DARPAが災害時向け人型ロボットATLASを公開
アメリカの国防高等研究計画局 DARPAで作られている汎用人型ロボット ATRASが公開されたそうで。
DARPAが汎用ヒト型ロボットATLASを公開、12月に競技イベント実施 - Engadget Japanese
このATRASを制御するプログラムを競うイベントを12月にやるらしいですが、目的は災害時に人間の代わりとなるロボットを開発することのようです。
このため、人間と同様の環境や道具を使えること、ロボットを扱う専門職の人間でなくても管理できること、などが条件として課せられてるようです。
日本でも大震災や福島原発事故など、人が踏み込むには大変な環境がありましたから、こういう場所での活用を前提に考えてるんでしょうね。
それにしてもこのATRAS、本当にスムーズに動きますね。多少段差があっても乗り越えてます。
DARPAといえば、以前キモい動きをする4足歩行ロボットを作ってましたね。あれの延長でしょうか?
そのうち平時で人間の友達になれる汎用猫型ロボットが建造されたりするんでしょうね。
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コメント
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この話は今年の3月、NHKでも特集を組まれていたので番組を見た人はご存じだと思うのですが、DARPA というのはペンタゴンの独立部門の一つで、彼らが日本でこのコンペの説明会を行った際の質疑応答でも、採用されたロボット技術の軍事転用は否定しない、と明確に答えています。
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2013/0317/
これのなにが問題かというと、日本の場合、国公立の研究機関は軍事転用される恐れのある技術コンペには参加できないという点です。実際東大チームはこのコンペに参加するため、結局スピンアウトして民間の企業を立ち上げています。
この問題はJAXAとNASAとの間でも、しばしば起こる問題で本当に厄介です。
投稿: 四式中戦車 | 2013年7月14日 (日) 17時22分
こんにちは、四式中戦車さん。
おっしゃるとおりで、そこは軍直営の団体ですから軍事転用は前提になっているでしょうね。
日本は兵器関連技術、製品の輸出が禁止されてますから、公的機関では露骨にDARPAのような団体には参加できませんね(民間でもかなり微妙)。ただ、どっかのランクル70のように車として輸出しても、”武器”として使われる(正確には武器をつけて装甲車代わりとして使われる)場合もあって、これはどうなんだという議論もあるようです。
一応、武器として使わないところへ売ってるそうですが、どう見ても銃っぽい何かをつけるようなものを要求されたり、軍事行動前提にしか使わない機能をつけさせられたりと、怪しい要望が来るという話もあるそうですが・・・おや誰か来たようだ。
投稿: arkouji | 2013年7月14日 (日) 20時36分