザーボードも燃やしてしまうので、それなりのノウハウが必要です。
新型マツダ3(アクセラ)かっこいいですね。今秋にはマツダ版THSを搭載して登場すると思いますが、フルスカイアクティブ化されたハンドリングマシンに、トヨタ式ストロングハイブリッドの組み合わせは、ものすごく興味があります。
それにしても、ますますオーリスの影が薄くなる…。せめて、一時期のプジョーのようなバランスの悪い外観と、野暮ったくて古臭い内装と、トルク感の薄いエンジンと、フラット感の無い安っぽい乗り心地を何とか出来れば…て全部ですね。
投稿: 四式中戦車 | 2013年7月 2日 (火) 06時26分
こんにちは、四式中戦車さん。
そんな競技があるんですね。聞いたことはありますが、わりと真面目に(?)やられてるんですね。
私はどちらかというとエンドユーザーな立場なので、計算機はきちんと安定して動くものでなければ意味がないと思ってるところはあります。
例えば中国で天河1号、2号がTOP500でそれぞれ世界一を取ってたりしますが、特に1号の方は肝心の計算速度をあげてるコプロセッサを利用できるアプリケーションが存在しないため、ほとんど性能を使いきれてないそうです。
http://news.mynavi.jp/articles/2011/12/22/Tianhe-1A/index.html
2年ほど前の記事ですが、その後の利用実績も聞かれないため、多分状況は変わってなさそうです。
こういう計算機ではたとえ世界一でも意味がないんですよね。2位じゃダメなんですかという名言(?)がありますが、使い物にならなければ1位でもダメなんです。
日本の計算機は京のように未だコプロセッサ頼みでないものがいますが、あの方が実行速度は出せるんですよね。残念ながら、コプロセッサの計算機が本領を発揮できる環境構築までにはあと数年はかかりそうです。
話がだいぶ脱線しましたが、マツダは最近いい車が多いですね。いい車が作れる環境があるのか、私としてはうらやましい限りです。
投稿: arkouji | 2013年7月 2日 (火) 20時48分