子供向けプログラミング言語”Scratch”がブラウザ上で作成・実行可能に
プログラミングというとどうしても意味不明な文字の羅列を相手にしなきゃいけませんが、この子供向けのプログラミング言語”Scratch”なら英語がわからなくったって組めてしまいます。
まるでブロックを組み立てるように記述するこの”Scratch”、言語というより、パズルに近いプログラミング環境です。
これが最近Web上で使えるようになったそうで、早速試してみました。
Intro to Scratch 2.0 from ScratchEd on Vimeo.
作成したプログラムを保存・公開したい場合はユーザー登録が必要ですが、試すだけなら左上の”やってみる”アイコンをクリックすればいきなり体験できます。
画面はこんな感じ。中央に”命令文”に相当するブロックが並んでます。
左上は実行画面。初期状態ではネコのスプライトが置かれてます。
動作に使うブロックを右側の空白部に入れてやると、プログラムができます。
このサイト、日本語にも対応しており、ブロックもすべて日本語。これはわかりやすい。
とりあえず、こんなものを作ってみました。
ネコのスプライトをクリックしたら、まず”Hello!”と2秒間表示し、その後”10歩あるく”を10回繰り返すという動作です。
画面の端っこにたどり着いてしまったら跳ね返るという条件も設定しました。
ネコをクリックしました。
まず2秒間”Hello!”としゃべります。
その後ずずずっと移動。
何度かクリックすると、画面の端にぶつかって跳ね返りました。さかさまになってます。
このスプライトを編集することも可能。絵に自身のある方は独自のキャラを作り出してみるのもよろしいかと。
たとえ絵に自信がなくても、かなり大量のスプライトが準備されています。
このサイトのホームの”作品を見る”をクリックすると、他のユーザーが作ったプログラムを試すことも出来ます。
ただしほとんどが英語版ですね。
あくまでもプログラムの教育用という位置づけのようですが、難しい命令文を覚えることからではなく、プログラムの仕組み、条件の設定の仕方から入り込むことが出来るので、なかなかいい教材ですね。
そういえばRaspberry Piにもあらかじめインストールされてますね、Scratch。
こちらならネット接続がなくても使えます。さすがRaspberry Pi。
プログラムをあきらめてしまった人で、こういうものが作りたいというアイデアを持っている人は、もう一度このScratchでトライしてみてはいかがでしょうか?
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