« 廉価版iPhoneは4インチディスプレイ搭載、薄型プラスチック筐体か!? | トップページ | Nexus 7並の性能を持つ激安7インチタブレット »

2013年3月17日 (日)

iPad上のタッチ操作で”Windowsストアアプリ”が開発できるサイト”TouchDevelop”

なんと、iPad上でかなり本格的なアプリ開発が出来る環境がありました。

しかも無料です。

iPad上でアプリ開発は、どこまでできるのか(1):タッチでHTML5アプリが作れるTouchDevelop超入門 - @IT

Microsoft Researchというところが提供しているTouchDevelopというサービスを使うと、iPad上でプログラミングが可能になります。

この動画からも、ほとんどタッチ操作で作ってることがわかります。

このTouchDevelop、元々はWindows Phone用アプリを作るためのWP用アプリだったようです。これをWeb上で作れるようにしたようで。

このため、完成したアプリはWindowsストアアプリとして登録が可能(アプリを公開するには年4,900円が必要)とのこと。

このサイト内で実行すればiPad上ではHTML5アプリとして動作します。

ちょっとiPad用アプリを作るという感じではありませんが、一応iPadでも動作するものが作れます。

Web上で作っているため、他の端末にいってもログインしなおせばまた続きが作れます。いわばクラウドなアプリ開発環境

このサービスが使える環境は以下の通り。

・Windows PCのInternet Exploler 10以上または最新版のGoogle Chrome、FireFox

・Microsoft Surface RTなどのWindows RT端末のIE

・Macの最新版のSafari、Chrome、FireFox

・iPhone 4以降、iPad 2以降(iPad miniを含む)上のSafari

・Androidスマートフォン、タブレット上の最新版のChrome

・・・つまりいまどきのほとんどの端末で作れるってことのようです。

本気で作るときはPC上で、寝ころがって作るならiPad、通勤電車の中ならiPhone、仕事中はこっそり会社のPCでなど、隙間時間を使ってアプリ開発が出来ちゃうという、なんともすばらしい環境ですね。

20130315_21_56_05

TouchDevelopにアクセスするとこんな画面に。

Microsoft、Facebook、GoogleのいずれかのIDでログイン可能。

20130315_21_57_14

最初に説明が表示されますが、その中でテトリスやマンデルブロのフラクタル図形描画なんかが出てます。

本当にこんなガチなアプリが作れるのか?

ただし出来るアプリはあくまでもWindowsストアアプリのようです。そりゃ作ってるのがMS系の会社ですからね。

iPadでWindowsアプリを作るというのも変な気がしますが、あまり細かいことは気にせず進めます。

20130315_21_57_37

ログイン後の画面。まるでWindows 8のようです。

このTouchDevelop、タッチ操作メインでアプリが作れるというもの。アメリカでは教育目的に使われてるほどのものだとか。

サンプルコードも充実しているようで、

”Create Script”をタップ(クリック)します。

20130315_21_58_52

コードは独特なスクリプト言語のようですが、サブルーチンの構成はExcelのマクロやVisual Studioなどでコードを組んだことのある人ならなんとかわかりそうです。

20130315_22_04_12

例として、”EeePCの軌跡”という文字を表示させてみます。

コードを記述したいところで”+”マークをタップ(クリック)。

画面下にあるたくさんのボタンの中で、左端にある”abc”というボタンを押すと、文字入力の枠が出てきます。それをタップすると上のような入力画面に。

とりあえず”EeePCの軌跡”と記述。

20130315_22_04_46

終わったらキーボードを閉じ、画面上のボタンの中から”post to wall”というボタンをタップします。

20130315_22_05_39

すると、”EeePCの軌跡”→post to wall というスクリプトが出来ます。

なんとも独特な表現ですが、これが”EeePCの軌跡と表示しろ”という意味のコードになります。

再生ボタン(RUN)をタップすると、実行されます。

20130315_22_05_34

という感じに、私でもあっさりとプログラムが組めました。

もちろんDo~loopもあり、Ifなどの条件文もあり、プログラムの基本的なものはほぼすべて兼ね備えてるようです。

まだ確認してませんが、サンプルやチュートリアルも充実している模様。

また上のリンク先記事ではアプリ出店までの流れを連載してくれるようです。

この手のアプリなら一般的なButtonやTextBoxといったUIの作成についても掲載していくそうです。楽しみですね。

このままWindowsストアアプリを開発するのもよし、なんとなくプログラムの勉強をするもよし、自前のプログラムを眺めてにやにやしてるのもよし、楽しみ方使い方いろいろです。

iPadで作ったコードをメインPCのFirefox上で修正・実行することもやってみましたが、もちろん可能でした。いやあクラウドですね。

このTouchDevelop、かなりMS社の(いやMS Reserch社の?)本気度を感じます。

Visual Studioがそうですが、かなり良質な開発環境を提供してくれてますからね。

私自身アプリ開発を断念しかけましたが、ちょっとこいつでがんばってみようかな?

ただしiOSでもAndroidでもなく、Windowsアプリになっちゃいますが。

でも万が一すげえアプリが出来ちゃったらマジでWindowsストアアプリとして登録してみようかしらん。夢は膨らみます。

その前にWindowsストアアプリが使える環境(つまりWindows 8)を手に入れないといけませんが・・・

Windows8対応〔基本 実用〕Windowsストアアプリ開発入門

« 廉価版iPhoneは4インチディスプレイ搭載、薄型プラスチック筐体か!? | トップページ | Nexus 7並の性能を持つ激安7インチタブレット »

モバイル系」カテゴリの記事

パソコン系」カテゴリの記事

Windows Phone」カテゴリの記事

iPad」カテゴリの記事

Android」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« 廉価版iPhoneは4インチディスプレイ搭載、薄型プラスチック筐体か!? | トップページ | Nexus 7並の性能を持つ激安7インチタブレット »

無料ブログはココログ

スポンサード リンク

ブログ村