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2013年3月23日 (土)

”Pentium”誕生から20年

もう20年になるんですね、Pentium。

ガジェット速報:インテルの「Pentium」ブランドが誕生20周年を迎える

IntelがPentiumブランドを発表してからちょうど20年経ったそうです。

それまでのCPUが386、486だったので次は”586”だろうと思ったところへ”Pentium”。

今でこそ聞きなれた名前ですが、当時はちょっと違和感ありましたね。

互換CPUがたくさん存在していた時期で、Intelが自社のCPU名の商標登録をしようとしたところ、486や586という数字はだめだということになってつけた名前だそうな。

しかしPentiumというこれまでとは違う名前をつけられたそのCPUは、これまでの常識を上回る性能を発揮。

大学の研究室にPentium 66MHzのマシンがあったんですが、これが圧倒的な性能で度肝を抜かれた覚えがあります。

当時DOS上でLaTeXというのを使ってたんですが、どんなTeX文書も一瞬にしてかかる(コンパイルされる)ため、とんでもない時代になったものだと感心したものです。

思えばこのPentiumが出たあたりから家庭にPCが普及し始めたんですよね。

いまやx86からARM系CPUにパーソナルユースのCPUの主流が動き始めてますが。

でもうちではまだまだx86がメインPCとして必要かなぁ・・・いくらiPadの性能が上がっても、母艦がなければ使い物になりませんし。

このPentium直系のCPUは、このあと20年後にもまだまだ生きていそうです。

忘れ去られたCPU黒歴史 Intel/AMDが振り返りたくない失敗作たち

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コメント

i8080AのNEC版互換CPU(μPD8080A)の入った装置が職場にありましたので
勉強にはなりました。
が、アセンブラのインテルニーモニックに比べ
ザイログにーもニックの方が理解しやすかったので
インテルニーモニックには嫌悪感を持つようになり
i8086/8088のマシン語に至っては、砂上のバラックに増築を繰り返したような綺麗には見えないコードと8bitCPUのしがらみを抱え込んでしまった64kバイトのセグメント内アクセス制限
CPU自体の割り込み概念の低さ
こんなのがインテルの主張する16bitCPUなのか?と(MC6809などと比較して)あきれたもんです。
まあしかし186>286>386>486と進化(というか複雑化)したら
OSもPC DOS/MS-DOSからWindowsやFreeBSDとかLinuxに移行して
私自身もうマシン語を見ることすらなくなりました。
最近何かするならエクセルの関数でたいてい事足りてますし、VBA使えば良いやってな具合でもあります。
まあその方が楽なんですよね。

そうそうPentiumでしたよね。
当時は職場でNECの9801/21、自宅ではEPSONの互換機(CPUはNEC)使ってて
初めてPentium使ったのは、自宅で買った90MHzPentiumが載ったフルタワーのATマシンでしたね。Windows95~98を使ってましたが
マザーボードを取り替えてAMDの方向へ(笑)

そうこうしてたら中古9801/9821が叩き売りになったので
PC-9821AP2(CPUは66Mhzi486DX2)を2000円~1000円で買うことが出来たんですが
こいつが遅い、でPentiumOverdriveとCPUの交換しては見ましたが
残念!当時のNEC 9821はチップセットなどのの速度が遅く、
実験したレベルでした。
そういえば、EPSONのPC-286V(だったかな?)FreeBSDインストールしたくて
286CPUを386に交換してみましたがCPUを交換したら時々エラーが出るので
そのままになってしまいました(汗)

なんだか失敗ばかりが多いのですが、お金と手間の掛からない路線で
やってきましたので、これからもこの調子かな?と思っている次第。

既読かもしれませんが、Pentium™ が成功に至った理由の一つをまとめた、読み応えのある記事です。

「CPU黒歴史 大損失と貴重な教訓を生んだPentiumのバグ」
http://ascii.jp/elem/000/000/757/757002/

そういえば日本語では、(~ウム)と読むのが一般的なので、最初は違和感ありましたね。
Pentium™ の名称は、新興国でのプレゼンスが大きくて廃止できなかったと当時は説明されていました。結局、Cerelon™ ともども低価格ブランドとして生き残ったのが、いかにも Intel™ ぽくって面白いですね。

こんにちは、enuteaさん。

私のパソコン暦はX1(Z80 4MHz)からいきなりPC-9801BX(486SX 20MHz)へと飛んでしまったので、8086や286、386あたりの登場時の衝撃を知らないんですよね。残念です。

そのBXを買ったあたりの時期にCPUアクセラレータがはやっておりましたね。286マシンを486相当にするとかしないとか。でもそうこうしているうちに自作PCの時代に入り、マザーボードごと交換すればいいやという時代へと突入してしまいました。

私の最初に買ったPentiumは120MHzのやつなんですが、その後MMXの233MHzにいってAMDの300MHzのやつ→Celeron 300A(450MHzで動くやつ)→Pentium III 750MHz→AMD K6 1GHz ・・・という感じに2回に一回はAMDでした。今はすっかりIntelばかり。ちょっと寂しいですね。

こんにちは、四式中戦車さん。

この記事読んだ覚えがあります。リアルタイムにそのバク事件に巻き込まれたため、Pentiumも終わったかななんて感じてた頃がありました。

それがバグを克服し、75MHzのが出たあたりから急に買いやすいCPUとなって、気が付けばすっかりPentiumのとりこでした。

このころはIntelの敵が多い時代でしたね。今はAMDくらいになりましたが・・・といってると今度はARMという別のCPUと張り合わなくてはいけない時代になっておりますけど。

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