比較的お値打ちな国産3Dプリンター”SCOOVO C170”登場
海外では低価格3Dプリンターが続々と登場しておりますが、ここ日本でも国産の3Dプリンターが登場です。
海外では2万円台も登場しているというのに、約19万とは・・・と嘆く前に、そのスペックをチェック。
造形サイズは150×150×175mmで、低価格3Dプリンターの多くは90mm程度であることを考えると大きめのものが作成可能。最小サイズは0.1mm。
iPhone 5のケースを一体型で作ろうと思うと、124mm程度の大きさが作れないといけないそうです。このSCOOVO C170なら充分なサイズです。
また、材料となるフィラメントが1kgあたり4,200円というのも格安な部類だとか。
ライバル機のReplicator 2が1kgあたり10,800円なんだそうで、半額以下のランニングコストです。
専用のソフトはSCOOVO Studioというのがついてるそうですが、サンプルの3Dデータがstl形式のようです。有名どころのCADソフトでもサポートしている形式ですね。
とはいえ、価格が価格だけに、一般ユーザーでもかなり用途が定まった人でないと手が出なさそうな製品。どれくらい売れるんでしょうね。
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コメント
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ことあるごとに「海外では2万円台も登場しているというのに」と引き合いに出されますが、そんな値段で出しても誰も買いませんよ。
その海外製品というものが、すでに10万台100万台売れているというなら話は別ですが、そういう話はとんと聞いたことがありません。理由は単純で、CADデータを扱える、もしくは習熟してでも3Dプリンターを使いたいと考える限られたユーザーしか買わないし、そういった人たちはそんな低スペックなマシンを欲しがらないからです。
つまり、そういう上級ユーザーが蓄積し、商用・非商用問わずデータが公表され始めてようやく”低スペックユーザー”も手を出せる環境が整うわけで、それはインクジェットプリンターの普及過程で証明されているはずです。そういった、事実を無視して日本は遅れているといった印象を植え付けるやり方は、マスゴミが多用するレトリックと変わりませんよ。子供っぽすぎますね。
投稿: 名無しの(´・ω・`)さん | 2013年7月 9日 (火) 13時19分