LED電球を使った可視光データ通信で3Gbpsを実現
なるほど照明を使って通信とは考えますねぇ。
Engadget Japanese:LED電球を使った3Gbps 可視光データ通信、フラウンホーファーHHIが発表。FOE 2013に出展へ
ドイツのフラウンホーファー研究機構 ハインリッヒ・ヘルツ研究所(HHI)というところが、可視光によるデータ通信で3Gbpsを達成したそうです。
照明に使っているLED電球を180MHzで点滅させて、一つの波長で1Gbpsを実現、これを3波長使って3Gbpsだとか。
これだけの速さで点滅していれば、人間の目ではまったくわかりません。
無線LAN電波の使いづらい病院や、電波が混線しやすい場所などで威力を発揮するそうです。家庭用無線LANを置き換えるところまでは考えてないようです。
宇宙戦艦ヤマト 2199の第1話で地球艦隊が発光信号を送ってましたが、これを使えばかなりの通信が出来たんじゃないかなぁ、なんて考えてしまいますね。
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コメント
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アンとダイアナが、ローソクを使って通信していたのを思い出します。火事になるから、と否定的だったマリラが、アンの吉報を親友のダイアナに一刻も早く報せるため、グリーンゲイブルズに来るようこの通信法を使って呼び出すシーンでは、年老いた兄妹と未来ある少女との対照が、とても印象的でした。
日本が、樹脂製で屈曲率が高く、かつ高出力の光ファイバーを世界に先駆けて実用化、多くの特許を取得しているため、低速ネットワーク分野で特許を回避しつつ、低コストな規格を模索しているのだと思います。自動車のCAN分野ではドイツ勢がリードしているので、そこらへんは狙えるかもしれませんが、欧州はプライドが高くて、CHAdeMOの対抗規格のようにJapには意味不明な横やりを入れてくるから油断なりませんね。
投稿: 四式中戦車 | 2013年4月 9日 (火) 23時14分
こんにちは、四式中戦車さん。
なるほどそういう背景もあるのかもしれませんね。そういえば電気自動車の充電ケーブルの規格もトヨタ式を拒絶しましたよね。何なんでしょう?
投稿: arkouji | 2013年4月10日 (水) 12時54分