3Dプリンタで作った銃の試し打ち動画
銃全部を3Dプリンタで作ったわけではありませんが、銃の心臓部と言えるロアレシーバーという部分を作成、試し打ちしている動画です。
GIGAZINE:3Dプリンタで作った銃が600発以上の連射に耐えることをムービーで証明
DNA:3Dプリンタ製AR-15ライフルのロアレシーバー、Defence Distributedが新型を開発
600発打ってもまだ使用可能。なかなかの耐久性のようです。
最終的には銃全部を3Dプリンタで作れるようにするそうですが、比較的銃の入手に寛容なアメリカでわざわざリスクの高い銃の自作なんてするんでしょうか?と思わずにはいられませんが、そこは政府への不信感などの理由で銃の所持を知られたくない人がいるという事情もあるようです。
3Dプリンタなら何でもいいわけではなく、2種類のプリンタで作ったようですが、一方は割れてしまったようです。
このブログはコンピュータの活用法の紹介を中心にすえてるつもりなんですが、ちょっと今回のはそら恐ろしい活用法です。
3Dプリンタでもそれなりの強度のあるものを作れるようになったという証明ではあるんですけど、同時に兵器が手軽に量産できる時代に突入したということでもあるわけです。
ここ日本では弾の入手が困難なので、銃が作れてもそれだけでは脅威とはなりえませんが、紛争地帯などではいろいろやばいことに使われてしまいそうです。怖い時代になりましたね…
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コメント
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すでに解析された設計データがネット上に出回っているそうです
実戦では、冷却能力などの信頼性や防爆性に優れた扱いやすさ、砂塵・泥濘といった悪条件での対応能力、互換性の高さや入手性の良さといった数々クリアしなければいけない条件があるので、そう簡単に中国製の激安コピー兵器に取って代わるとは思えませんが、個人レベルで見れば厄介なのは確かですね(本家カラシニコフを製造していたIzhmash社が経営破たんしたのも、劣悪コピー品が出回ったのが原因とされています)
投稿: テクニカルも立派な兵器 | 2013年3月 9日 (土) 15時54分
こんにちは、テクニカルも立派な兵器さん。
中国製のAK-47はかなり優秀だと聞いたことがありますね。値段の割りに頑丈だとか。世界であれだけ紛争が起こるのも、この兵器のコピーが出回ったことが大きいようですし。
3Dプリンタで車を作るなんて話もあるくらいですから(エンジンは無理だそうです)、こういうやばいものも開発されちゃうんでしょうね。近々個人でも入手可能な3Dプリンタが発売されそうな勢いですが、こういう用途に使う人が増えないことを願うばかりです。
投稿: arkouji | 2013年3月 9日 (土) 17時59分