HPから自由度の高いAtomサーバー”Moonshot”登場
HPからAtomボードPCを大量に詰め込んだサーバーが登場です。
ASCII.jp:新市場への“月面開拓”を目指す「HP Moonshot」サーバー
この”Moonshot”サーバー、Atom S1260(2GHz デュアルコア)を搭載したボードPCから構成されており、この上の写真の引き出しのような4.3U一つあたり45台も詰め込めるんだそうです。従来の1Uボードならラック一つ分に相当する量がこの引き出し一個で済むそうで。
おかげで従来と同じレベルのサーバー運用で、スペースが80%、電力が89%、ケーブルが97%も削減できるんだとか。
このボード一つに2.5インチHDDを取り付け可能、またGigabit Etherも2ポート搭載されてるそうです。ボードごとに用途に応じたカスタマイズが可能。
計算用途ではなく、Webやクラウドサービス用途の製品という位置づけとのこと。だからとにかくたくさんのCPUを集積する必要があるみたいですね。
将来的にこのボード一つに4つのCPUモジュールを詰め込んだクアッドサーバーカードリッジを作るそうで、これが出来た暁にはラック一つで最大1620台のサーバーが詰め込めるそうです。
今の調子でクラウドなどのネットワークサービスが拡大していくと、サーバーの設置場所や消費電力をどうするかなどの問題がでてくるようで、これを解決できる製品だとうたわれてるようです。
たまたまこのHPの製品発表にうちの会社の人が参加しており、とにかくすげえんだぜぇ!という空気に圧倒されたとか。別にこの製品の情報を調べてたわけではないんですがついついパンフまでもらってかえってきてました。
ただお値段が1222万円から(45モジュールの価格)。台あたり27万円と一般向けにはかなりお高い買い物(保守サービス込みの値段)。
HPの意気込みが感じられるこの製品、私はAtomプロセッサというだけで親近感を抱いておりますが、これからのネット社会に欠かせない製品となるのか。要注目です。
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