うちの長男はまさにiPod touch/iPadと共に成長しております。
実は発達に障害がある子なのですが、字を読み書きしたり、数字を覚えたりという部分はほとんどiPadの知育アプリでチューニングし続けたようなものです。
世間でも、iPadなどタブレット機を教育の現場に取り込もうという動きがあるようです。賛否両論あるようですが、iPadは子供の教育に有効か否か?といわれれば、私の経験上非常に有効だと感じております。
これが無かったら、多分うちの子は字や数字を理解するのに時間がかかったことでしょう。それほどの影響力がありました、iPad。
というわけで、特に有効だった知育アプリを中心にまとめてみます。過去にも断片的に紹介したものも多いですが、まとめて紹介しなおします。
■知育えほん
iTunes App Store で見つかる iPhone、iPod touch、iPad 対応 知育えほん
最初に出会った知育アプリです。2歳後半ごろからお世話になってました。
iPhone/iPod touch用アプリなので、iPadで遊ぶには表示を2倍にしないといけません。
アプリそのものは無料、全部で12種類のコンテンツ(4つ目以降は有料で1つ85円)があり、1歳後半から5歳くらいまで使えるアプリです。
1歳用のコンテンツは、この数字の読みを覚えるというもの。
画面上にアイコンが漂ってるので、それをつつくだけのゲームなんですが。
つつくたびに、元気な子供の声で数字を読み上げてくれます。
私の経験上、小さい子供ってなぜか大人よりも子供の声の方が反応しやすいようで、そのあたりを狙ったコンテンツじゃないかと。
果物や乗り物の読みを覚えるゲームもあります。
絵が出てきて、ひらがなを順番にタップするだけのゲーム。
低いレベルなら、上のように余計なひらがなは無いのですが。
ところがレベルが上がってくると、紛らわしいひらがなが増えます。
ちゃんとひらがなを順番に選ぶことが出来ると、これまた子供の元気な声で読み上げられます。
幼稚園児の年少さんくらいでも、これを使えばひらがなが覚えられます。少なくとも、うちのは覚えました。
ちょっとレベルが高いのが、おつかいをするゲーム。
お母さんからお使いを頼まれます。
ミッションどおりに事を運べば、お母さんが褒めてくれます。
モチベーションがあがるようで、かなりやりこんでましたね、このゲーム。
他にも挨拶をしたり
迷路を抜けたり、探し物をしたりするゲームもあり。
幼稚園児までは使えるゲームばかりです。
全部のコンテンツをそろえるのに85円×9かかりますが、費用対効果を考えるとかなりお買い得です。
なお、続編の「知育えほん2」なんてものが出てるそうです。下の子用に買ってみてもいいかな?と思ってます。
iTunes App Store で見つかる iPhone、iPod touch、iPad 対応 知育えほん2
なお同じ会社から「知育プラス」というのが出てますが、こちらはうちの子にとってはいまいちでした。
■にほんご-ひらがな
iTunes App Storeで見つかる iPhone 3GS、iPhone 4、iPhone 4S、iPhone 5、iPod touch(第3世代)、iPod touch (第4世代)、iPod touch (第5世代)、およびiPad 対応のにほんご-ひらがな
ひらがなが読めるようになっても、書けなければ意味がありません。
ひらがなを読み書きするための練習アプリは数多ありますが、その中で抜群の効果があったアプリはこの「にほんご-ひらがな」です。
一番左のやつが、ひらがなの書き順を覚えるものですが。
「あ、あ、あかちゃん、あかちゃん」というテンポのよい音声が流れます。
なんだかよくわかりませんが、ノリノリになるようで、すいすい書き順を覚えていきました。
このアプリ、他にもカタカナや小学1年生の漢字などもあります。
iTunes App Storeで見つかる iPhone 3GS、iPhone 4、iPhone 4S、iPhone 5、iPod touch(第3世代)、iPod touch (第4世代)、iPod touch (第5世代)、およびiPad 対応のにほんご-カタカナ
iTunes App Storeで見つかる iPhone 3GS、iPhone 4、iPhone 4S、iPhone 5、iPod touch(第3世代)、iPod touch (第4世代)、iPod touch (第5世代)、およびiPad 対応の一年生の漢字
iTunes App Storeで見つかる iPhone 3GS、iPhone 4、iPhone 4S、iPhone 5、iPod touch(第3世代)、iPod touch (第4世代)、iPod touch (第5世代)、およびiPad 対応の二年生の漢字
小学1年生の漢字からは170円の有料アプリになりますが、無料のひらがな、カタカナ版を使わせてみて相性がよさそうなら、そのままこの系列のアプリを使うことをお勧めします。
うちの子は今小学2年生の漢字をこのアプリで覚えているところです。
■Mr.Shapeのタッチカード
iTunes App Store で見つかる iPhone、iPod touch、iPad 対応 Mr.shapeのタッチカード
あまり知育アプリという感じのものではありませんが、意外と(?)頭を使うものもあります。
アプリ自体は無料、ただし追加コンテンツが4パートあります。
たとえばこれは眼鏡をつけるゲーム
つけた眼鏡により、表情(というより人格?)が変わります。
他にも神経衰弱やもぐらたたきのようなゲーム、UFOが地上の人を捕まえるという変なゲームもあります。
下の子が今このゲームに夢中です。
■空想どうぶつえん
ベネッセの作ったアプリです。
さまざまな形の動物を元に、色を塗ったり飾りをつけたりしてオリジナルの動物を作るというアプリです。
一体どんな動物が出来るのか?うちの子の作った動物をご覧ください。
はちゃめちゃなものもありますが、なかなかいいセンスの作品もちらほらあります。
出来た動物は、仮想空間で暮らし始めます。
通信で、他人の「空想どうぶつえん」で作られたものが現れるようにも出来ます。
お絵かきの練習にはいいアプリですが、子供の隠れたセンスを引き出せるかも!?しれません。
■えほんpi-bo
iTunes App Store で見つかる iPhone、iPod touch、iPad 対応 pi-boえほん はじめてのこども図鑑 無料版
これは1~2歳向けのアプリですね。
一冊だけ無料でついてきますが、有料で本を追加する必要があります。
絵本をタップして開くと絵がたくさん出てきます。
どれかをタップすると、日本語と英語の読みを発音してくれたり、アイコンを動かして遊ぶことが出来ます。
たったそれだけのアプリなんですが、妙に受けるんですよね・・・
ものの名前を覚えるにはいいアプリじゃないかと。
■アプリひろば
知育アプリというのは、どうしても相性があります。
こればっかりはその子の性格などが影響するため、絶対このアプリならOK!というものはありません。
うちの子も、上のアプリを見つけるまでにはかなりたくさんのアプリを試しては消していきました。
その相性のよいアプリ探しに便利なのが、ベネッセの「アプリひろば」というアプリです。
アプリを探すアプリなんですが、なかなか質のよいものが多い。
まずトップメニューで、探したいアプリの対象年齢を選びます。
今度はジャンルを選択。言語だったり、自然やものを理解するものだったりといろいろ選べます。
有料・無料、iPhone向け・iPad向けなどに分けられていて、端末に合ったアプリを選択可能。
それぞれのアプリにはベネッセのスタッフのコメントがかかれており、ちゃんと吟味して登録しているアプリばかりだということがわかります。
私なんぞは無料は片っ端にためしてみたり、有料でもスタッフのコメントを読んでよさそうなら買ってみたりしました。
子供との相性があったので、すべてバッチリというわけではありませんが、かなりいいアプリばかりですね。
■補足
これらのアプリを使わせるため、iPadを子供に触らせることになるんですが、デフォルトのまま触らせるとアプリを勝手に消したり、あるいはアプリ内購入をされたり(アプリ購入後15分間はパスワード入力不要という設定だと、アプリ入れ放題モードになってます)するので、何らかの機能制限を加えておくことをお勧めします。
iPadの「設定」-「一般」-「機能制限」で、アプリのインストールやAppの削除、アプリ内購入をオフにしておくのがよろしいかと。
アプリのインストールなどをオフにしたくないときは、せめて「パスワードを要求」を15分ではなく即時にしておいた方がいいでしょう。
もし子供専用のiPadであれば、メールなどのアカウント関係も設定しない方がいいでしょう。
私は一度、あるアプリからTwitterでつぶやかれたことがあります。子供も何のことだかわからず送信してしまったらしいんですが。まあそれほど実害はなかったのでいいのですが、場合によってはえらいことになるかもしれません。
発達障害だけでなく、普通の子でも文字や数字、ものの名前を早く覚えておくのは悪くありません。
子供ってiPadのようなタッチパネル機にはほぼ間違いなく引き寄せられてきますから、子の特性(?)を利用して、上のようなアプリを使って知育に引きずり込んでしまうのもよいかもしれません。
初代iPadでも動くアプリはまだまだたくさんあるので、中古で安くなった初代iPadあるいはiPad 2を買ってきて子供専用機にしてしまうというのも手です。
ただ、もちろんやりすぎは目に悪いでしょうから、ほどほどに。
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