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2013年4月 3日 (水)

第1世代iPadはどこまで使えるか!?

登場からはや3年経とうとしている初代iPadですが、我が家では子供のYouTube端末として使われております。

ところがiOS 5.1.1どまりのサポート切れした端末となったせいか、世間ではもう過去の端末としてほとんど相手にされておりません。すっかり過去の端末扱いです。

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いまどきのタブレットはどれも軽く薄くなっているため、この分厚さがさらに哀愁を誘います

そのおかげで、中古なら2万円程度で入手可能な第1世代iPad。

しかし本当に使い物にならない端末なのか?

そう思って改めて使ってみると、どうしてまだまだいけそうです。

というわけで、いろいろなシチュエーションを想定した使い勝手を書いてみます。

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おそらくiPadで一番使われるアプリはこのSafariではないでしょうか?

Safariを使う分にはまだまだいけます。

メモリが256MBと少ない端末なので、あまり重いサイトをがばがば開くと落ちますが、普通に閲覧する分には問題ありません。

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うちの子供がそうしているように、YouTube端末としては充分使えます。

標準のYouTubeアプリよりも、iOS 6向けに配布されたGoogle製YouTubeの方が使い勝手は抜群です。

特にコマ落ちすることもなく動作可能。

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iOS 5.1.1で止まっているため、標準のマップアプリがまだGoogleマップのままです。

もちろん今でもちゃんと使えます。この頃のアプリの方が使い勝手のいいと思っている人も多いかもしれません。

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百均のスタンドと組み合わせて、写真立てとしても使えますね。

標準の写真アプリにはスライドショーの機能も付いており、BGMをつけることも可能なので、結婚式のウェルカムボードとしても使えそうです。

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意外と未だにiOS 4.3以降で使えるアプリがリリースされているため、今でも導入可能なアプリは多い。

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教育向けアプリの多くは、初代iPadでも動作可能です。

この手のアプリを組み合わせれば、幼稚園から低学年までの子供用にはうってつけの端末かと。第1世代iPadならば気兼ねなく使わせられますからね。

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以前にiPad版Numbers、Documents To GoのExcelファイル読み込み比較でも紹介したDocuments To Goもまだ対応してます。これならビジネス端末としても充分活用可能かと。

なお、このDocuments To Goはパスワード付のExcelファイルを開くことができます。Office系アプリはいろいろありますが、パスワード付ファイルを開くことが出来るアプリは少ないので、もしパスワード付Office文書を良くもらう人はこのDocuments To Goがお勧めです。

このDocuments To GoのExcelではグラフは表示できないものの、スプレッドシートの入力は可能なので、外で数値を打ち込んで会社や自宅のPCのExcelで清書するなんて使い方ができます。

残念ながら、NumbersやKeynoteなどのApple純正のOffice系アプリはもう未対応となってますが。

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動画プレーヤー、音楽プレーヤーとして使うならかなり優秀な方じゃないかと思ってます。

今となっては分厚いタブレットですが、そのおかげ(?)か、スピーカーの音質は悪くありません。いまどきの薄いタブレットはそのあたりが犠牲になっているような気がしてなりません。

なおiPhone 4/4S/5、第1世代 iPad、iPad mini、第4世代 iPod touchの音質を比べてみたの記事でも書いた通り、この初代iPadの音質は私の持っているiOS機の中では最高です。

もちろんiPadとしては古い機種のため動かないアプリは増えつつあります。

電子書籍リーダーとして使う場合も、写真や動画を使ったnewsstand版ニュートンのような電子雑誌ではしょっちゅう落ちて使い物にならないということも。

あまり過度の期待をよせるのはまずいですが、それでも思ったより使える端末かと。

約3年前、ジョブス氏が満を持して世に送り出した第1世代iPad。

当時多くの人に衝撃を与え、その後WindowsのUIにまで影響を及ぼすこととなったタブレット機。

3年経ったとはいえ、私は未だに使える端末だと思っております。まだまだ埋もれさせるには惜しいタブレットですね。

iPad 16GB Wi-Fi   3Gモデル MC349J/A

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